渡駅
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渡駅 | |
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駅舎(2007年2月) | |
わたり Watari | |
◄那良口 (2.9 km) (3.1 km) 西人吉► | |
所在地 | 熊本県球磨郡球磨村大字渡 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■肥薩線 |
キロ程 | 45.3 km(八代起点) |
電報略号 | タリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
開業年月日 | 1908年(明治41年)6月1日[2] |
備考 | 無人駅[1] |
渡駅(わたりえき)は、熊本県球磨郡球磨村大字渡にある、九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅である。
歴史
[編集]- 1908年(明治41年)6月1日:帝国鉄道庁が開設。
- 1909年(明治42年)
- 1927年(昭和2年)10月17日:線名改称・肥薩線の駅となる[3]。
- 1973年(昭和48年)10月1日:貨物取扱廃止[4]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物取り扱い廃止[4]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:電子閉塞装置導入[5]により無人化[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[5]。
- 2004年(平成16年)3月13日:特急「九州横断特急」運転開始。それに伴い、急行「くまがわ」が特急に格上げされた[5]。
- 2016年(平成28年)3月26日:特急「九州横断特急」の人吉発着便及び特急「くまがわ」が廃止され、優等列車の乗り入れがなくなり、普通・快速列車のみとなる[7]。
- 2017年(平成29年)3月4日:特急(D&S列車)「かわせみ やませみ」が運転開始[8]。
- 2018年(平成30年)3月17日:鹿児島本線直通の快速列車が廃止[9]。
- 2020年(令和2年)7月4日:令和2年7月豪雨の影響で駅構内の路盤が流出する被害を受ける[10]。
- 2021年(令和3年):駅舎の解体工事が始まる。[11]
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは構内踏切で連絡している。木造駅舎が残っている。駅舎には商工会が入っているが、完全な無人駅であり、乗車券の販売はない。かつては木材の積み出し駅としてにぎわっていた。
構内に男女別の水洗トイレが新設された。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■肥薩線 | 下り | 人吉・吉松方面 |
2 | 上り | 八代・熊本方面 |
駅周辺
[編集]周辺には民家が広がり人吉市内へと続いている。駅前には産交バスの渡駅前バス停がある。
隣の駅
[編集]※特急「いさぶろう・しんぺい」「かわせみ やませみ」・臨時快速「SL人吉」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
脚注
[編集]- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、26頁。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、16頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、17頁
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、703頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、19頁
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ “平成 28 年春ダイヤ改正” (PDF). 九州旅客鉄道 (2015-12-18日). 2015-12-19日閲覧。
- ^ “平成29年春ダイヤ改正について” (PDF). 九州旅客鉄道 (2016年12月16日). 2017年3月20日閲覧。
- ^ “平成30年3月にダイヤを見直します(熊本エリア)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年12月15日). 2017年12月15日閲覧。
- ^ “「令和 2 年 7 月豪雨」による当社の被災状況について” (PDF). 九州旅客鉄道 (2020年7月21日). 2020年7月23日閲覧。
- ^ “渡駅舎など解体へ 豪雨被災の8公共施設”. www.hitoyoshi-sharepla.com. 2022年10月21日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 渡駅(駅情報) - 九州旅客鉄道