橿原市
かしはらし 橿原市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 奈良県 | ||||
市町村コード | 29205-2 | ||||
法人番号 | 3000020292052 | ||||
面積 |
39.56km2 | ||||
総人口 |
118,265人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 2,990人/km2 | ||||
隣接自治体 | 御所市、桜井市、大和高田市、北葛城郡広陵町、磯城郡田原本町、高市郡明日香村、高取町 | ||||
市の木 | 樫 | ||||
市の花 | くちなし | ||||
市の色 | 白色 ・緑色・茶褐色 | ||||
橿原市役所 | |||||
市長 | 亀田忠彦 | ||||
所在地 |
〒634-8586 奈良県橿原市八木町一丁目1番18号 北緯34度30分34秒 東経135度47分33秒 / 北緯34.5094度 東経135.7925度座標: 北緯34度30分34秒 東経135度47分33秒 / 北緯34.5094度 東経135.7925度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
橿原市(かしはらし)は、奈良県中部の市。総人口約120,000人と奈良市に次ぐ県下第二の都市でもある。
市名は九州地方宮崎県から渡ってきた神武天皇が磐余(いわれ)の地において磯城の首長の兄磯城(えしき)を破り、饒速日命も天津瑞を献じて仕えることとなり、神武天皇即位紀元辛酉の年の春正月の庚辰の朔日に畝傍山東南「橿原の宮」に即位し建国したという伝承に由来する。市章(シンボルマーク)の金鵄は、神武天皇の弓弭(ゆはず・弓の端)に止まって光り輝き、長髄彦の兵を追い払った鳶から意匠された[1]。
地理
地形
奈良盆地の南部に位置し、市域のほとんどは平坦地であるが、畝傍山・天香具山・耳成山の大和三山が優美な姿を見せる。
-
天香久山
-
畝傍山
-
耳成山
隣接する自治体
気候
夏は暑く冬は寒い、また雨が少ない盆地特有の内陸性の気候である。
歴史
- 神武東征の際、大和には多くの国津神がいて、神武天皇に抵抗したが、片居(かたい)または片立(かたたち)で破り、大軍が満(いわ)みていたので、改めて磐余(いわれ)と名付けた。また、古代の大和国高市郡遊部(あそべ)郷・久米(くめ)郷・雲梯(うなて)郷、十市郡神戸(かむと)郷の地であり、大和三山(畝傍山・耳成山・天香久山)は、古来から神聖な山として畏れ敬われてきた。大化の改新前代に置かれていた宮廷直轄領である六御県(むつのみあがた)は、倭六県(やまとのむつのあがた)ともいい、天皇に献上するための蔬菜を栽培する菜園の霊を祀り、添(そふ)・山辺(やまのべ)・磯城(しき)・十市(といち)・高市(たけち)・葛城(かつらぎ)の6つの県(あがた)は、特別視された。市内には、2つの御県神社が存在している。天香山神社・国常立神社・高龗神社・天岩戸神社・畝尾都多本神社・畝尾坐健土安神社・高市御縣神社・十市御縣坐神社・久米御縣神社・河俣神社(高市御縣坐鴨事代主神社)・畝火山口坐神社・天太玉命神社・宗我坐宗我都比古神社など数多くの名神大社や延喜式内社が鎮座する。
- 飛鳥時代には、「八木村付曽武橋当世八木村に俗にそむぼう乃橋というあり。聖徳太子斑鳩の宮より筋違道(太子道)を経て、曽武々の橋をわたり、八木の里を過ぎて、橘の宮に通い給いしなり」(玉林抄)とあり、聖徳太子は舎人調使麻呂と愛馬「甲斐の黒駒」を伴って曽武(蘇武)井で休憩されたと伝えられている。
- 694年に日本最初の都城である藤原京が造営され、都が平城京に移転するまで16年存続した。
- 戦国時代には今井町が一向宗の布教拠点として環濠城塞都市化し、織田信長軍と闘ったが武装解除されたものの検断権を許されて自治都市として発展し、『海の堺・陸の今井』と称された。
