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2019年大阪市議会議員選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
投票日 2019年4月7日
首長 松井一郎
改選数 83
選挙制度 中選挙区制
議席内訳

選挙結果 
市政与党(58)

  大阪維新の会(40)
  公明党(18)

市政野党(25)

  自由民主党(17)
  日本共産党(4)
  無所属(4)
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2019年大阪市議会議員選挙(2019ねんおおさかしぎかいぎいんせんきょ)は、大阪市議決機関である大阪市会を構成する議員を全面改選するために行われる選挙で、第19回統一地方選挙の前半戦投票日である4月7日投票が行われた。

概要

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市議会議員の任期4年が満了したことに伴って実施された。24選挙区83議席に対し125名が立候補したが、1選挙区(住吉区)で定数と同じ候補者しか立候補せず、5名が無投票当選となり、残る23選挙区120名によって選挙戦が行われた。

松井一郎府知事と吉村洋文市長がそれぞれ任期途中で辞職し、ポストを入れ替えて立候補したことにより大阪府知事・市長のダブル選が同日実施され、さらに大阪府議選と合わせて「4重選挙」となった(4つの選挙が同日に実施されるのは、1971年以来48年ぶり)[1]

基礎データ

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  • 選挙事由:任期満了
  • 告示日:2019年3月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 議員定数:83人
  • 選挙区:24選挙区(うち1選挙区で無投票)
  • 候補者数:125人(うち5人が無投票当選

選挙結果

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党派別当選者数
党派 新旧別 無投票
当選
前回 増減
現職 元職 新人
大阪維新の会 40 29 0 11 2 36 増加4
公明党 18 14 0 4 1 19 減少1
自由民主党 17 14 1 2 1 19 減少2
日本共産党 4 3 0 1 1 9 減少5
立憲民主党 0 0 0 0
  諸派 0 0 0 0 0 増減なし
  無所属 4 3 1 0 3 減少1
合計 83 63 2 18 5 86
出典:NHK選挙WEB”. NHK. 2021年1月1日閲覧。

当選した議員

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 大阪維新の会   公明党   自民党   共産党   無所属 

北区 高山美佳 藏本隆之 前田和彦 山本智子 都島区 岡田妥知 大西聖一 八尾進
福島区 広田和美 太田晶也 此花区 大内啓治 今田信行
中央区 野上蘭 有本純子 不破忠幸[無効 1] 西区 西拓郎 東貴之 永井啓介
港区 藤田暁 西徳人 山本長助 大正区 出雲輝英 小山光明
天王寺区 足高將司 金子恵美 浪速区 竹下隆 森山禎久
西淀川区 山田肇 佐々木哲夫 荒木幹男 淀川区 山下昌彦 坂井肇 杉田忠裕 北野妙子 寺戸月美
東淀川区 守島正[辞 1] 小笹正博 杉山幹人 石川博紀 長岡ゆりこ 東成区 岡崎太 川嶋広稔 海老澤由紀[辞 1]
生野区 木下誠 武直樹 原口悠介 山田正和 旭区 宮脇希 福田武洋 西崎照明
城東区 飯田哲史[辞 1] 本田リエ 西川裕二 明石直樹 山中智子 鶴見区 大橋一隆 土岐恭生 原田真梨子
阿倍野区 木下吉信 丹野壮治 梅園周 住之江区 佐々木理江 岸本栄 片山一歩 松崎孔
住吉区[2] 井上浩 伊藤亜実 多賀谷俊史 上田智隆 中田光一郎 東住吉区 田辺信広 高見亮 加藤仁子 辻義隆
平野区 杉村幸太郎 新田孝 永田典子 永井広幸 吉見美佐子 田中宏樹
西成区 辻淳子 山口悟朗 花岡美也 藤岡寛和

補欠選挙・再選挙

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選挙区 当選者 当選政党 欠員 欠員政党 欠員事由
2020年 3月 中央区選挙区(再選挙) 塩中一成 大阪維新の会 不破忠幸 大阪維新の会 当選無効
2021年 10月 東淀川区選挙区 橋本誠人 日本維新の会 守島正 大阪維新の会 衆院選出馬
2022年 7月 東成区選挙区[2] 武田清司 日本維新の会 海老澤由紀 大阪維新の会 参院選出馬
城東区選挙区 鷲見慎一 日本維新の会 飯田哲史 大阪維新の会 参院選出馬

脚注

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  1. ^ “大阪で48年ぶり「4重選挙」 連動し都構想が争点に”. 朝日新聞. (2019年3月29日). https://www.asahi.com/articles/ASM3X6R66M3XPTIL03Q.html 2020年1月1日閲覧。 
  2. ^ a b 立候補者が定数内のため無投票。
  • 議員辞職関連
  1. ^ a b c 国政選挙出馬により議員辞職。
  • 当選無効
  1. ^ 公職選挙法違反により当選無効。

参考文献

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