野田博
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野田 博(のだ ひろし、1957年5月1日 - )は、日本の法学者。専門は、商法・金融商品取引法。学位は、法学修士(一橋大学)[1]。中央大学法学部教授、一橋大学名誉教授。旧司法試験第二次試験考査委員(商法)、新司法試験考査委員(商法)、司法試験予備試験考査委員を歴任。2006年第10回大隅健一郎賞受賞[1]。京都府出身。
一橋大学大学院での指導教官は堀口亘[2]。趣味は読書・焼酎。プロ野球では阪神タイガースのファン。体を動かすことが好きで、一橋大学ではバドミントン部の顧問を務めていたほか、テニス・卓球なども得意。
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- 1976年 京都府立須知高等学校卒業
- 1981年 中央大学法学部法律学科卒業
- 1983年 一橋大学大学院法学研究科(商法)修士課程修了、法学修士
- 1986年 一橋大学大学院法学研究科(商法)博士後期課程単位取得退学
- 1986年 小樽商科大学短期大学部 講師
- 1987年 小樽商科大学短期大学部 助教授
- 1991年 小樽商科大学商学部 助教授
- 1992年 一橋大学法学部 助教授
- 1997年 一橋大学法学部 教授
- 1998年 教科用図書検定調査審議会調査員
- 2000年 オックスフォード大学客員研究員、法政大学ボアソナード記念現代法研究所客員研究員
- 2002年 税務大学校本科研修講師
- 2003年 司法試験第二次試験考査委員(2006年まで)
- 2006年 日本私法学会理事(2008年まで)、司法試験考査委員(2010年まで)
- 2008年 日本海法学会理事(2016年まで)
- 2011年 国家公務員採用総合職試験専門試験専門委員、司法試験考査委員
- 2012年 自治大学校監査専門課程研修講師、司法試験考査委員(2013年まで)
- 2015年 東京都労働委員会公益委員
- 2016年 中央大学法学部教授
- 2021年 一橋大学名誉教授[4]
研究テーマ
[編集]- 企業結合法
- インサイダー取引
- 株式会社法の強行法規性
- コーポレート・ガバナンスにおける法規制、自主規制および社会規範の相互作用
主要業績
[編集]- 「会社法の見地からの企業結合形成段階の法規制について(1)・(2)」(商学討究(小樽商科大学)41巻4号、42巻1号)
- 「企業結合と利益相反取引規制」(一橋大学研究年報・法学研究27)
- 「証券アナリストへの自発的開示とインサイダー取引」(一橋論叢117巻1号、118巻1号)
- 「会社法規定の類型化における『enabling規定』の位置とその役割・問題点」(一橋論叢122巻1号、123巻1号)
- 「取締役の利益相反行為と社外取締役」(法学新報108巻9・10号)
所属学会
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 「野田 博」researchmap
- ^ 「昭和57年度 学位授与・単位修得論文一覧」一橋大学
- ^ 「野田 博 NODA Hiroshi」中央大
- ^ 名誉教授、名誉博士一橋大学