- 幕末から神武天皇建国の地として注目され、畝傍陵が造営され、また明治期には官幣大社・橿原神宮も創建された。
- 高度経済成長期には大阪市や京都市、奈良市などのベッドタウンとして人口流入が続いた。
沿革
- 1956年(昭和31年)2月11日 - 高市郡八木町・今井町・畝傍町・真菅村・鴨公村・磯城郡耳成村が合併して発足。
- 1956年(昭和31年)7月3日 - 高市郡金橋村・新沢村を編入。
- 1956年(昭和31年)9月16日 - 市章を制定[2]。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 桜井市の一部(大字池尻・南山・戒外・南浦・木之本・下八釣・膳夫・出合・出垣内)を編入。
- 1957年(昭和32年)7月1日 - 大和高田市の一部(大字箸喰)、磯城郡田原本町の一部(大字飯高・大垣・豊田・新口・西新堂)を編入。
- 1976年(昭和51年)10月1日 - 市旗を制定[3]。
市域の変遷
明治22年 | 明治29年 | 昭和3年 | 昭和31年 | 現在 |
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奈良県 | ||||
高市郡 | 橿原市 | |||
八木町 | ||||
今井町 | ||||
白橿村 | 畝傍町 | |||
鴨公村 | ||||
真菅村 | ||||
金橋村 | ||||
新沢村 | ||||
十市郡 | 磯城郡 | |||
耳成村 |
姉妹都市・友好都市
国内
海外
行政
歴代市長
特記なき場合「橿原市市勢要覧 資料編 2009」による[4]。
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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1 | 好川三郎 | 1956年(昭和31年)3月30日 | 1972年(昭和47年)3月1日 | |
2 | 森義己 | 1972年(昭和47年)3月26日 | 1975年(昭和50年)3月3日 | |
3 | 三浦太郎 | 1975年(昭和50年)4月27日 | 1992年(平成4年)12月1日 | |
4 | 岡橋四郎 | 1992年(平成4年)12月27日 | 1995年(平成7年)10月16日 | |
5 | 安曽田豊 | 1995年(平成7年)11月12日 | 2007年(平成19年)11月11日 | |
6 | 森下豊 | 2007年(平成19年)11月12日 | 2019年(令和元年)11月11日[5] | |
7 | 亀田忠彦 | 2019年(令和元年)11月12日[6] | 現職 |
市庁舎
1961年(昭和36年)建築の市役所本庁舎は老朽化や耐震性の問題があったため、現地での建て替えが検討されたが、地盤改良などの事業費増により2021年(令和3年)に白紙となった[7]。その後、かしはら万葉ホールへの庁舎移転の条例案が市議会に提出されたが、利便性の低下などの懸念が出て否決された[7]。
一方、老朽化した庁舎について、2023年(令和5年)6月の市議会で解体工事に関する議決が行われ、本館、西棟、西館の解体が決定した(2024年2月に解体工事に着手)[7]。これにより市長室は東棟、市議会議場はかしはら万葉ホール、その他の部署も北館やリサイクル館かしはらなどに一時移転した[7]。
橿原市では庁舎機能と民間施設との複合型施設の建設を検討している[7]。
行政機関
消防
- 奈良県広域消防組合消防本部(慈明寺町)(消防広域化前は中和広域消防組合)
- (消防本部内)橿原消防署(慈明寺町)
- 橿原消防署北出張所(豊田町)
- 橿原消防署東出張所(小房町)
- 橿原市消防団(東竹田町)(かしはら安心パーク内に団本部が入居)
国・県の機関
国の機関
- 内閣府 宮内庁書陵部畝傍陵墓監区事務所(大久保町)
- 法務省 奈良地方法務局橿原出張所(八木町)
