西入善駅
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西入善駅 | |
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駅舎(2017年5月) | |
にしにゅうぜん Nishi-Nyūzen | |
◄生地 (4.2 km) (3.9 km) 入善► | |
所在地 | 富山県下新川郡入善町下飯野新392-2 |
所属事業者 | あいの風とやま鉄道[1] |
所属路線 | ■あいの風とやま鉄道線 |
キロ程 |
81.6 km(倶利伽羅起点) 金沢から99.4 km 米原から276.0 km |
電報略号 | ニシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
159人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)7月1日 |
備考 | 無人駅(自動券売機 有)[1] |
西入善駅(にしにゅうぜんえき)は、富山県下新川郡入善町下飯野新にある、あいの風とやま鉄道線の駅である。
歴史
[編集]- 1959年(昭和34年)3月31日:国鉄北陸本線の生地駅 - 入善駅間に西入善信号場として開設される[2]。
- 1960年(昭和35年)7月1日:駅に昇格し、西入善駅として開業する(旅客駅)[3]。旅客と共に手荷物及び小荷物を取扱い、配達を取扱わない[3]。
- 1965年(昭和40年)
- 1966年(昭和41年)11月25日:当駅 - 入善駅間が複線化する[4]。
- 1970年(昭和45年)4月:跨線橋が完成する[5]。
- 1972年(昭和47年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 2012年(平成24年)12月1日:当駅に名誉駅長を配置する[9]。
- 2015年(平成27年)
- 2018年(平成30年)12月12日自動券売機が設置される[13]。
- 2024年 (令和6年) 11月30日 駅前広場整備完了
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ地上駅[14]。上りホーム西端に駅舎と、下りホームへの跨線橋がある[15][14]。駅舎の待合室の他に、各ホームに待合室がある[15]。ホーム北側には防雪用ネットが設置されている[16]。
JR西日本時代は富山地域鉄道部管理の無人駅であった[14][17]。かつては職員が配置されており、出札口も設置されていた[14]。なお、経営移管後も引き続き無人駅となっているが[18]、名誉駅長が配置されている[10][19]。
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駅舎建物財産標
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待合所
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改札
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跨線橋
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名誉駅長室
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[20] |
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1 | ■あいの風とやま鉄道線 | 上り | 富山・金沢方面 |
2 | 下り | 泊・糸魚川方面 |
到着メロディ
[編集]富山方面に『アニーローリー』、泊方面に『かっこう』が長らく使用されてきたが、2017年(平成29年)3月の新旅客案内システム導入に伴い、入善町出身の歌手・西島梢(元ナナムジカ)のソロ再デビュー時の楽曲「ただいま」のアレンジが到着メロディとして使用開始された[21][22]。
利用状況
[編集]2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は159人である[23]。
『富山県統計年鑑』およびあいの風とやま鉄道発表資料によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである[24][25]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 233 |
1996年 | 231 |
1997年 | 243 |
1998年 | 253 |
1999年 | 234 |
2000年 | 218 |
2001年 | 251 |
2002年 | 246 |
2003年 | 239 |
2004年 | 220 |
2005年 | 209 |
2006年 | 215 |
2007年 | 212 |
2008年 | 224 |
2009年 | 236 |
2010年 | 219 |
2011年 | 216 |
2012年 | 218 |
2013年 | 220 |
2014年 | 187[備考 1] |
2015年 | 229 |
2016年 | 232 |
2017年 | 220 |
2018年 | 225 |
2019年 | 212 |
2020年 | 159 |
- 備考
- ^ 2014年度は2015年3月13日までの計347日間を集計したデータ。
駅周辺
[編集]住宅がやや多い。
バス路線
[編集]1999年(平成11年)6月から2015年(平成27年)7月は、入善町コミュニティバス「のらんマイ・カー」が駅前を経由していた[26]。同路線の経路変更後は当駅を経由するバスが設定されていない。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 豊田直也(2015年3月24日). “女子旅×あいの風 無料ガイドブック完成”. 北陸中日新聞 (中日新聞社)
- ^ a b 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編II』、140 - 141頁、1998年(平成10年)10月、JTB
- ^ a b 昭和35年日本国有鉄道公示第320号(『官報』、1960年(昭和35年)6月27日、大蔵省印刷局)
- ^ a b c 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
- ^ 「待望の渡線橋完成 国鉄西入善駅ホームに」、『北日本新聞』(9面)、1970年(昭和45年)4月8日、北日本新聞社
- ^ 昭和47年日本国有鉄道公示第261号(『官報』、1972年(昭和47年)10月2日、大蔵省印刷局)
- ^ 「通報 ●北陸本線西入善駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年10月2日、5面。
- ^ 『広報にゅうぜん 昭和29年9月~昭和58年3月 縮刷版』(1983年10月1日、入善町役場発行)『あゆみ』13頁より。
- ^ 「名誉駅長」の配置について(金沢支社) - 2012年(平成24年)12月18日、西日本旅客鉄道
- ^ a b 名誉駅長に木澤さん あいの風とやま鉄道「西入善駅」 - 2015年(平成27年)3月3日、北日本新聞
- ^ 広田和也、田嶋豊(2015年3月15日). “あいの風鉄道 3セク再出発 県内19駅「生活路線の役割果たす」”. 北陸中日新聞 (中日新聞社)
- ^ 『ICカードサービス開始日について』(プレスリリース)あいの風とやま鉄道株式会社、2015年1月30日 。2015年7月10日閲覧。
- ^ 無人駅への自動券売機新設について - 2018年(平成30年)12月3日、あいの風とやま鉄道
- ^ a b c d e 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号(21頁)、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
- ^ a b 西入善駅 各駅情報 - あいの風とやま鉄道
- ^ 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』、2010年(平成22年)10月、講談社
- ^ 金沢支社エリア - 2009年(平成21年)5月11日、西日本旅客鉄道
- ^ あいの風とやま鉄道 利用の手引き - あいの風とやま鉄道(2015年3月16日閲覧)
- ^ a b “ぷち旅ガイドブック” (PDF). あいの風とやま鉄道. pp. 38 - 39. 2021年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月15日閲覧。
- ^ 西入善駅発車時刻表 - あいの風とやま鉄道(2015年4月14日閲覧)
- ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “新指令システム稼動に伴う利便性の向上について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
- ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “各駅の到着メロディの制作状況等について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
- ^ “あいの風とやま鉄道(株) 1日当たり駅別乗車人員と輸送人員(2020年4月〜2021年3月)” (PDF). あいの風とやま鉄道. 2021年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月20日閲覧。
- ^ 統計年鑑 - 富山県
- ^ 『2018年度 あいの風とやま鉄道 利用状況等』(PDF)(プレスリリース)あいの風とやま鉄道、2019年6月14日 。2019年6月27日閲覧。
- ^ “入善町営バス「のらんマイ・カー」/入善町”. 入善町 (2021年2月3日). 2021年3月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 西入善駅 - あいの風とやま鉄道