片岡祐介
片岡 祐介 | |
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出生名 | 片岡 祐介 |
生誕 | 1969年4月27日(55歳) |
出身地 | 日本・愛知県豊橋市 |
学歴 |
名古屋市立菊里高校音楽科卒業 東京音楽大学中退 |
ジャンル | 即興演奏、音楽療法、クラシック音楽など |
職業 | マリンバ奏者、打楽器奏者、作曲家 |
担当楽器 | マリンバ、パーカッション、鍵盤ハーモニカ、ピアノ、ヴィブラフォン、バラフォンなど |
共同作業者 | |
公式サイト | 打楽器奏者/作曲家 片岡 祐介 |
片岡 祐介(かたおか ゆうすけ、1969年4月27日 - )は日本のマリンバ奏者、打楽器奏者、作曲家、純セレブ教教祖。
略歴
[編集]1969年三重県生まれ、愛知県豊橋市で育つ。幼少時より独学で木琴やピアノの演奏を始め、名古屋市立菊里高等学校音楽科(音楽科が全国的に知られる[1])へ進学・卒業。
東京音楽大学で打楽器を有賀誠門、岡田眞理子に学ぶ[2]。在学中からジャンルにこだわらない多種多様な演奏活動を展開。東京音楽大学の打楽器科在学中からプロ活動を開始し、中退。
90年、藤富保男(現代詩人)との共演をきっかけに、プロとしての演奏活動を始める。以後、ジャンルにこだわらない多種多様な演奏活動やスタジオ録音活動を展開。
90年、目黒ギャラリーフィナールで初のソロコンサート。
91年、猪俣猛(ジャズドラマー)の公演に参加。
92年~94年、有賀誠門パーカッションアンサンブルの一員として、多数の学校公演を行う。
95年~97年、テクノユニット「イメージソウル」のメンバーとして都内のクラブで数多くのライブ。
96年、伊佐治直(作曲家)が主宰する「冬の劇場」でパフォーマンス。
97年~2000年、岐阜県音楽療法研究所に研究員として勤務。障害者施設や高齢者施設、病院などの様々な場所で、即興音楽セッションを行う。
1999年~2001年、岐阜県聾学校非常勤講師、耳の不自由な子どもたちと即興演奏を続ける。
2006年度、NHK教育テレビ「あいのて」に「黄色のあいのてさん」としてレギュラー出演。
今まで共演してきた音楽家は、伊藤多喜男(民謡)、梅津和時(サックス)、岡野勇仁(ピアノ)、押尾コータロー(ギター)、木下伸一(津軽三味線)、田中悠美子(三味線)、ちあきなおみ(歌)、都屋歌六(のこぎりヴァイオリン)、山辺義大(ギター)、渡辺香津美(ギター)、坂野嘉彦、野村誠、しばてつ[3]、鈴木潤[4]、吉森信、林加奈[5]、鷲見祐司、柏木陽[6]、他多数。
音楽療法学会、音楽療法研究会、音楽療法フォーラム、音楽大学等で音楽療法の講義、ワークショップの講師多数[7]。
2012~2013年度、京都女子大学、京都造形芸術大学の非常勤講師[8]。
マリンバ奏者、打楽器奏者、作曲家として演奏活動や創作活動を行なっている[9]。
2018年4月東大教授の安冨歩氏と「純セレブ教」を立ち上げて教祖となり、5月に誰でも簡単に作れる高音質の「純セレブスピーカー」[10][8][11]を開発。安冨と共に、クラシックの名曲の解説・コンサートも行っている[12][13]。
2019年の7月の参院選では、安冨歩の選挙活動に帯同して演奏、安冨の選挙活動のドキュメント映画「れいわ一揆」に出演(監督は「ゆきゆきて、神軍」で知られる原一男)[14][15]。「れいわ一揆」が東京国際映画祭に参加した際には、片岡も安冨らと共にオープニングのレッドカーペットに登場[16]。「れいわ一揆」は2020年1月にロッテルダム国際映画祭、2月にニューヨーク近代美術館(MoMA)で上映。4月17日から全国で順次公開予定[17][18][19]だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け公開延期[20][21]、9月11日から全国公開[22]。
主な作品
[編集]参考:作曲作品(公式サイト)
- 「マリンバ協奏曲」(2009)
- 「門天?」(2009)
- 「江古田コンパ」(2009)
- 「門天?」(2009)
- 「ひくてあまた」(2008)
- 「指令と即興」(2008)
- 「門天」(2007)
- ジョン・パルマー演出の演劇「Stepping Stones」の音楽(2007)
- 「前菜曲」(2006)
- 「体の外」(2005)
- 「カメラマンのためのアンサンブル」(2005)
- 「集合無意識計画のための音楽」(2005)
- 「Gong'n Roll」(2004)
- 「道行きⅡ」(2004)
- 「道行き」(2004)
- 「青空」(2004)
- 「オオキンケイギク」(2001)
- 「ギャング」(2003)
- 「月」(2001)
- 「おんどり組曲」(1996)
- 「サボテン島」 (1991)
映画音楽
[編集]- 歓待(2010年)
CD
[編集]参考:参加CD(公式サイト)
- 「ポリフォニック・パーカッション 片岡祐介と子どもたち」[23](2008) NPO法人クリエイティブサポートレッツ ※音楽ワークショップCD