- 農林水産省 近畿農政局橿原統計情報センター(城殿町)
- 近畿農政局奈良農政事務所地域課(城殿町)
- 近畿農政局大和平野農地防災事業所(見瀬町)
- 国土交通省 近畿地方整備局奈良国道事務所橿原維持出張所(雲梯町)
- 防衛省 自衛隊奈良地方協力本部橿原地域事務所(内膳町)
県の機関
- 奈良県橿原総合庁舎(常盤町、旧・奈良県立耳成高等学校校舎)
- (総務部知事公室)美しい南部東部振興課、奥大和地域活力推進課
- (総務部)中南和県税事務所
- (福祉医療部)中和保健所、中和保健所動物愛護センター、中和福祉事務所
- (食農部)中部農林振興事務所
- (県土マネジメント部)奈良県中和土木事務所
- 橿原動物指導管理事務所(慈明寺町)
- 県立橿原公苑(畝傍町)
- 県立橿原考古学研究所、同付属博物館(畝傍町)
- 県立橿原文化会館(北八木町)
- 県立高等学校総合寄宿舎畝傍寮(御坊町)
- 県立高等学校総合寄宿舎かぐやま寮(栄和町)
- 社会福祉総合センター(大久保町)
- 第二生活科学センター(北八木町)
- 奈良県警察本部運転免許センター(葛本町)
- 運転免許センター内 県警本部運転免許課
- 奈良県警察本部ヤング・いじめ110番(久米町)
- 奈良県警察本部交通反則通告センター庁舎(四条町)
- 通告センター庁舎内 県警本部交通機動隊橿原分駐所
- 奈良県警察本部橿原分庁舎(四条町)
- 橿原分庁舎内 県警本部機動捜査隊橿原分駐隊
- 橿原分庁舎内 県警本部鑑識課機動鑑識班室
- 橿原分庁舎内 県警本部自動車警ら隊橿原分駐所
- 橿原分庁舎内 県警本部高速道路交通警察隊橿原分駐隊
- 橿原分庁舎内 県警本部交通規制課交通管制中和サブセンター
- 奈良県警察橿原警察署(四条町)
- 奈良県水道局水道建設事務所(小房町)
- 奈良県病害虫防除所(四条町)
- 奈良県国民健康保険団体連合会(大久保町)
- 奈良県高齢者総合相談センター(大久保町)
農業技術センター(四条町)農業総合センター、農業研究開発センターと改編を経て、桜井市池之内に移転。跡地は奈良県立医科大学が移転予定
- 万葉の森管理事務所(南浦町)
議会
市議会
衆議院
- 選挙区:奈良3区 (大和高田市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、葛城市、宇陀市、宇陀郡、高市郡、吉野郡)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:355,246人
- 投票率:57.19%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 田野瀬太道 | 47 | 無所属 | 前 | 114,553票 | |
西川正克 | 63 | 日本共産党 | 新 | 34,334票 | ||
高見省次 | 61 | 無所属 | 新 | 32,669票 | ||
加藤孝 | 43 | NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で | 新 | 6,824票 |
公益法人
- 公益財団法人十市県主今西家保存会(今井町)
- 公益社団法人橿原市経済倶楽部(久米町)
- 公益社団法人まちづくり国際交流センター(四条町)
経済
本社を置く主な企業
産業
工業
商業施設
金融機関
- 橿原市に支店を置く金融機関
証券会社
- 橿原市に支店を置く証券会社
- エース証券(内膳町)
- 内藤証券(久米町)
- かつてあった証券会社
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(内膳町)→奈良支店と統合
- SBI証券(八木町)→ネット証券に特化するため有人店舗を閉鎖
農業協同組合
- 奈良県農業協同組合(JAならけん)
- 橿原・御所・高市地区統括部、金橋支店、橿原農営経済センター、金橋ローン営業センター(雲梯町)
