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浦本駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
浦本駅
駅舎(2017年7月)
うらもと
Uramoto
梶屋敷 (3.5 km)
(5.1 km) 能生
地図
新潟県糸魚川市大字間脇字砂田830[1]
北緯37度4分26.00秒 東経137度56分21.21秒 / 北緯37.0738889度 東経137.9392250度 / 37.0738889; 137.9392250座標: 北緯37度4分26.00秒 東経137度56分21.21秒 / 北緯37.0738889度 東経137.9392250度 / 37.0738889; 137.9392250
所属事業者 えちごトキめき鉄道
所属路線 日本海ひすいライン
キロ程 28.3 km(市振起点)
から37.7 km
米原から322.8 km
電報略号 ウモ[2]
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
11人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1950年昭和25年)1月28日[2]
備考 無人駅[2]
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浦本駅(うらもとえき)は、新潟県糸魚川市大字間脇字砂田にある、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインである[2]

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線をもつ[2]高架駅である。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。高架駅ではあるが築堤の上にホームはありその下にある駅舎から見ると高い位置である[2]。ホームとの行き来は、下りホームについては改札を入ったところから階段とスロープが延びているほか、上りホームについては改札を入って左手に小さな道がありその道が線路の下を通ったのちスロープでホームにつながっている[2]。ホームはいずれも高い位置にあるため、海から少し離れているにもかかわらず海が見える。

JR西日本時代は糸魚川地域鉄道部管理の無人駅であり、えちごトキめき鉄道への移管後も引き続き無人駅となっている[11]駅舎は古くからの木造平屋建てで、内部には駅事務室や待合所が設置されており、後者には作りつけの椅子が設置されている。出札口や改札も設けられているが1970年から無人駅であるためカーテンで閉じられている。

そのほか、上りホームには独立した待合所が一棟設けられている。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 日本海ひすいライン 下り 直江津方面
反対側 上り 糸魚川方面
  • 案内上ののりば番号は設定されていない(のりば番号標はなく、駅掲示時刻表にも番号の記載はない)。
  • 列車接近表示器から流れるメロディーは、下り線のりばが「アニーローリー」、上り線のりばが「村の鍛冶屋」(いずれもMI­DI音源タイプ)である。

利用状況

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近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[12][13]

年度 1日平均
乗車人員
2004年 16
2005年 18
2006年 21
2007年 19
2008年 16
2009年 13
2010年 7
2011年 5
2012年 6
2013年 10
2014年 10
2015年 9[14]
2016年 12[15]
2017年 11[16]
2018年 7[17]
2019年 8[18]
2020年 8[19]
2021年 9[20]
2022年 8[21]
2023年 11[22]

駅周辺

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この駅は海岸沿いを走る国道8号から小さな路地に少し入り込んだ場所にあるが、それでも海岸までの距離は100メートル足らずである。駅から国道までの道沿いにも人家があるほか、海岸に出ると国道沿いにも小さな集落が広がる。糸魚川バスの「浦本駅前」停留所も駅前の国道沿いに設置されている。

国道に出て横断歩道を渡ると新潟県道542号上越糸魚川自転車道線(通称「久比岐自転車歩行者道」)の出入口がある[2]。これは1969年に電化・複線化に伴って廃止された北陸本線の旧線跡を利用した自転車歩行者道で、海岸線に沿っており散策が可能である。

国道を西側に800メートルほど行くと浦本漁港である。

隣の駅

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えちごトキめき鉄道
日本海ひすいライン
梶屋敷駅 - 浦本駅 - 能生駅

脚注

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  1. ^ 沿線ガイド(浦本駅)<日本海ひすいライン|えちごトキメキ鉄道”. えちごトキメキ鉄道. 2016年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 鉄道友の会新潟支部『新潟県鉄道全駅 増補改訂版』新潟日報事業社、2015年6月30日、248頁。ISBN 9784861326066 
  3. ^ a b 『糸魚川市史 昭和編 1』(2004年10月1日、糸魚川市発行)145頁。
  4. ^ 昭和24年12月17日読売新聞新潟版B
  5. ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)16ページ。
  6. ^ 「日本国有鉄道公示第179号」『官報』1970年4月13日。
  7. ^ 編集部「4月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第20巻第6号(通巻第238号)、電気車研究会、1970年6月1日、82頁、ISSN 0040-4047 
  8. ^ 「通報 ●北陸本線梶屋敷駅、浦本駅及び有間川駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年4月13日、3面。
  9. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 13号 北陸本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年10月11日、23頁。 
  10. ^ 新潟日報平成元年10月27日上越版『北陸線浦本駅 JR、突然無人化を通告 地元は反対陳情』
  11. ^ えちごトキめき鉄道営業案内 - えちごトキめき鉄道(2015年3月16日閲覧)
  12. ^ 統計いといがわ 第10章 運輸・通信 (PDF) - 糸魚川市
  13. ^ えちごトキめき鉄道ご利用状況
  14. ^ 平成27年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2016年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  15. ^ 平成28年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  16. ^ 平成29年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  17. ^ 2018年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  18. ^ 2019年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  19. ^ 2020年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2021年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
  20. ^ 2021年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2022年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月8日閲覧。
  21. ^ 2022年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月28日閲覧。
  22. ^ 2023年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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