参加
[編集]- 「東京楽士 - 世界の音と遊ぶ」(1992) 渋谷の無国籍料理レストラン「SUNDA」に出演していたミュージシャンが、参加したコンピレーションCD。 バラフォンの演奏で1曲に参加。
- 「七人のおたく」オリジナル サウンドトラック(1992) マリンバ、パーカッションの演奏で、5曲に参加。
- 「たまご」雅子とおんどりバンド(1996) 自主制作盤 オリジナル曲「おんどり組曲」の作曲と、ヴィブラフォン、マリンバの演奏で6曲に参加。
- 「INTERMEZZO」野村誠(2002) タイトル曲の鍵盤ハーモニカ四重奏版の編曲と演奏に参加。
- 「せみ」野村誠(2002) 3曲目「せみ小倉」に、しょうぎ作曲と演奏で参加。
- 「カモシカの恋」岡野勇仁[24](2004) パーカッションで、2曲に参加。
- 「しょうぎ交響曲の誕生」野村誠(2005) オーケストラ編曲、しょうぎ作曲、演奏で、全面的に参加。
著書
[編集]- 「即興演奏ってどうやるの―CDで聴く!音楽療法のセッション・レシピ集」[25](2004/9/2、ISBN 978-4990132545)あおぞら音楽社 共著:野村誠、片岡祐介
- 誰も考えなかった「即興のルール」を一挙公開。誰でもできるルールを譜面とCD演奏で紹介。
- 「音楽ってどうやるの ミュージシャンが作った音楽の教科書(CD付)」[26](2008/3/15、ISBN 978-4990132590)あおぞら音楽社 共著:野村誠、片岡祐介
- 五線譜が読めなくてもOK!世界中の音楽も、即興も作曲も、簡単にできてしまう魔法のレシピ集。
出演
[編集]テレビ番組
[編集]映画
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “浜松学芸高100年の歩み 第2章 「校史編」県内初の音楽科誕生”. www3.shizushin.com (2002年12月27日). 2020年10月1日閲覧。 “桐朋、上野学園、菊里、東京芸大などの名門を訪ね歩いて施設設備を見学。”
- ^ “片岡祐介ホームページ - 訃報 岡田真理子先生”. http://marimba.blog22.fc2.com/ (2014年7月3日). 2020年9月28日閲覧。
- ^ “しばてつ”. Twitter. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “鈴木潤 SUZUKI Jun Official Site”. suzukijun.com. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “林加奈”. Moratorium Pants HP. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “柏木 陽 | 芸能花伝舎”. www.geidankyo.or.jp. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “片岡祐介ホームページ - プロフィール-教育関係、ワークショップなど”. marimba.blog22.fc2.com. 2020年9月26日閲覧。
- ^ a b “片岡祐介ホームページ - プロフィール”. marimba.blog22.fc2.com. 2020年9月26日閲覧。
- ^ “片岡祐介 (打楽器奏者、作曲家) 音楽ってどうやるの ミュージシャンが作った音楽の教科書”. www.aoisora.jp. 2020年9月24日閲覧。
- ^ a b “東大教授・安冨歩氏、音楽家・片岡祐介氏 主催イベント「純セレブスピーカーをしゃぶり尽くそう!」 | IWJ Independent Web Journal”. web.archive.org (2020年2月15日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “片岡祐介ホームページ - 純セレブスピーカー、東スポ記事”. marimba.blog22.fc2.com. 2020年9月26日閲覧。
- ^ “メンデルスゾーンの内面に迫る、安冨氏のトランスジェンダー説!? ~ 純セレブ騎士団がゆく― メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲~名曲解読シリーズ No.8 ―安冨歩氏、片岡祐介氏ほか”. IWJ Independent Web Journal (2019年10月11日). 2020年9月30日閲覧。
- ^ “【第3弾】安冨歩・片岡祐介の『魂の脱植民地化で読み解くクラシック名曲』シリーズ「チャイコフスキー 交響曲第6番『悲愴』」を主たる題材にしたレクチャーとコンサート”. IWJ Independent Web Journal (2016年3月27日). 2020年9月30日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/reiwa_ikki/status/1205495759442825216”. Twitter. 映画『れいわ一揆』(原一男監督作品) (2019年12月13日). 2020年9月24日閲覧。 “『れいわ一揆』の音楽世界は広がっています。さらに面白いものに仕上げるために、この方にも再登板頂きました!奥のブースで演奏して下さいました。どんな仕上がりになりますか、ご期待下さい!#れいわ一揆 #原一男 #安冨歩 #片岡祐介”