- 新沢支店(一町)
- 真菅支店(曽我町)
- 真菅駅前支店(中曽司町)
- 耳成支店(葛本町)
- 畝傍支店(久米町)
各支店にはJAバンクATMが設置されているほか、近鉄百貨店橿原店、イオンモール橿原アルル、オークワ橿原畝傍店にもそれぞれJAバンクATMが設置されている。
日本郵政グループ
(※2014年6月現在)
- 橿原郵便局(八木町) - 集配局。
- 橿原新口(にのくち)郵便局(葛本町=くずもとちょう)
- 小槻(おうづく)郵便局(土橋町=つちはしちょう)
- 橿原曽我(そが)郵便局(曽我町)
- 橿原新賀(しんが)郵便局(新賀町)
- 耳成(みみなし)郵便局(石原田町)
- 香具山郵便局(出垣内町)
- 今井郵便局(今井町)
- 橿原四条郵便局(四条町)
- 金橋郵便局(東坊城町)
- 橿原城殿(きどの)郵便局(城殿町)
- 畝傍郵便局(久米町)
- 橿原菖蒲(しょうぶ)郵便局(菖蒲町)
- 橿原白橿(しらかし)郵便局(白橿町)
- 橿原新沢(にいざわ)郵便局(一町)
- 橿原十市(とおいち)簡易郵便局(十市町)
- 橿原中町簡易郵便局(中町)
- 上品寺(じょうぼんじ)簡易郵便局(上品寺町)
- 曲川簡易郵便局(曲川町)
- 橿原忌部(いんべ)簡易郵便局(忌部町)
- 慈明寺(じみょうじ)簡易郵便局(慈明寺町)
- 栄和簡易郵便局(栄和町)
- 橿原西池尻簡易郵便局(西池尻町)
- 見瀬簡易郵便局(見瀬町)
- 大阪支店 近鉄百貨店橿原店内出張所(八木町)(ATMのみ/ホリデーサービスも実施)
- 大阪支店 イオンモール橿原内出張所(曲川町)(ATMのみ/ホリデーサービスも実施)
- 大阪支店 デイリーカナート橿原神宮前店内出張所(栄和町)(ATMのみ/ホリデーサービスも実施)
その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、橿原・橿原白橿の各郵便局ではホリデーサービスを実施。
※橿原市全域の郵便番号は「634-00xx」「634-08xx」(いずれも橿原郵便局の集配担当)となっている。
報道機関
- テレビ局
- NHK奈良やまと路報道室(石川町)
- ケーブルテレビ局
- KCN(近鉄ケーブルネットワーク株式会社)橿原支店(上品寺町)
- KCN奈良ネットワークセンター(葛本町)
- KCN橿原営業所(久米町)
- 新聞社
地域
人口
橿原市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 橿原市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 橿原市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
橿原市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、0.68%増の125,573人であり、増減率は県内39市町村中6位。
- 2010年4月1日現在 : 125,605人
- 人口増加率(2002年→2007年) : -0.8%
医療機関
特定機能病院
一般病院
- 平尾病院
- 平成記念病院
- 平成まほろば病院
- 錦織病院
- 橿原リハビリテーション病院
- 大和橿原病院
学校教育
小学校
中学校
高校
中等教育学校
大学
専修学校
- 奈良県医師会看護専門学校
- 奈良県病院協会看護専門学校
- ル・クレエ橿原美容専門学校
- 日建学院 橿原校
各種学校
社会教育
文化施設
- 橿原市観光交流センター「かしはらナビプラザ」
- 奈良県橿原文化会館
- 奈良県立橿原考古学研究所
- 研究所付属博物館
- 奈良県立橿原公苑
- 橿原市立かしはら万葉ホール
- 万葉ホール内 市立図書館
- 万葉ホール内 市立こども科学館
- 橿原市公民館
- 婦人青少年会館
- 今井まちなみ交流センター「華甍」
- 歴史に憩う橿原市博物館(旧・千塚資料館)
