爆走兄弟レッツ&ゴー!!GIRL
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『爆走兄弟レッツ&ゴー!!GIRL 〜レディース・グランプリ開幕!!〜』(ばくそうきょうだいレッツアンドゴー!!ガール 〜レディース・グランプリかいまく!!〜)はこしたてつひろ作のミニ四駆アニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』シリーズのドラマCDで、同シリーズのスピンオフ作品である。1999年4月1日に発売された。
概要
[編集]本作は各シリーズに登場した女性キャラクターだけが出場するレディースグランプリのドラマと、各キャラクターのイメージソングを収録。本作品は同じ声優が2人以上のキャラクターを演じることが多かったこともあり、楽屋裏的ネタを活かしたギャグが数多く散りばめられている。逆にレースに参加していながらも、名前のみ登場するキャラクターも多数。また、テレビシリーズには登場しなかったマシンが登場する。
解説書には各シリーズに登場していた女性キャラクターの図鑑が記載されている[注 1]。
登場キャラクター
[編集]『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』
[編集]- 佐上ジュン
- 声 - 西村ちなみ
- 『WGP』から2年ぶりに登場[注 2]。本作は「燃える炎の元祖レディースレーサー」という異名を持っている。
- 三国チイコ
- 声 - 矢島晶子
- 藤吉の妹で、三国コンツェルンの令嬢。『WGP』から2年ぶりに登場。相変わらず烈へのアプローチは継続しているが、本作はニューマシンの登場でレーサーとしての腕はかなり上げている模様。
- 柳たまみ
- 風輪小学校の教師で、豪とジュンの担任の先生。シリーズとしては『WGP』から2年ぶりの登場だが、本編には未登場[注 3]。なお、パッケージには第1期の12話・GBゲーム『オールスターバトルMAX』・SFCゲーム『POWER WGP2』におけるミニ四ファイター風の衣装で登場している。
- R(アール)
- Jの姉。『WGP』と『MAX』では登場しなかったため、シリーズでは3年ぶりに登場。名前のみ登場。
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』
[編集]- ジョセフィーヌ・グッドウィン(ジョー)
- 声 - 矢島晶子
- NAアストロレンジャーズのメンバー。『WGP』でリョウに助けられて以来、本作ではリョウのことを「ボーイフレンド」と呼んでいる。
- ジュリアナ・ヴィクトール
- 声 - 兵藤まこ
- サバンナソルジャーズのチームリーダー。
- サリマ
- 声 - 木藤聡子
- サバンナソルジャーズのメンバー。
- ヴィッキー
- 声 - 大谷育江
- サバンナソルジャーズのメンバー。
- ミシェル
- 声 - 渡辺久美子
- サバンナソルジャーズのメンバー。
- クレモンティーヌ
- 声 - 今井由香
- サバンナソルジャーズのメンバー。
- ジャネット・ストゥルソン
- 声 - 渡辺久美子
- オーディンズのメンバー。
- マルガレータ・イーレ
- 声 - 大谷育江
- オーディンズのメンバー。
- リタ・シドニア
- 声 - 今井由香
- クールカリビアンズのメンバー。
- パトリシア・メイヨ(パティ)
- クールカリビアンズのメンバー。名前のみ登場。
- サイ・ブンキ(ポン)
- 小四駆走行団光蠍のメンバーで、ブンエン(リーチ)の双子の姉。名前のみ登場。
- シナモン・ルーサー
- ARブーメランズのメンバー。名前のみ登場。
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』
[編集]- 大神マリナ
- 声 - 池澤春菜
- 大神博士の娘。『MAX』で毎回豪樹に「マリコ」と呼び間違えられていたが、実はわざと間違えて呼ばれていたことがミナミに明かされた。本作では『MAX』の50話で破壊されたフェニックススティンガーを父に修復してもらい、再びレースに挑む。
- 新井ミナミ
- 声 - 渕崎ゆり子
- 新井クリーニングの看板娘。本作はミニ四駆の初心者として、一文字博士から借りたZナンバーズの試作マシン「インフィニティブレイカーZ-0」を駆ってレースに挑む。
- 堂本サユリ / ファイターレディ
- 声 - 今井由香
- ミニ四ファイターに憧れている大学生で。本作もレースの実況をするが、相変わらず腕の経験は浅い。
- マリーン
- USAチャンプの一人。名前のみ登場。
登場ミニ四駆
[編集]『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の登場マシン
[編集]- ドラゴンデルタ
- Rのマシンで、二等辺三角形のミニ四駆。
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』の登場マシン
[編集]- バックブレーダー
- NAアストロレンジャーズの使用マシン。
- ビークスパイダーゼブラ
- サバンナソルジャーズの使用マシンで、コーチであるカイのビークスパイダーのベース機。
- ジャミンRG
- クールカリビアンズの使用マシン。
- ホワイトナイト
- オーディンズの使用マシン。
- 空龍(クーロン)
- ホワァンを除いた光蠍のメンバーたちの使用マシン。
- ネイティブサン
- ARブーメランズの使用マシン。
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』の登場マシン
[編集]- フェニックススティンガー
- マリナのマシンで、レイスティンガーをベースに改良させたファイヤースティンガーの強化型。『MAX』本編終盤のM1決勝戦でネロのディオマース・ネロの攻撃で破壊されたが、本作では大神博士に修復されている。
- マリンブレーダー
- マリーンのマシンで、バックブレーダーの改造型。
本作のオリジナルマシン
[編集]- ホームランマンタレイWGP
- ジュンのニューマシンで、ホームランマンタレイのグランプリ仕様。GPチップが搭載され、ボディはTRFビクトリーズのマシン同じZMC-γ、そしてモーターは新型モーター「アトミックモーター・タイプV3」が搭載されている。
- フラワーバイパー
- チイコのニューマシン。スピンバイパーのベース機で、フラワーアックスの後継型。こちらもGPチップが搭載されており、スピンコブラとスピンバイパーの必殺走法「ライトニングドリフト」も使用可能になった。
- インフィニティブレイカーZ-0
- 一文字正宗が制作したZナンバーズの試作型。Z-0は(ズィー・ゼロ)と呼称し、Zナンバーズの0号機である。本来なら1号機のナックルブレイカーZ-1よりも前にロールアウトする予定だったが、空気の流れが不安定の原因で、完成はずいぶんと遅れてしまっていた。名前のみのため、形状は謎と同時に現在もキット化は予定されていない。本作はミニ四駆の初心者であるミナミのマシンとして登場。
イベント
[編集]本作発売から1か月後の1999年5月3日に、女性のみ参加の「第1回ミニ四駆レディース・グランプリ in SUZUKA 世界大会」が三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにて行われた。出場者の中で『レッツ&ゴー!!』シリーズのキャラクターのコスプレをしていた出場者もいて、さらには豪およびマリナ役の池澤春菜とカイやサユリ(ファイターレディ)役などを担当した今井由香がゲストとして迎えられた。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ゲームに登場した女性キャラクター(『WGPハイパーヒート』の女主人公、『エターナルウィングス』の女主人公、『POWER WGP2』のディアナとシャリテ)も記載されているが、いずれも名前のみ。なお、ゲーム『POWER WGP2』に登場したヌウトと『MAX』38話の写真内に登場した一文字兄弟の母親は図鑑には記載されていない。
- ^ なお、本作にて『MAX』の時は忙しくて出られなかったと判明。
- ^ ただし、たまみ役の勝生真沙子によるナレーションが行われている。
出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 爆走兄弟レッツ&ゴー!!GIRL[リンク切れ] - 公式サイト