鮫駅
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鮫駅 | |
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駅舎(2024年8月) | |
さめ Same | |
◄白銀 (1.5 km) (5.7 km) 陸奥白浜► | |
青森県八戸市大字鮫町字日二子石18[1] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■八戸線 |
キロ程 | 11.8 km(八戸起点) |
電報略号 | サメ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
247人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)11月10日[1][2] |
備考 |
鮫駅(さめえき)は、青森県八戸市大字鮫町字日二子石[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)八戸線の駅である。国の天然記念物である蕪島への最寄駅。青森県最東端の有人駅でもある。
歴史
[編集]- 1924年(大正13年)11月10日:鉄道省の駅として開業[2]。
- 1929年(昭和4年)1月6日:未明に駅構内売店より出火し、駅全焼[3]。
- 1968年(昭和43年)10月:東京市場駅との間を結ぶ貨物列車、東鱗1号の荷受けを開始[4]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:車扱貨物の取り扱いを廃止[5]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:チッキの取り扱いを廃止[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[5]。
- 2005年(平成17年)12月10日:八戸線のCTC化により、運転扱いと駅長・助役配置を廃止。本八戸駅管理下(在勤駅員配置)となる。
- 2006年(平成18年)5月11日:キヨスクが閉店。
- 2009年(平成21年)4月1日:業務委託化。
- 2015年(平成27年)12月1日:本八戸駅の業務委託化による駅長・助役配置廃止に伴い、八戸駅長管理下となる。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][6]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅になっている。互いのホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を有する。
当駅は八戸市街地の端となっており、八戸駅からの列車の多くが当駅で折り返す(2番線ホームを使用)。
八戸駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス委託)である。単式ホームに接する駅舎には、みどりの窓口と自動券売機がある。また、駅スタンプが設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | ■八戸線 | 上り | 八戸方面[7] |
3 | 下り | 久慈方面[7] |
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は247人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 727 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 691 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 727 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 677 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 642 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 563 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 543 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 515 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 521 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 509 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 510 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 非公表 | |||
2012年(平成24年) | 160 | 212 | 372 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 162 | 178 | 340 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 156 | 172 | 328 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 154 | 177 | 331 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 146 | 180 | 327 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 144 | 167 | 311 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 132 | 155 | 288 | [利用客数 19] |
2019年(令和元年) | 129 | 153 | 283 | [利用客数 20] |
2020年(令和 | 2年)78 | 142 | 220 | [利用客数 21] |
2021年(令和 | 3年)80 | 149 | 230 | [利用客数 22] |
2022年(令和 | 4年)100 | 139 | 240 | [利用客数 23] |
2023年(令和 | 5年)114 | 132 | 247 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]駅前には駅名にあやかってサメのモニュメントが設置されている。また、駅前にある動輪は、「鮫駅開業50周年」を記念して1974年(昭和49年)11月10日に建立された物で、実際に八戸線を走っていた8620形蒸気機関車のものである。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d “駅の情報(鮫駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月4日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、26頁。
- ^ 「停車場全焼」『東京朝日新聞』1929年1月7日、朝刊、7面。
- ^ 「「五輪渋滞」で思い出される 築地市場を走った鮮魚貨物列車」『朝日新聞』2019年7月26日。2019年7月26日閲覧。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、508頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月18日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(鮫駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月20日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(鮫駅):JR東日本