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ブリザード・エンターテイメント

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Blizzard Entertainmentから転送)
ブリザード・エンターテイメント
現地語社名
Blizzard Entertainment, Inc.
以前の社名
  • Silicon & Synapse
  • (1991–1994)
  • Chaos Studios
  • (1994)
種類
非公開会社
業種 情報通信業
事業分野 ゲームソフトウェア
設立 1991年2月8日 (33年前) (1991-02-08)
(シリコン&シナプス時代を含む)
創業者 マイケル・モーハイム英語版
フランク・ピアース英語版
アレン・アドハム英語版
本社
主要人物
J・アレン・ブラック英語版
(President)
アレン・アドハム英語版
(SVP)
製品 ゲームソフトウェア
売上高 増加 11億ドル (2015年[1])
利益
増加 2億2300万ドル (2015年)
従業員数
4,700 (2012年[2])
親会社 Activision Blizzard, Inc.
ウェブサイト www.blizzard.com/en-us/

ブリザード・エンターテイメント: Blizzard Entertainment, Inc.)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アーバインにあるゲームソフトウェア開発会社。

マイクロソフトの子会社であるアクティビジョン・ブリザードの子会社としてデベロッパーパブリッシャーの双方で事業を行っている。

モットーは「Dedicated to Creating the Most Epic Entertainment Experiences… Ever!(最高のエンターテイメント体験を作り出すために専念する…これからもずっと!)」[3]

概要

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1991年2月8日カリフォルニア大学ロサンゼルス校の卒業生であったマイケル・モーハイム英語版フランク・ピアース英語版アレン・アドハム英語版によってシリコン&シナプス社として設立。1993年、自社タイトルとしてレースゲーム『ロックンロールレーシング英語版』、アクションゲーム『バイキングの大迷惑英語版』を発売した。

1994年、社名を現在のブリザード・エンターテイメント(Blizzard Entertainment)に変更し、リアルタイムストラテジーゲーム『ウォークラフト』を発売した。『ウォークラフト』シリーズは現在に至るまで世界的に傑出した人気を持つRTSタイトルへ成長した。1997年アクションRPGディアブロ』を発売、これにあわせてオンラインゲームサービス「Battle.net」の運営を開始、今日のMMORPGの先駆けとなった。1998年には『ウォークラフト』の姉妹作にあたる『スタークラフト』を、2000年には『ディアブロ』の続編に当たる『ディアブロII』をそれぞれ発売してそれぞれ人気作となった。

2004年ウォークラフトシリーズの世界観をベースにしたMMORPG『ワールド オブ ウォークラフト』を発表して、2008年に課金者数が1,150万人を突破する大ヒットとなり[4]2010年に「世界で最もプレイされているMMORPG」としてギネスブックにも登録されていた[5][6][7]2007年、フランスの電気通信企業ヴィヴェンディ社が自社のゲーム部門(ヴィヴェンディ・ゲームズ)とアメリカのゲーム会社アクティビジョンを合併させた際、当時ヴィヴェンディ・ゲームズ傘下であったブリザード社の名を採用して新会社名をアクティビジョン・ブリザード社とした[8]

2013年アクティビジョン・ブリザードは親会社ヴィヴェンディ社から株式を購入して独立企業となった[9]2014年、オンラインカードゲームハースストーン』のサービスを開始、2500万アカウントの登録者を記録している。2016年に発売された同社初となるチーム対戦型アクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ』は2018年に総プレイヤー数が4000万人を突破した。2019年には香港デモ支持を表明したハースストーンプレイヤーの大会出場停止と獲得賞金の取消処分を行なったことから、同社製品のボイコットなど物議を醸した[10][11]

2022年1月18日マイクロソフトアクティビジョン・ブリザードを687億ドルで買収することを合意したと発表した。2023年10月13日に買収が完了、マイクロソフト傘下となり、ブリザード・エンターテイメントもマイクロソフトおよびXbox Game Studiosの1つとなった。

日本での展開

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1998年にはエレクトロニック・アーツから『ディアブロ』が発売され、2000年にカプコンから『ディアブロII』が、2003年に『ウォークラフトIII』が発売されたが、その後10年近く日本でのサービスは行っていなかった。2011年東日本大震災の際には約190万ドル(約1億4600万円)の義援金を日本赤十字社に寄付している[12]。2014年からはスクウェア・エニックスを通じて『ディアブロIII』、『オーバーウォッチ』(2019年6月30日まで)といったタイトルをリリースする。2018年12月27日に発売された『ディアブロIII エターナルコレクション』(Nintendo Switch版)からはブリザード・エンターテイメントが自社販売を行っている。

