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Digital Photo Professional

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Digital Photo Professional
開発元 キヤノン株式会社
初版 2004年
最新版
3.15.0 / 4.3.1 / 2015年10月29日
対応OS Microsoft Windows 10 / 8 / 7 / Mac OS X 10.4 - 10.6
公式サイト cweb.canon.jp/camera/dpp/index.html
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Digital Photo Professional(以下DPPと略す。)は、キヤノン製デジタルカメラに付属するRAW画像を処理するソフトウェアである。

DPPはRAWフォーマットだけでなく、JPEGフォーマット、TIFFフォーマットの処理も可能である。

沿革

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2004年に発売されたプロ向けデジタル一眼レフカメラEOS-1D Mark IIに同梱されたのが最初のバージョンである[1]。その後、中級機のEOS 20Dや初級機のEOS Kiss デジタル Nにも同梱されるようになる。2005年発売のEOS 5Dに同梱されたVer 2.0からはピクチャースタイルにも対応した[2]。現在では特定の機種のみ対応のバージョン4系列とその他の機種対応のバージョン3が同時展開しており、バージョン4の対応機種は徐々に増えている状態である。

機能

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キヤノン製のデジタルカメラに記録されたRAW、JPEGフォーマットデータの閲覧と、RAWフォーマットデータの色温度、明るさなどの処理や各種補正、キヤノン製レンズを使用した際にはレンズの歪曲などの修正、フォーマット変換や処理済データのプリントを一連のワークフローとして処理できるソフトウェアとなっており、データ入力、現像処理、プリントまで一貫して行えるため、初心者からプロフェッショナルまで広範囲に使用が可能である。

頒布形態

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カメラメーカーが作った無償に近い形で配布されているソフトウェアである。

ただしバージョン4のダウンロードには対応機種のシリアル番号の入力が必要となっている。

脚注

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  1. ^ マイコミジャーナル(毎日コミュニケーションズ) (2004年1月29日). “DIGIC II・8.5コマ/秒連写のプロ向けデジタル一眼レフ「EOS-1D Mark II」”. 2010年5月14日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ デジカメWatch(Impress Watch) (2005年8月23日). “キヤノン、フルサイズCMOS搭載のデジタル一眼レフ「EOS 5D」”. 2010年5月14日閲覧。

外部リンク

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