間内駅
間内駅 | |
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小牧方面駅舎(2020年10月) | |
まない MANAI | |
◄KM09 牛山 (0.9 km) (1.2 km) 小牧口 KM07► | |
所在地 | 愛知県春日井市牛山町281-3 |
駅番号 | KM 08 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 小牧線 |
キロ程 |
7.8 km(上飯田起点) 平安通から8.6 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
2,205人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)2月11日 |
備考 | 無人駅(駅集中管理システム導入駅) |
間内駅(まないえき)は、愛知県春日井市牛山町にある、名鉄小牧線の駅である。駅番号はKM08。市境にあり、同駅ホーム西側に平行する池田川を渡ると小牧市となるため、犬山方面駅舎と駅前ロータリーは小牧市に位置している。
歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)2月11日 - 開業。
- 1944年(昭和19年)頃 - 休止。
- 1947年(昭和22年)11月24日 - 復活。無人駅[1]。
- 1962年(昭和37年)9月25日 - 駅業務代行駅に[1]。
- 1992年(平成4年)1月1日 - 業務代行終了[1]、無人化[2]。
- 2004年(平成16年) - 犬山方面ホームの側にも、駅舎・自動券売機・改札機などを設置。小牧口駅 - 間内駅間が高架化。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線の地上駅で、駅集中管理システムが導入された無人駅(インターホンは小牧に繋がる)である。改札口は下りホームの中程(西改札口)と上りホームの小牧寄り(東改札口)に1箇所ずつあり、付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる[3])及び自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。なお、互いのホームは小牧寄りの跨線橋で行き来できる。なお、トイレは設置されていない。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | KM 小牧線 | 下り | 小牧・犬山方面[4] |
2 | 上り | 平安通ゆき[4] |
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駅全景
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上飯田方面駅舎
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ホーム
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駅名標
間内車庫予定地
[編集]上飯田連絡線の開業に合わせ、当駅の南側に車両基地を建設して小牧線専用列車の基地とする予定であったものの、当路線の需要が上飯田線構想時に名鉄が予想したのと比べて少なかった為に、小牧線用車両は犬山検修区に収容する事となり、間内駅の車両基地の建設は打ち切りとなった。現在は資材置き場となっており、側線が1本だけ敷かれている[5]。
東名古屋港駅近くで行われてきた電車の廃車解体作業が2004年(平成16年)より当地で行われるようになったが、2005年(平成17年)9月、7500系が解体待ちの際、深夜に車体に黒と銀のスプレーで落書きされる事件があった為に現在の廃車解体作業は、再び東名古屋港駅近くで行われている。
配線図
[編集] ← 上飯田・ 平安通方面 |
→ 小牧・ 犬山方面 |
|
凡例 出典:[5] |
利用状況
[編集]現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,102人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中180位、小牧線(14駅)中14位であった[6]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,505人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中192位、小牧線(14駅)中11位であった[7]。
『愛知県統計書』『愛知県統計年鑑』『小牧市統計年鑑』各号等によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。
年 | 乗車人員 | 乗降人員 | 備考 | |
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総数 | 定期 | |||
1949(昭和24)年度 | *326 | *710 | 期間は1949年5月 - 1950年4月末[8] | |
1950(昭和25)年度 | *260 | *584 | 期間は1949年11月 - 1950年10月末[9] | |
1951(昭和26)年度 | *287 | *620 | [10] | |
1952(昭和27)年度 | 229 | 483 | [11] | |
1953(昭和28)年度 | 268 | 532 | [12] | |
1954(昭和29)年度 | 293 | 586 | [13] | |
1955(昭和30)年度 | 345 | 688 | [14] | |
1956(昭和31)年度 | 419 | 838 | [15] | |
1957(昭和32)年度 | 416 | 832 | [16] | |
1958(昭和33)年度 | ||||
1959(昭和34)年度 | ||||
1960(昭和35)年度 | ||||
1961(昭和36)年度 | ||||
1962(昭和37)年度 | ||||
1963(昭和38)年度 | ||||
1964(昭和39)年度 | ||||
1965(昭和40)年度 | ||||
1966(昭和41)年度 | ||||
1967(昭和42)年度 | ||||
1968(昭和43)年度 | ||||
1969(昭和44)年度 | ||||
1970(昭和45)年度 | ||||
1971(昭和46)年度 | ||||
1972(昭和47)年度 | ||||
1973(昭和48)年度 | ||||
1974(昭和49)年度 | ||||
1975(昭和50)年度 | ||||
1976(昭和51)年度 | ||||
1977(昭和52)年度 | ||||
1978(昭和53)年度 | 1545 | 963 | [17] | |
1979(昭和54)年度 | 1474 | 925 | [18] | |
1980(昭和55)年度 | 1427 | 881 | [19] | |
1981(昭和56)年度 | 1332 | 846 | [20] | |
1982(昭和57)年度 | 1266 | 774 | [21] | |
1983(昭和58)年度 | 1161 | 718 | [22] | |
1984(昭和59)年度 | 1111 | 671 | [23] | |
1985(昭和60)年度 | 1120 | 674 | [24] | |
1986(昭和61)年度 | 1114 | 669 | [25] | |
1987(昭和62)年度 | 1084 | 656 | [26] | |
1988(昭和63)年度 | 1048 | 624 | 2092 | [27] |
1989(平成元)年度 | 1012 | 617 | 2021 | [28] |
1990(平成 | 2)年度964 | 590 | 1926 | [29] |
1991(平成 | 3)年度928 | 613 | 1856 | [30] |
1992(平成 | 4)年度747 | 590 | 1505 | [31] |
1993(平成 | 5)年度753 | 541 | 1518 | [32] |
1994(平成 | 6)年度743 | 512 | 1498 | [33] |
1995(平成 | 7)年度690 | 463 | 1391 | [34] |
1996(平成 | 8)年度621 | 410 | 1250 | [35] |
1997(平成 | 9)年度590 | 389 | 1188 | [36] |
1998(平成10)年度 | 540 | 378 | 1084 | [37] |
1999(平成11)年度 | 502 | 352 | 1008 | [38] |
2000(平成12)年度 | 478 | 337 | 958 | [39] |
2001(平成13)年度 | 436 | 300 | 875 | [40] |
2002(平成14)年度 | 433 | 291 | 868 | [41]2003年3月27日地下鉄上飯田線開業 |
2003(平成15)年度 | 565 | 312 | 1130 | [42] |
2004(平成16)年度 | 647 | 368 | 1291 | [43] |
2005(平成17)年度 | 714 | 407 | 1421 | [44] |
2006(平成18)年度 | 737 | 417 | 1461 | [45] |
2007(平成19)年度 | 778 | 451 | 1549 | [46] |
2008(平成20)年度 | 772 | 458 | 1537 | [47] |
2009(平成21)年度 | 790 | 485 | 1569 | [48] |
2010(平成22)年度 | 808 | 517 | 1607 | [49] |
2011(平成23)年度 | 879 | 593 | 1742 | [50] |
2012(平成24)年度 | 975 | 711 | 1929 | [51] |
