橋本政宣
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橋本 政宣(はしもと まさのぶ、1943年〈昭和18年〉2月20日[1] - )は、日本の歴史学者・神職。東京大学名誉教授、鯖江舟津神社宮司、神社史料研究会代表。近世の朝幕関係、神道史を専門とする。
来歴
[編集]福井県鯖江市生まれ。代々舟津神社の神主を務める一族[2]。1965年國學院大學文学部史学科卒業、1969年同大学院博士課程中退、東京大学史料編纂所に入り、のち教授を務め、2003年「近世公家社会の研究」で、國學院大学より博士(歴史学)の学位を取得。2003年東京大学を定年退官。
著書
[編集]- 近世公家社会の研究 吉川弘文館 2002.12
共編著
[編集]- 『寛永諸家系図伝 第15』 斎木一馬、林亮勝共編 続群書類従完成会 1994.2
- 『神主と神人の社会史』 山本信吉共編 思文閣出版 1998.6(神社史料研究会叢書)
- 『橘曙覧全歌集』 水島直文と編注 岩波文庫 1999.7
- 『近世武家官位の研究』 続群書類従完成会 1999.2
- 『史料纂集 古文書編 35言継卿記紙背文書 第2』 尾上陽介、末柄豊と校訂 続群書類従完成会 2003
- 『神道史大辞典』 薗田稔共編 吉川弘文館 2004.7
- 『社家文事の地域史』 棚町知彌共編 思文閣出版 2005.11(神社史料研究会叢書)
- 『公家事典』 吉川弘文館、2010
- 『後陽成天皇』宮帯出版社、2024