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黒須重彦

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黒須重彦(くろす しげひこ、1924年10月14日 -2014年2月24日)は、日本文学中国文学者。

旧制第一高等学校を経て、東京大学文学部中国文学科卒(1953年)。藤家礼之助同人雑誌に加わり作家を目指す。

1963年(昭和38年)「蜘蛛と毛糸」並びに「落下」にて群像新人賞候補。

結婚の際には宇沢弘文仲人を務めた。千葉県立千葉中学校・高等学校国語科教諭のかたわら、現代語訳に疑問を持っていた「夕顔の巻」の研究を進める。

大東文化大学教授。1995年定年退任。『源氏物語私論』で文学博士

著書

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  • 『夕顔という女 露のひかり』笠間書院、1975 笠間選書
  • 熟語これだけ知っていれば十分 漢字を楽しむ漢字で遊ぶ』日本実業出版社、1985 エスカルゴ・ブックス
  • 漢詩漢文の名句名言』フォー・ユー、1987
  • 四字熟語の雑学 読んで楽しく使って役立つ』永岡書店、1988
  • 『源氏物語私論 夕顔の巻を中心として』笠間書院、1990 笠間叢書
  • 『漢字文化圏の諸問題 <こえ>と文字』武蔵野書院、1992
  • 『源氏物語の実相 漢文学の内在化』笠間書院、1996
  • 『源氏物語探索』武蔵野書院、1997
  • 『『楚辞』と『日本書紀』 <こえ>から「文字」へ』武蔵野書院、1999

共著

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  • 『中国詩三千年』藤堂明保共著 1985 旺文社文庫

翻訳

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  • 『中国の詩集 屈原詩集』カラー版 角川書店、1973
  • 『中国の笑いばなし』学灯社、1974、小学生の中国文学全集
  • 論語ものがたり』学灯社、1974 小学生の中国文学全集
  • 『中国の古典 20 楚辞』学習研究社、1982
  • 『中国の古典 14 史記 4』司馬遷 学習研究社、1984

参考

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  • 「漢字文化圏の諸問題」著者紹介
  • 高田淳「わが"自定年譜"」「学習院史学」1996-03