藤井正雄 (裁判官)
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藤井 正雄(ふじい まさお、1932年(昭和7年)11月7日 - )は、日本の裁判官。弁護士。元最高裁判所判事。
来歴
[編集]1957年(昭和32年)判事補任官。法務省民事局長、横浜地裁所長等を経て、1994年(平成6年)大阪高裁長官に就任。1995年(平成7年)には最高裁判所判事となり、2002年(平成14年)に定年退官。
退官後は、弁護士登録し、京都産業大学法科大学院教授のほか、新日本石油監査役、丸紅取締役等を務める。
2005年(平成17年)の秋の叙勲で旭日大綬章を受章した[1]。
略歴
[編集]- 京都大学法学部卒業
- 1954年(昭和29年) 司法試験第二次試験合格
- 1955年(昭和30年)4月1日 司法修習生
- 1957年(昭和32年)4月4日 司法修習終了
- 1957年(昭和32年)4月6日 大阪地方裁判所判事補兼大阪家庭裁判所判事補
- 1963年(昭和38年)4月1日 札幌地方裁判所判事補兼札幌家庭裁判所判事補
- 1966年(昭和41年)4月20日 東京地方裁判所判事補兼東京家庭裁判所判事補・東京高等裁判所判事職務代行
- 1967年(昭和42年)4月6日 東京地方裁判所判事兼東京家庭裁判所判事
- 1968年(昭和43年)4月5日 司法研修所教官
- 1972年(昭和47年)4月4日 大阪地方裁判所判事
- 1977年(昭和52年)4月1日 大阪高等裁判所判事
- 1977年(昭和52年)12月9日 東京高等裁判所判事
- 1977年(昭和52年)12月10日 東京高等検察庁検事法務省民事局参事官
- 1978年(昭和53年)1月20日 東京高等検察庁検事法務省民事局第一課長
- 1981年(昭和56年)1月27日 東京高等検察庁検事法務大臣官房秘書課長
- 1983年(昭和58年)4月1日 最高検察庁検事法務大臣官房秘書課長
- 1983年(昭和58年)6月21日 東京地方裁判所判事部総括
- 1986年(昭和61年)7月15日 東京高等裁判所判事
- 1987年(昭和62年)11月24日 最高検察庁検事法務省民事局長
- 1990年(平成2年)3月5日 東京高等裁判所判事部総括
- 1992年(平成4年)3月17日 横浜地方裁判所長
- 1994年(平成6年)3月3日 大阪高等裁判所長官
- 1995年(平成7年)11月7日 最高裁判所判事
- 2002年(平成14年)11月6日 定年退官
- 2003年(平成15年)1月15日 弁護士登録(第一東京弁護士会)
- 2003年(平成15年)6月 新日本石油株式会社監査役
- 2004年(平成16年)4月 京都産業大学法科大学院教授
- 2005年(平成17年)11月3日 授旭日大綬章
- 2005年(平成17年)6月 丸紅株式会社取締役
脚注
[編集]- ^ “平成17年秋の叙勲 旭日大綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 1 (2005年11月3日). 2005年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月19日閲覧。
外部リンク
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