札幌市教育文化会館
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札幌市教育文化会館 Sapporo Education and Culture Hall | |
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情報 | |
通称 | 教文 |
正式名称 | 札幌市教育文化会館 |
開館 | 1977年7月15日 |
客席数 |
大ホール:1,100席 小ホール:360席 |
延床面積 | 16,372.06m² |
用途 | 演劇、日本舞踊、バレエ、オペラ、コンサート、落語など |
運営 | 札幌市芸術文化財団(指定管理者) |
所在地 |
〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西13丁目 |
位置 | 北緯43度03分35秒 東経141度20分13秒 / 北緯43.05972度 東経141.33694度座標: 北緯43度03分35秒 東経141度20分13秒 / 北緯43.05972度 東経141.33694度 |
最寄駅 |
札幌市営地下鉄東西線「「西11丁目駅」下車徒歩5分 札幌市電「西15丁目停留場」下車徒歩10分 |
最寄バス停 | JR北海道バス・北海道中央バス「北1条西12丁目停留所」下車徒歩1分 |
外部リンク | 札幌市教育文化会館 |
札幌市教育文化会館(さっぽろしきょういくぶんかかいかん)は、札幌市中央区にある文化施設。「優良ホール100選」選定。
概要
[編集]札幌市民会館のみで対応しきれない芸術・文化グループの活動や教員などの研修に対応した施設として旧札幌地方裁判所跡地を建設地として1972年から計画に着手[1]。
設計は田上義也[2]。札幌市における文化芸術、教育活動の拠点になっており[3]、音楽、舞踊、演劇などの制作・発表の場、各種会議や研修会などに利用されているほか、自主事業や芸術活動の育成・支援事業なども行っている[3]。
改修のため2023年(令和5年)1月から休館していたが、座席の更新やバリアフリー化を行い、2024年(令和6年)10月1日にリニューアルオープンした[4]。
沿革
[編集]- 1971年(昭和46年):札幌市長期総合計画にて建設計画を策定[5]。
- 1972年(昭和47年):札幌市教育文化会館建設調査委員会発足[1]。
- 1973年(昭和48年):基本設計決定[6]。
- 1975年(昭和50年)7月28日:着工[7][6]。
- 1977年(昭和52年)7月15日:第一期工事完成、小ホールや会議室などを開業[8]。
- 1978年(昭和53年):第2期工事着工[9]。
- 1980年(昭和55年)10月1日:第2期施設竣工、大ホール開業[9][3][10][11]。
- 1981年(昭和56年):『第6回北海道建築賞』受賞[12]。
- 1994年(平成 6年):デジタル音響システム導入[13]。
- 2003年(平成15年):改修工事完了[14]。
- 2010年(平成22年):公式キャラクター「教文大使 コネ・クート」誕生[15]。
- 2011年(平成23年):仮設能舞台などを整備[3]。
施設
[編集]大ホール
- 舞台(プロセニアム形式)
- 仮説本花道
- 脇花道
- オーケストラピット
- 大迫り
- 小迫り/三分割
- 映写設備
- 楽屋7室
- 控室
- チェックブース
- 主催者事務室
小ホール
- 舞台(プロセニアム形式)
- 楽屋3室
- 脇花道
- 映写設備
リハーサル室・練習室
- リハーサル室A
- リハーサル室B
- 練習室A
- 練習室B
研修室・ギャラリー
- 研修室(301〜305)
- 研修室(401〜403)
- 講堂
- ギャラリー
その他
- レストラン「ヴィスタ」
- 事務室
アクセス
[編集]大通沿い、札幌市資料館向かいに位置している。
- ジェイ・アール北海道バス札樽線、北海道中央バス札樽線「北1条西12丁目」バス停から徒歩約1分
- 札幌市営地下鉄東西線西11丁目駅から徒歩約5分
- 札幌市電西15丁目停留場から徒歩約10分
脚注
[編集]- ^ a b 札幌市教育文化会館実現へ踏み出す 調査委スタート七月初めメドに青写真- 北海道新聞1972年5月14日朝刊札幌市内版13面
- ^ “札幌市教育文化会館”. 札幌市観光サイト ようこそSAPPORO. 2017年4月5日閲覧。
- ^ a b c d “平成28年度さっぽろの文化行政(分割版3)” (PDF). 札幌市. pp. 28-37. 2017年4月5日閲覧。
- ^ “札幌市教育文化会館、改修終え1日再開 大ホール1100席更新やバリアフリー化”. 北海道新聞. 2024年9月30日閲覧。
- ^ 骨格表す教育文化会館年内には外観完成 -北海道新聞1976年4月21日朝刊札幌市内版14面
- ^ a b 札幌市教育文化会館計画に取り組んでいる芳賀純一さん - 北海道新聞1975年7月29日朝刊札幌市内版14面
- ^ 変容する大通り西端地区札幌 - 北海道新聞1976年12月17日夕刊札幌市民版
- ^ 記念に文楽人形展教育文化会館オープン札幌 - 北海道新聞1977年7月15日夕刊
- ^ a b 三番叟で祝う札幌市教育文化会館にぎやかに完成式 - 北海道新聞1980年10月1日夕刊12面
- ^ “札幌市教育文化会館大ホール来月オープン”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1980年9月4日). 2017年4月6日閲覧。
- ^ “こだま”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1980年9月5日). 2017年4月6日閲覧。
- ^ “「北海道建築賞」「北海道建築奨励賞」受賞者・作品一覧”. 日本建築学会北海道支部. 2017年4月6日閲覧。
- ^ “札幌市教育文化会館*デジタル音響を導入*国内初*消える微細な雑音”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1994年1月7日). 2017年4月6日閲覧。
- ^ “改装 利用しやすく*設備一新 響き増す*札幌市教育文化会館”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2003年5月2日). 2017年4月6日閲覧。
- ^ “教文大使 コネ・クートくんからのメッセージ”. 札幌市教育文化会館. 2017年4月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 札幌市教育文化会館
- 教文演劇フェスティバル (@en_fes) - X(旧Twitter)