池上昌和
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池上昌和 | |
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第59回福島記念表彰式(2023年11月12日) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都[1] |
生年月日 | 1974年10月6日(50歳) |
所属団体 | 日本中央競馬会 |
初免許年 | 2015年[1] |
経歴 | |
所属 |
池上昌弘/厩務員・調教助手(2000.10 - 開業) 美浦T.C(開業 - )[1] |
池上 昌和(いけがみ まさかず、1974年10月6日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・美浦トレーニングセンターの調教師。
東京都世田谷区出身。JRAの騎手、調教師だった池上昌弘は実父[2]。大叔父に保田隆芳、伯父に隆芳の実子である保田一隆。再従兄弟に声優の河合紗希子がいる。
来歴
[編集]父と同じ世田谷区で生まれたが、父がJRA騎手として活躍していた事を高校生になるまで知らず、競馬とは関わりのない環境で母の下で育った[2]。高校卒業後、早稲田大学理工学部へ進学[3]。大学で初めて乗馬クラブに行き、馬と接するようになり競馬の世界に興味を持つようになる[2]。
1997年に大学を卒業し、卒業式の3日後にイギリスへ渡りケンブリッジの語学学校へ入学する[3][2]。イギリスではニューマーケット近郊の育成厩舎で働き、その後アメリカにも渡ってニール・ドライスデール厩舎で研鑽を積む。海外で3年間競馬の勉強をした後に帰国し、社台ファームで働く。
2000年4月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する[1][2]。同年10月から厩務員として父昌弘の厩舎に所属し、2003年5月から調教助手に転向した[1]。
2015年にJRA調教師免許試験に合格し、同年3月から美浦トレセンで厩舎を開業した[1]。2022年3月5日に中山10Rで勝利し、JRA通算100勝を達成[4]。
2023年11月12日に行われた福島記念でホウオウエミーズが勝利し開業9年目で重賞初制覇となった[5]。
調教師成績
[編集]概要
[編集]日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 2015年3月7日 | 2回中山3日4R | 3歳新馬 | イントゥイシオン | 16頭 | 6 | 8着 |
初勝利 | 20215年5月2日 | 2回東京3日7R | 4歳以上500万下 | インスタイル | 16頭 | 2 | 1着 |
重賞初出走 | 2015年12月5日 | 5回中山1日11R | ステイヤーズステークス | カムフィー | 16頭 | 7 | 2着 |
重賞初勝利 | 2023年11月12日 | 3回福島4日11R | 福島記念 | ホウオウエミーズ | 16頭 | 3 | 1着 |
G1初出走 | 2016年10月30日 | 4回東京9日11R | 天皇賞(秋) | カムフィー | 15頭 | 15 | 13着 |
主な管理馬
[編集]- ホウオウエミーズ(2023年福島記念)
主な厩舎スタッフ
[編集]- 上原佑紀(現・調教師)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 調教師名鑑. JRA. 2023年11月12日閲覧
- ^ a b c d e “異色の二世、池上昌和調教師誕生!”. netkeiba. 2023年11月12日閲覧。
- ^ a b “レースで勝つための試行錯誤”. 早稲田大学 校友会. 2023年11月12日閲覧。
- ^ “池上昌和調教師がJRA通算100勝 「今後も真摯に向き合う」”. スポーツ報知. 2023年11月12日閲覧。
- ^ “ホウオウエミーズ挑戦11度目で待望の重賞V ダンディズムとの激しい追い比べ制す/福島記念”. 日刊スポーツ. 2023年11月12日閲覧。