開発作品

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  • ウォークラフトシリーズ(Warcraft)
    • ウォークラフト
    • ウォークラフトII Tides of Darkness
    • ウォークラフトII 拡張パック Beyond the Dark Portal
    • ウォークラフトII バトルネットエディション(II本体と拡張パック、追加マップを含めてBattle.net対応)
    • ウォークラフトIII Reign of Chaos
    • ウォークラフトIII 拡張パック The Frozen Throne
    • ワールド オブ ウォークラフト
    • ワールド オブ ウォークラフト 拡張パック The Burning Crusade
    • ワールド オブ ウォークラフト 拡張パック Wrath of the Lich King
    • ワールド オブ ウォークラフト 拡張パック Cataclysm
    • ワールド オブ ウォークラフト 拡張パック Mists of Pandaria
    • ワールド オブ ウォークラフト 拡張パック Warloads of Draenor
    • ワールド オブ ウォークラフト 拡張パック Legion
  • ディアブロシリーズ(Diablo)
    • ディアブロ
    • ディアブロII
    • ディアブロII 拡張パック Lord of Destruction
    • ディアブロ バトルチェスト(ディアブロシリーズ3本とガイドブック)
    • ディアブロIII
    • ディアブロIII リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション
    • ディアブロIII ライズ オブ ザ ネクロマンサー
    • ディアブロIII エターナルコレクション
    • ディアブロlV
  • スタークラフトシリーズ(StarCraft)
    • スタークラフト(StarCraft)
    • スタークラフト 拡張パック Brood War
    • スタークラフト:ゴースト 3Dのサードパーソンビュースニークアクションとして開発されていたが、現在凍結中。
    • スタークラフトII 日本語版発売予定は無し。テラン、プロトス、ザーグの各部族ごとを一本のソフトとし、三部作構成になっている。第一弾はテラン視点の「Wings of Liberty」、第二段はザーグ視点の「Heart of the Swarm」、第三弾がプロトス視点の「Legacy of the Void」[13]
  • Hearthstone: ハースストーン
  • オーバーウォッチシリーズ(Overwatch)

シリコン&シナプス時代には『バイキングの大迷惑』や『ロックンロールレーシング』などを手掛けている。

人物

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脚注

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  1. ^ 6 Richest People In The Gaming Industry
  2. ^ Gamasutra Staff (February 9, 2012). “DICE 2012: Blizzard's Pearce on World Of Warcraft's launch hangover”. Gamasutra. https://www.gamasutra.com/view/news/40230/DICE_2012_Blizzards_Pearce_on_World_Of_Warcrafts_launch_hangover.php January 23, 2013閲覧。 
  3. ^ イベント「Overwatch」を制作するBlizzard本社をじっくりと探索。ゲームデザイナーのキャプラン氏に開発秘話なども聞いてきた 4gamer.net 2018年4月11日
  4. ^ Cavalli, Earnest (December 23, 2008). “World of Warcraft Hits 11.5 Million Users”. Wired. https://www.wired.com/2008/12/world-of-warc-1/ 2009年11月3日閲覧。 
  5. ^ Glenday, Craig (2009). Craig Glenday. ed. Guinness World Records 2009. GUINNESS WORLD RECORDS (paperback ed.). Random House, Inc.. p. 241. ISBN 0553592564, 9780553592566. https://books.google.co.jp/books?id=aHYt0RNSDfgC&pg=PA269&dq=9780553592566&redir_esc=y&hl=ja#v=onepage&q=most%20popular%20MMORPG&f=false September 18, 2009閲覧. "Most popular MMORPG game(sic) In terms of the number of online subscribers, World of Warcraft is the most popular Massively Multiplayer Online Role-Playing Game (MMORPG), with 10 million subscribers as of January 2008." 
  6. ^ Williams, Becky (24 Aug 2009). “Video: Backstage at BlizzCon 2009:Thousands of World of Warcraft fans descend on southern California for Blizzard's epic gaming convention”. Telegraph.co.uk. https://www.telegraph.co.uk/technology/video-games/6081496/Video-Backstage-at-BlizzCon-2009.html 2009年9月18日閲覧. "Set in the fantasy world of Azeroth it currently holds the Guinness World Record for the most popular MMORPG, which probably accounts for why Blizzard is the most bankable games publisher in the world." 
  7. ^ Langshaw, Mark (June 6, 2009). “Guinness announces gaming world records”. Digital Spy Limited. https://www.digitalspy.com/gaming/e3/a158552/guinness-announces-gaming-world-records/ 2009年9月18日閲覧. "Blizzard’s Mike Morhaime and Paul Sams were handed awards for World Of Warcraft and Starcraft, which won Most Popular MMORPG and Best Selling PC Strategy Game respectively." 
  8. ^ Activision, Inc (July 10, 2008). “Vivendi and Activision complete transaction to create Activision Blizzard”. Vivendi Universal. May 19, 2015閲覧。
  9. ^ Activision Blizzard Announces Transformative Purchase of Shares from Vivendi and New Capital Structure. Retrieved July 25, 2013.
  10. ^ 香港デモへの支持を表明したプロゲーマーが賞金はく奪&トーナメント参加禁止措置をとられてしまう gigazine、2019年10月09日
  11. ^ 香港デモ、世界ゲーム界にも飛び火 中国政府支持の米ブリザードにボイコットの声 大紀元時報、2019年10月10日
  12. ^ “「World of Warcraft」のチャリティで,約190万ドルの寄付が集まる。東日本大震災の義援金として全額が日本に”. https://www.4gamer.net/games/006/G000612/20110804021/ 2012年5月14日閲覧。 
  13. ^ https://www.ign.com/articles/2008/10/10/blizzcon-08-starcraft-ii-split-into-three-games Blizzcon 08: StarCraft II Split Into Three Games

外部サイト

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