Speech Synthesis Markup Language
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Speech Synthesis Markup Language(SSML)、または音声合成マークアップ言語(おんせいごうせいマークアップげんご)は、音声合成アプリケーション用のXMLベースマークアップ言語。W3Cの音声ブラウザ作業部会によって制定され、W3Cはその使用を勧告している[1]。最初の草案は2000年8月8日に出され[2]、2004年9月7日にバージョン1.0がW3C推奨になった[3]。2010年9月7日にはバージョンが1.1がW3C推奨になった[1]。なお、W3Cの音声ブラウザ作業部会は2015年10月12日に解散している[4]。
インタラクティブ電話システムでVoiceXMLスクリプトと併用されることも多いが、オーディオブック作成などでは単独で使用される。デスクトップ向けアプリケーションではApple社の内蔵スピーチコマンドやマイクロソフト社のSAPI音声合成マークアップ言語(XMLベース)が使われることも多い。
SSMLはサン・マイクロシステムズ社のJava Speech Markup Language(JSML)に基づいているが[1]、SSML勧告の開発自体は主に音声合成ソフトのベンダーによって行われた。マークアップで指定されていない場合は音声合成プロセッサーの判断にゆだねられることも多いため[1]、HTMLやC言語の標準よりも緩いものとなっている。
SSMLドキュメントの例
[編集]<!-- ?xml version="1.0"? -->
<speak xmlns="http://www.w3.org/2001/10/synthesis"
xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
version="1.0">
<metadata>
<dc:title xml:lang="en">Telephone Menu: Level 1</dc:title>
</metadata>
<p>
<s xml:lang="en-US">
<voice name="David" gender="male" age="25">
For English, press <emphasis>one</emphasis>.
</voice>
</s>
<s xml:lang="es-MX">
<voice name="Miguel" gender="male" age="25">
Para español, oprima el <emphasis>dos</emphasis>.
</voice>
</s>
</p>
</speak>
脚注
[編集]- ^ a b c d “Speech Synthesis Markup Language (SSML) Version 1.1” (英語). W3C (2010年9月7日). 2018年12月27日閲覧。
- ^ “Speech Synthesis Markup Language Specification for the Speech Interface Framework” (英語). W3C (2000年8月8日). 2018年12月27日閲覧。
- ^ “Speech Synthesis Markup Language (SSML) Version 1.0” (英語). W3C (2004年9月7日). 2018年12月27日閲覧。
- ^ “The Voice Browser Working Group” (英語). W3C (2015年10月14日). 2018年12月27日閲覧。