- ^ “原一男監督による安冨歩&片岡祐介インタビュー”. Youtube. 安冨歩 (2019年7月21日). 2020年9月25日閲覧。
- ^ a b “国費4億円の映画祭で政権批判作品 なのに「真空地帯」:朝日新聞デジタル”. web.archive.org (2019年12月19日). 2020年2月6日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “「れいわ一揆」オールナイト上映開催、原一男と安冨歩のトークショー&重大発表も”. 映画ナタリー. 2020年2月6日閲覧。
- ^ “ドキュメンタリー映画の鬼才・原一男の新作は選挙エンターテインメント 4月17日公開 - ライブドアニュース”. web.archive.org (2020年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
- ^ “原一男によるドキュメンタリー「れいわ一揆」の公開日が4月17日に決定、新写真到着 - 映画ナタリー”. web.archive.org (2020年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
- ^ 映画『れいわ一揆』(原一男監督作品) (2020年4月6日). “[https://twitter.com/reiwa_ikki/status/1247111832050909185 『れいわ一揆』公開延期のお知らせ① 2020年4月17日(金)より公開を予定しておりました 映画『れいわ一揆』は、 新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、 公開延期を決定いたしましたことをお知らせ致します。 また、順次公開を予定していた全国上映予定劇場につきましても、同様に延期となります。]”. @reiwa_ikki. 2020年4月8日閲覧。
- ^ “≪公開延期のお知らせ≫”. れいわ一揆公式サイト. 2020年4月8日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “原一男「れいわ一揆」新公開日は9月11日「党の激震がもろに作品を揺さぶった」(動画あり / コメントあり)”. 映画ナタリー. 2020年8月13日閲覧。
- ^ “ポリフォニック・パーカッション 片岡祐介と子どもたち | アーツカウンシル東京ROOM302 アートプロジェクト資料検索サイトβ版”. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “岡野勇仁”. Twitter. 2020年9月26日閲覧。
- ^ “即興演奏ってどうやるの”. www.aoisora.jp. あおぞら音楽社. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “音楽ってどうやるの ミュージシャンが作った音楽の教科書”. www.aoisora.jp. あおぞら音楽社. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “片岡 祐介”. 芸術家と子どもたち (2018年8月6日). 2020年9月17日閲覧。
- ^ “あいのて 「つつでポンッ!」 | 番組表検索結果詳細”. NHKクロニクル. 2020年9月17日閲覧。
- ^ “あいのてさん”. ainotesan.kenkenpa.net. 2020年9月28日閲覧。
- ^ a b “山本太郎&れいわ現象の熱を綴じ込めた4時間超大作映画「れいわ一揆」 (1/2)”. web.archive.org (2019年12月22日). 2020年2月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- 打楽器奏者/作曲家 片岡 祐介 - 公式サイト
- 片岡祐介 (@Kinoko0427) - X(旧Twitter)
- 片岡祐介 (yusuke.kataoka.14) - Facebook
- 片岡祐介 - YouTubeチャンネル
- 片岡祐介 | IWJ Independent Web Journal
- 純セレブスピーカー 純セレブ堂 | 安冨歩・片岡祐介 開発 〜道(タオ)の思想に基づく非線形スピーカー
- 純セレブ堂 (@PurecelebSound) - X(旧Twitter) 独自の音響理論に基づいた「純セレブスピーカー」を製作、販売
- 純セレブ騎士団がゆく (JunCeleb) - Facebook
- あいのてさん