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第2期棋王戦

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
第2期 棋王戦
開催期間 1976年3月12日 - 1977年3月25日
前棋王 大内延介(初)
第2期棋王 加藤一二三(初)
棋王戦
< 第1期第3期 >
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第2期棋王戦（だい2ききおうせん）は、1976年度（1976年3月12日 - 1977年3月25日）の棋王戦である。ここでは、棋王戦の予選として開催された第3回名棋戦についてもあわせて記述する。

第2期棋王戦五番勝負

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棋王戦五番勝負は、加藤一二三九段が大内延介棋王に3勝0敗で制した。タイトルを奪取した加藤は、初の棋王位獲得を果たした[1][2]。

対局者 第1局 第2局 第3局
1977年
3月5日		 1977年
3月15日		 1977年
3月25日
大内延介棋王 ● ● ●
加藤一二三九段 ○ ○ ○ 棋王位奪取

挑戦者決定戦

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決勝
全勝通過 加藤一二三九段◎ ○ 挑戦者
敗者復活 中原誠名人 ●

挑戦者決定トーナメント

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勝者組

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1回戦 2回戦 3回戦 準々決勝 準決勝 勝者組決勝
加藤一二三九段◎ ○
ニ 佐藤義則六段 ○ 加藤 ○
佐藤義 ○
関根茂八段 ● 佐藤義 ●
米長邦雄八段 ●
加藤 ○
佐伯昌優七段 ●
松田 ○
松田茂役八段 ○
松田 ●
芹沢博文八段 ●
松下 ● 大山 ● B
ホ 松下力八段 ○
大山康晴棋聖 ○ 加藤一二三九段 ○ 全勝通過
真部一男五段 ○
真部 ○
佐藤大五郎八段 ●
菊地 ●
丸田祐三九段 ●
菊地 ○
イ 菊地常夫四段 ○
真部 ● E
桜井昇六段 ●
勝浦 ○
勝浦修七段 ○
勝浦 ●
花村元司九段 ●
宮坂 ● 中原 ● D
ロ 宮坂幸雄七段 ○
中原誠名人 ○
内藤國雄九段 ●
チ 若松政和五段 ● 淡路 ● A
淡路 □
ヘ 淡路仁茂五段 ○ 淡路 ○
熊谷達人八段 ■ 桐山 ● F
桐山清澄八段 ○
桐山 ○
ハ 大原英二七段 ●
田中 ● 桐山 ○
田中魁秀七段 ○
高島弘光七段 ● 森雞二八段 ● G
板谷進八段 ●
森 □
塚田正夫九段 ●
森 ○ 森 ○
森雞二八段 ○
升田幸三九段 ■ 森 ○
二上達也九段 ●
有吉 ● C
有吉道夫八段 ○
有吉 ○
灘蓮照八段 ●
青野 ●
ト 青野照市五段 ○

敗者復活戦

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
G 森雞二八段 ●
A 淡路仁茂五段 ●
有吉 ●
C 有吉道夫八段 ○
中原 ○
D 中原誠名人◎ ○
中原 ○
B 大山康晴棋聖 ● 中原誠名人 ○ 敗者復活
E 真部一男五段 ○
真部 ●
F 桐山清澄八段 ●

第3回名棋戦

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第3回 名棋戦
開催期間 1975年11月18日 - 1976年11月9日
第3回名棋 若松政和
名棋戦
< 第2回第4回 >
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第3回名棋戦（だい3かいめいきせん）は、1976年度（1975年11月18日 - 1976年11月9日）の名棋戦である。名棋戦はB級2組以下の棋士に参加権が与えられ、第3回名棋戦の上位8名が第2期棋王戦に出場することができる。今回は若松政和五段が優勝を飾った[3][4]。

トーナメント

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 準々決勝 準決勝 決勝
吉田利勝六段 ●
長谷 ●
長谷部久雄七段 ○
長谷 ○
坂口允彦八段 ●
青野 ○
小堀清一八段 ●
青野 ○
青野照市四段 ○
青野 ○ 青野 ○
沼春雄四段 ●
北村昌男八段 ● 青野 ○
西村一義七段 ○
西村 ●
山口千嶺六段 ○
山口千 ●
宮田利男四段 ○
宮田 ●
富沢幹雄七段 ● 佐藤 ● ニ
田辺一郎五段 ●
河口 ●
河口俊彦五段 ○ 高田 ●
高田丈資六段 ○ 佐藤 ○
青野照市五段 ● ト
佐藤義則六段 ○
廣津久雄八段 ●
木村嘉孝五段 ● 菊地 ○
菊地 ○
菊地常夫四段 ○ 菊地 ○
田丸昇五段 ● 菊地 ● イ
原田泰夫八段 ○
原田 ●
清野静男八段 ● 山口英 ●
山口英夫六段 ○
松下 ● ホ
松下力八段 ○
飯野健二四段 ○ 松下 ○
飯野 ●
椎橋金司四段 ● 剱持 ●
剱持松二七段 ○
松下 ○
桐谷広人四段 ●
下平 ○
下平幸男七段 ○ 下平 ○
野本虎次五段 ● 下平 ●
加藤博二八段 ●
前田祐司四段 ○
前田 ●
伊達康夫六段 ● 大原 ○
大原英二七段 ○
大原 ● ハ
滝誠一郎五段 ●
森安正 ○
森安正幸四段 ○
森安正 ○ 森安正 ●
橋本三治六段 ●
森安秀光六段 ● 若松 ○
大野源一九段 ○
木下晃五段 ● 大野 ●
北村秀 ○
北村秀治郎七段 ○ 北村秀 ●
北村文男五段 ● 若松 ○
角田三男七段 ●
山中 ●
山中和正七段 ○ 若松 ○
若松政和五段◎ ○
若松政和五段 ○ 優勝 : チ
五十嵐豊一八段 ●
池田 ●
池田修一四段 ○ 安恵 ●
安恵照剛五段 ○ 宮坂 ○
宮坂幸雄七段 ○
宮坂 ● ロ
佐瀬勇次八段 ○
佐瀬 ○
関屋喜代作六段 ○
関屋 ● 佐瀬 ●
伊藤果四段 ●
石田和雄六段 ● 淡路 ● ヘ
木村義徳七段 ●
星田啓三七段 ● 小阪 ●
小阪 ○
小阪昇四段 ○ 小阪 ○
坪内利幸五段 ● 淡路 ○
淡路仁茂五段 ○
淡路 千○
二見敬三七段 ● 淡路 ○
本間爽悦八段 千●

脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^ “棋王戦 過去の結果”. 日本将棋連盟. 2021年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月8日閲覧。
  2. ^ 田辺(2006), p. 266.
  3. ^ “名棋戦＜共同通信＞｜終了・休止棋戦”. 日本将棋連盟. 2021年8月8日閲覧。
  4. ^ 田辺(2006), p. 154.

参考文献

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  • 田辺忠幸『将棋 八大棋戦秘話』河出書房新社、2006年2月16日。ISBN 4-309-26870-6。 

外部リンク

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各期の棋王戦
【一般棋戦】
【タイトル戦】
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