- 八木札の辻交流館[10]
- おおくぼまちづくり館
- 橿原市昆虫館
- サイクリングターミナル千輪荘
- 福祉センターやわらぎの郷(1996年度オープン、2023年度末で閉館)[11]
- リサイクル館かしはら
- 奈良県医師会館
- 奈良県木材会館
- 奈良県薬業会館
- 橿原市商工経済会館
スポーツ施設
- 奈良県立橿原公苑
- 県立橿原公苑陸上競技場
- 県立橿原公苑野球場(佐藤薬品スタジアム)
- 県立橿原公苑第1、第2体育館
- 県立橿原公苑庭球場
- 県立橿原公苑柔剣道場
- 県立橿原公苑弓道場
- 橿原市立橿原運動公園
- 市立橿原運動公園内橿原市総合プール
- 市立橿原運動公園内硬式野球場
- 市立橿原運動公園内軟式野球場
- 市立橿原運動公園内ソフトボール場
- 市立橿原運動公園内多目的グラウンド
- 市立橿原運動公園内庭球場
- 橿原市立曽我川緑地体育館
- 市立曽我川緑地体育館併設庭球場
- 市立曽我川緑地体育館併設多目的広場
- 橿原市立中央体育館
- 公園シルクの社
- 橿原市立香久山体育館
- 橿原市立万葉の丘スポーツセンター
- スポーツセンター内庭球場
- スポーツセンター内アーチェリー・弓道(遠的)場
- スポーツセンター内パターゴルフ場
職業訓練
公共職業能力開発施設
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構奈良支部奈良職業能力開発促進センター(愛称:ポリテクセンター奈良)
独立行政法人事務所
- 独立行政法人都市再生機構西日本支社橿原団地管理事務所
交通
鉄道
- 中心となる駅:畝傍駅 JTB時刻表による(市役所の最寄駅)。 ただし、乗車人員は大和八木駅の方が多い。
バス
道路
名所・旧跡・祭事・催事
名所・旧跡
橿原市・桜井市・明日香村にある史跡を「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストに掲載している。橿原市にある史跡では、藤原京跡・本薬師寺・見瀬丸山古墳・大和三山などがリストに含まれている。
天皇陵
神社
- 天香山神社
- 国常立神社
- 高龗神社
- 天岩戸神社
- 畝尾都多本神社
- 畝尾坐健土安神社
- 橿原神宮
- 天太玉命神社
- 宗我坐宗我都比古神社
- 畝火山口神社
- 耳成山口神社
- 入鹿神社
- 久米御縣神社
- 十市御縣坐神社
- 高市御縣神社
- 人麿神社
- 河俣神社(高市御縣坐鴨事代主神社)
寺院
- 久米寺
- おふさ観音 - 高野山真言宗別格本山観音寺。厄除け、大和ぼけ封じ霊場会、大和七福八宝の会、大和十三仏霊場会札所。イングリッシュローズの名所で、花まんだらと称している。
- 称念寺(今井御坊) - 大和五ヶ所御坊の1つ。
- 信光寺(畝火御坊) - 大和五ヶ所御坊の1つ。
- 法然寺
- 国分寺
- 本薬師寺跡
古墳・遺跡
その他
- 今井町 - 戦国時代からの寺内町の町並みが残ることで知られる。国の重要文化財9件12棟、県文化財3件11棟、市文化財4件4棟が指定され、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。2011年5月13日発行のミシュラン・グリーンガイド・ジャポンフランス語改訂版第2版において星一つの評価を受ける。
- 大和三山 - 畝傍山・耳成山・天香久山の三山を指す。2005年(平成17年)7月14日、国の名勝に指定された。
レジャー
- 奈良県立橿原公苑
- ツインゲート橿原
- 橿原市営プール
- 橿原温泉やわらぎの郷
- あすかロードユースホステル
- 橿原シネマアーク
- イオンモール橿原
- TOHOシネマ
行事
- 春の神武祭
- 愛宕祭
- かしはら商工まつり まほろばフェスタ
- ムーンライトIN藤原京
- 橿原夢の森フェスティバル
- 今井町並み散歩
- ロマントピア藤原京'95 - 1995年(平成7年)3月29日から5月21日に開催された。
