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TrackMania

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

TrackMania(トラックマニア)は、ユービーアイソフト Nadeo開発のレースゲームシリーズ。

特徴

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アクロバットなレースゲームで、ループやジャンプがあり、壁に衝突しようが落下しようが、車はダメージを受けない。ネット対戦ができ、ネット上でコースを公開したりダウンロードしたりすることができる。また、車も改造でき、ネット上で公開できる。

これらのゲーム (TrackMania) シリーズにおいて、「Copper(日本語版ではカパー)」と呼ばれるポイントがあり、既存の公式コースのメダルを獲得するなどの事により、そのポイントが貯まり、新たなるチャレンジコースをダウンロードしたりするなどの事ができる。

コースの各カテゴリーにおける、車の挙動は、それぞれ異なる。

種類

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TrackMania

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原作。2003年11月にヨーロッパで発売され、2004年5月にアメリカなどで発売された。

空中ブレーキによるコントロール制御は無効。

TrackManiaの初期バージョンでは、Copperの使用方法として、既存のパーツショップから自分の好きなパーツの分を割り振りする事により、それらのパーツでコースを作成可能だった。さらに、障害物などにぶつかった後で走行すると、車のドアがパタパタ開く演出もあった。

TrackMania Sunrise

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2005年4月にヨーロッパで発売され、2006年5月にアメリカなどで発売された。

グラフィックも一新され、コースエディターも充実した 初代を基盤に一新した。

TrackMania Sunrise eXtreme

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TrackMania Sunriseに少し改良を加えたもの。

ものすごく大きな差はない。

TrackMania Sunriseの購入者でも、無料のエクスパンションにより、導入可能。

日本語版もある。

TrackMania Original

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原作TranckManiaをTrackMania Sunriseのグラフィックエンジンを用いてリメイクしたもの。

TrackManiaの購入者(Power Up! パッチ導入済み)でも、無料のパッチ「TrackMania Power Up! -> Original Upgrade」により、導入可能。

TrackMania Nations

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ESWCのために開発され、ネット対戦に特化している

ネット対戦の人数が多いが、ヨーロッパが中心で、日本人は少しずつ増えてきてはいるがまだ少ない。

Windows Vistaでもアップデートすれば動作可能。

Copper の制限は無く、そのポイントを意識しなくてもプレイが可能。

チェックポイントからの再開が不可能。

TrackMania United

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内容的にはTrackMania Original,TrackMania Sunrise,TrackMania Nationsをまとめ、一新したもの。

TrackMania Nations Forever

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TrackMania Unitedの1カテゴリ(スタジアム)だけを摘出したバージョン、無料。 ネット対戦に特化しているが、一人でプレイするモードもあり、 クリアする度に新しいステージが選べるようになるシステム。

ネット対戦の人数も多く、日本人もわりと多い。

TrackMania Nationsよりもコースパーツが多く、より多彩なコース設計ができる。

チェックポイントからの再開が可能。

TrackMania United Forever

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TrackMania Unitedに少し改良を加えたもの。

水の深さが従来に比べて浅くなった。

日本語の製品版は、オーバーランドより2008年6月27日に発売。

トラックマニア ターボ

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2016年3月24日にPlayStation 4、Xbox One、PC(Microsoft Windows) 発売された。

Trackmania

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TrackMania Nationsのリメイク版で、PC向けにUplay及びEpic Gamesストアで2020年7月1日にリリース予定[1][2]。無料でプレイ可能だが、一部機能へのアクセスや、特定大会への参加には期間制の利用権の購入(サブスクリプション)が必要[2]

音楽ファイルについて

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TrackMania United/Nations Foreverでは、WAVOgg Vorbisの音楽を取り込んでBGMにすることができる。

また、Ogg Vorbisのヘッダを編集し、専用形式「MUX」に変換することもできる。MUXファイルはエディターで専用BGMに設定すると、音楽が鳴り始めるときに音楽の詳細データが表示されるようになる。 なお、なぜ独自形式を設定しているかは不明である。

脚注

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外部リンク

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