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青春かしわ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青春かしわ

市民歌の対象
柏市

作詞 山口ちえ子
東條寿三郎(補作)
作曲 三橋美智也
採用時期 1979年11月28日
言語 日本語
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青春かしわ」(せいしゅんかしわ)は、千葉県柏市市民愛唱歌である。作詞・山口ちえ子、補作・東條寿三郎、作曲・三橋美智也

本項では、同時に選定された市民音頭かしわふるさと音頭」および、2005年(平成17年)に柏市へ編入された東葛飾郡沼南町の町歌についても解説する。

解説

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「かしわふるさと音頭
/ 青春かしわ」
三橋美智也シングル
A面 かしわふるさと音頭
B面 青春かしわ
リリース
規格 シングル盤
ジャンル 市民愛唱歌音頭
レーベル キングレコード(NCS-1218)
作詞・作曲 作詞:後藤節子(#A), 山口ちえ子(#B)
補作:東條寿三郎(#A, B)
作曲:三橋美智也(#A, B)
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1979年(昭和54年)の市制25周年記念事業として「歌を通じたふるさと柏づくり」を作成意義に掲げ[1]、市民を対象に歌詞の懸賞募集を行った。両部門を合わせて121篇の応募があり、同年11月1日付の『広報かしわ』2面で審査結果を発表[2]。応募作品のほとんどは音頭調のもので、主婦からの応募が大半を占めていた[2]

入選作品は市民音頭と愛唱歌の2部門で選定され、審査を行った「ふるさと柏のうた選考委員会」委員の東條寿三郎が補作したものを採用し三橋美智也の作曲・歌唱によりキングレコードA面/B面にそれぞれ「かしわふるさと音頭」と「青春かしわ」を吹き込んだシングル盤規格品番:NCS-1218)を製造した。三橋は作曲に当たり「『かしわふるさと音頭』は青年から中高年まで幅広く歌え、しかも覚えやすいように、『青春かしわ』は中学生くらいから歌えるような曲にしました」とコメントしている[2]。両曲とも初演奏は同年11月28日に市制25周年記念式典の席上で行われた[1]

現状

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柏市は2005年(平成17年)に沼南町を編入合併したが、新設合併方式ではなく地方公共団体としての法人格が維持されているため合併前から存在する市民愛唱歌「青春かしわ」および市民音頭「かしわふるさと音頭」もそのまま存続しているものと考えられる。しかし、正式な市歌としては扱われておらず、柏市・沼南町合併協議会では沼南町の町歌を「地域の歌」として存続させる旨を取り決めたのに対し、柏市は参考資料において「市の歌」を空欄扱いとしていた[3]

沼南町の歌

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沼南町の歌

町歌の対象
沼南町

作詞 宮中雲子
作曲 吉田信
採用時期 1974年
採用終了 (柏市への編入合併後は「地域の歌」として存続)
言語 日本語
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沼南町の歌」(しょうなんまちのうた)は、2005年(平成17年)3月28日に柏市へ編入合併された東葛飾郡沼南町の町歌である。作詞・宮中雲子、作曲・吉田信。

1974年(昭和49年)に町民音頭「沼南音頭」と合わせて制定され[3]、A面に沼南混声合唱団が歌唱する「沼南町の歌」、B面に由岐ひろみが歌唱する「沼南音頭」を吹き込んだ自主製作のシングル盤(規格品番:AMS-213)が製造された。2曲とも柏市への編入合併時に「地域の歌」として存続させる旨の申し合わせが行われ[3]、町歌に関しては沼南支所(旧町役場)のサイトで歌詞が紹介されている[4]

出典

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  1. ^ a b 全国市長会『市政』1979年12月号, p129
  2. ^ a b c 『市報かしわ』1979年11月1日号2面「後藤さんと山口さんの作品『かしわふるさと音頭』『青春かしわ』ふるさと柏のうた二曲に」。
  3. ^ a b c 本多晃 (2003年10月3日). “協議第15号 慣行の取扱いについて”. 柏市・沼南町合併協議会. 国立国会図書館・インターネット資料収集保存事業. 2023年4月29日閲覧。
  4. ^ 旧沼南町の概要”. 柏市役所 (2021年2月26日). 2023年4月29日閲覧。

関連項目

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