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Affliction: Banned

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Affliction: Banned
イベント詳細
シリーズ Affliction
主催 アフリクション・クロージング
Adrenaline MMA
開催年月日 2008年7月19日
開催地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州アナハイム
会場 ホンダセンター
開始時刻 午後6時(PT) / 午後9時(ET
試合数 全10試合
放送局 The Fight Network
FOXスポーツネット
入場者数 14,832人
入場収益 2,085,510USドル
PPV購入数 100,000件[1]
イベント時系列
Affliction: Banned Affliction: Day of Reckoning

Affliction: Banned(アフリクション:バンド)は、アメリカ合衆国総合格闘技団体「Affliction」の大会の一つ。2008年7月19日カリフォルニア州アナハイムホンダセンターで開催された。

アパレルメーカー「アフリクション・クロージング」と総合格闘技団体「Adrenaline MMA」の共催で、大会名の「Affliction: Banned」は、Afflictionが総合格闘技ビジネスに進出したことにより、UFCで選手のアフリクション製のTシャツの着用が禁じられたことを受けて、それに対する皮肉を表現したものである[2]

メインイベントではPRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルと元UFC世界ヘビー級王者ティム・シルビアによる、世界初の総合格闘技の統一タイトルである初代WAMMA世界ヘビー級王座決定戦が行われた。

大会概要

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2008年5月20日にカリフォルニア州センチュリーシティで開催が発表された。開催発表後も出場予定選手が頻繁に入れ替わり、出場が予定されていたエメリヤーエンコ・アレキサンダーヴァーノン・"タイガー"・ホワイト[3]、ブレット・クーパー、パトリック・スペイト、ジャスティン・レヴェンス、レイ・リザーマはいずれも欠場となり、最終的には全10カードによる開催となった。また、当初プレリミナリィカードとして予定されていたヤング対ホーミニックのフェザー級戦はメインカードに入れ替わった。

その他、UFCが対抗策として同日に無料放送の大会「UFC Fight Night: Silva vs. Irvin」の開催をぶつけたため、両者の鍔迫り合いが議論を呼んだ[4]

メインイベントではエメリヤーエンコ・ヒョードルティム・シルビアを開始36秒で下し、初代WAMMA世界ヘビー級王座を獲得した。第8試合ではジョシュ・バーネットが約7年半振りの再戦でペドロ・ヒーゾをKOで破り、リベンジを果たした。

その他、リングアナウンサーマイケル・バッファーが担当し、第2試合・第7試合終了後のインターバルではロックバンドのメガデスがライブを行った[5][6]

放送など

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メインカードは全てThe Fight NetworkによるPPV放送のみであるが、プレリミナリィカードは全試合FOXスポーツネットによって無料放送された。

ヒョードル、バーネットら日本でもなじみの深いファイターが多数参戦していることもあり、同年7月25日よりDMM.comで日本向けに有料配信された。

試合結果

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プレリミナリィカード

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第1試合 ヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ポール・ブエンテロ vs. トリニダード・トバゴの旗 ゲーリー・グッドリッジ ×
3R終了 判定3-0(30-27、29-28、30-27)
第2試合 ミドル級 5分3R
ブラジルの旗 ビクトー・ベウフォート vs. アメリカ合衆国の旗 テリー・マーティン ×
2R 3:12 KO(スタンドパンチ連打)
第3試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 マイク・パイル vs. アメリカ合衆国の旗 JJ・アンブローズ ×
1R 2:51 チョークスリーパー
第4試合 ライトヘビー級 5分3R
ブラジルの旗 アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ vs. アメリカ合衆国の旗 エドウィン・デューウィーズ ×
1R 4:06 TKO(レフェリーストップ:パウンド

メインカード

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第5試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 マット・リンドランド vs. ブラジルの旗 ファビオ・"ネガォン"・ナシメント ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-26、30-27)
第6試合 ライトヘビー級 5分3R
ブラジルの旗 レナート・ババル vs. アメリカ合衆国の旗 マイク・ホワイトヘッド ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
第7試合 フェザー級 5分3R
カナダの旗 マーク・ホーミニック vs. アメリカ合衆国の旗 サヴァン・ヤング ×
2R 4:25 腕ひしぎ十字固め
第8試合 ヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジョシュ・バーネット vs. ブラジルの旗 ペドロ・ヒーゾ ×
2R 1:44 KO(左フック)
第9試合 ヘビー級 5分3R
ベラルーシの旗 アンドレイ・アルロフスキー vs. アメリカ合衆国の旗 ベン・ロズウェル ×
3R 1:13 KO(スタンドパンチ連打)
第10試合 WAMMA世界ヘビー級王座決定戦 5分5R
ロシアの旗 エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. アメリカ合衆国の旗 ティム・シルビア ×
1R 0:36 チョークスリーパー
※ヒョードルが王座獲得に成功。

脚注

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  1. ^ Pay-per-view MMAPayout
  2. ^ 米国新大会旗揚げ。ヒョードル×シルビアがメイン BoutReview 2008年5月23日
  3. ^ Tom Hamlin - TIGER WHITE OFF AFFLICTION CARD (UPDATED) MMAWEEKLY 2008年6月26日
  4. ^ Jake Rossen - Affliction vs. UFC, Round 1 SHERDOG 2008年7月14日
  5. ^ [1](第2試合終了後のライブ)kamipro.com公式サイト
  6. ^ [2](第7試合終了後のライブ)kamipro.com公式サイト

関連項目

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外部リンク

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