著名な出身者
- 十市遠康(南朝の武家・世阿弥庇護者)
- 十市遠忠(戦国武将・歌人)
- 多門院英俊(僧侶)
- 今井宗久(茶人)
- 十合伊兵衛(そごう百貨店創業者)
- 西川善文(元三井住友銀行頭取・特別顧問、日本郵政初代社長)
- 辻本憲三(実業家・カプコン創業者)
- 鹿賀ミツル(漫画家)
- 吉田一将(元オリックス・バファローズ)
- 三浦大輔(横浜DeNAベイスターズ監督)
- 関本賢太郎(元阪神タイガース)
- 中村泰広(元阪神タイガース)
- 久保康友(元横浜DeNAベイスターズ)
- 加治前竜一(元読売ジャイアンツ)
- 野口智哉(オリックス・バファローズ)
- 石井智(元アマチュア野球選手)
- 阪本一仁(プロサッカー選手)
- 平岡翼(プロサッカー選手、栃木SC)
- 高橋礼華(バドミントン選手)
- 高橋沙也加(バドミントン選手)
- 谷口徹(プロゴルファー)
- 高井俊彦(漫才コンビ「ランディーズ」)
- 安田善紀(漫才コンビ「りあるキッズ」)
- 中岡創一(お笑いコンビ「ロッチ」)
- 田津原理音(お笑い芸人)
- 松井絵里奈(タレント・グラビアアイドル)
- 松井ありさ(タレント・モデル)
- 三浦剛(俳優)
- 福本愛菜(タレント、元NMB48)
- しより(お笑いコンビ「シュークリーム」・アイドルユニットつぼみのメンバー)
- 三浦愛(レーシングドライバー)
- 新口絢子(NHK奈良放送局の契約キャスター)
- 吉水快聞(彫刻家)
- 尾上縫(元投資家)
- 小堀倭加(競泳選手、2020年東京オリンピック日本代表)
- 高安奈緒子(気象予報士、元ウェザーニュースLiVE気象キャスター)
- 琴裕将由拡 (大相撲力士、佐渡ヶ嶽部屋)
- 松元洋一(陶芸家)
脚注
- ^ “記紀と「橿原(かしはら)」|橿原市公式ホームページ”. www.city.kashihara.nara.jp. 2024年4月16日閲覧。
- ^ 『図典 日本の市町村章』p164
- ^ 橿原市旗
- ^ “橿原市市勢要覧 資料編 2009”. 橿原市. 2021年3月7日閲覧。
- ^ “亀田県議が出馬へ - 前回しこりで擁立/橿原市長選”. 奈良新聞. (2019年8月28日) 2019年8月28日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “橿原市長選 亀田氏が初当選|NHK 関西のニュース”. NHK NEWS WEB. 2019年10月27日閲覧。
- ^ a b c d e “市役所解体いよいよ 各部署の引っ越し完了 市長室も移転 - 奈良県橿原市”. 奈良新聞. 2024年2月15日閲覧。
- ^ “のぞいて小さな“海” - イオンモール橿原に水族館”. 奈良新聞 (奈良新聞本社). 2013年6月13日)
- ^ “ダイヤモンドシティ、近畿圏最大規模郊外型SC「アルル」、橿原市にオープン”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2004年3月5日)
- ^ 八木札の辻交流館(2018年5月22日閲覧)。
- ^ 橿原「やわらぎの郷」本年度末に閉館 7月25、28日に説明会 奈良新聞 2023年7月20日
- ^ a b “八木新宮線”. 奈良交通. 2021年2月7日閲覧。
- ^ 須田浩司 (2018年2月10日). “長距離一般路線バス、トップ3は? どれも「乗り応え」抜群!知られざるロングランバスも”. 乗りものニュース 2021年1月7日閲覧。
参考文献
- 『図典 日本の市町村章』小学館、2007年。ISBN 978-4-09-526311-3。
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 橿原市観光協会
- 橿原市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