2013(平成25)年度 | 1061 | 710 | 2102 | [52] |
2014(平成26)年度 | 1064 | 711 | 2106 | [53] |
2015(平成27)年度 | 1153 | 775 | 2282 | [54] |
2016(平成28)年度 | 1229 | 846 | 2434 | [55] |
2017(平成29)年度 | 1316 | 934 | 2617 | [56] |
2018(平成30)年度 | 1346 | 948 | 2674 | [57] |
2019(令和元)年度 | 1397 | 998 | 2773 | [58] |
2020(令和 | 2)年度1107 | 821 | 2205 | [59] |
2021(令和 | 3)年度2352 | [60] |
* 千人単位からの概算値
駅周辺
[編集]駅の西側(犬山方面のホームの側)は、ロータリーとなっている。また周辺は住宅地となっている。駅東側には戦国武将浅井長政の像が建つ。織田信長から逃れた長政の子孫が土着し、大正時代までは駅周辺に邸宅を構えていたという。
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、877頁。
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ “名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年11月17日閲覧。
- ^ a b “間内(KM08)(まない) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ a b 川島令三、『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 名古屋駅 - 米原エリア』、p.26、 講談社、2009年7月、ISBN 978-4062700153
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 『愛知県統計書. 昭和24年』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和27年刊行』、愛知県、1952年、333頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和28年刊行』、愛知県、1953年、317頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和29年刊行』、愛知県、1954年、336頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和30年刊行』、愛知県、1955年、312頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和31年刊行』、愛知県、1956年、310頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和32年刊行』、愛知県、1957年、326頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和33年刊行』、愛知県、1958年、342頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和34年刊行』、愛知県、1959年、836頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和55年刊』、愛知県、1980年、223頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和56年刊』、愛知県、1981年、229頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、241頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、243頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、237頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、227頁
- ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成元年版 第24回、1990年、60-61頁
- ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成2年版 第25回、1990年、54-55頁
- ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成3年版 第26回、1991年、54-55頁
- ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成4年版 第27回、1992年、54-55頁
- ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成5年版 第28回、1993年、56-57頁
- ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成6年版 第29回、1994年、56-57頁
- ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成7年版 第30回、1995年、56-57頁
- ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成8年版 第31回、1996年、56-57頁
- ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成9年版 第32回、1997年、56-57頁
- ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成10年版 第33回、1998年、56-57頁
- ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成11年版 第34回、1999年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報管理課(編)『小牧市統計年鑑 平成12年版 第35回、2000年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成13年版 第36回、2001年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成14年版 第37回、2002年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成15年版 第38回、2003年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成16年版 第39回、2004年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成17年版 第40回、2005年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成18年版 第41回、2006年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成19年版 第42回、2007年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成20年版 第43回、2008年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成21年版 第44回、2009年、56-57頁
- ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成22年版 第45回、2010年、56-57頁
- ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成23年版 第46回、2011年、54-55頁
- ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成24年版 第47回、2012年、52-53頁
- ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成25年版 第48回、2013年、50-51頁
- ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成26年版 第49回、2014年、48-49頁
- ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成27年版 第50回、2015年、48-49頁
- ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成28年版 第51回、2016年、48-49頁
- ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成29年版 第52回、2018年、48-49頁
- ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成30年版 第53回、2019年、46-47頁
- ^ 小牧市総務課(編)『小牧市統計年鑑 令和元年版 第54回、2020年、46-47頁
- ^ 小牧市総務課(編)『小牧市統計年鑑 令和2年版 第55回、2021年、46-47頁
- ^ 小牧市総務課(編)『小牧市統計年鑑 令和3年版 第56回、2022年、46-47頁
- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2022年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 間内駅 - 名古屋鉄道