VOXXX
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『VOXXX』 | ||||
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電気グルーヴ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1999年 Montag Studio, Tokyo Vielklang Musikproduktion, Berlin Whitebase Studio Sonymusic Shinanomachi Studio Alive Recording Studio | |||
ジャンル | テクノ | |||
時間 | ||||
レーベル | キューンレコード | |||
プロデュース | 石野卓球 | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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電気グルーヴ アルバム 年表 | ||||
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『VOXXX』収録のシングル | ||||
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『VOXXX』(ヴォックス)は、日本のテクノユニットである電気グルーヴの8枚目のオリジナルアルバム。
解説
[編集]このアルバムの制作中に長年在籍した砂原良徳が脱退。前身の人生時代からのメンバーである石野卓球とピエール瀧の2人のみとなった。また、このアルバムではサポートメンバーとしてDJ TASAKAやKAGAMIが参加している。
メンバーによると、今作は「糞で作った五重塔」。瀧がボイスチェンジャーで遊んでいたことが製作の発端となっている。電気グルーヴのオリジナルアルバムの中では最多の楽曲収録数である。
CDでのリリースの前に先行でアナログ盤がリリースされている。
リリース履歴
[編集]No. | 日付 | 国名 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | 備考 |
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1 | 2000年1月29日 | 日本 | キューンレコード | LP | SYUM 0145〜6 | - | 2枚組 |
2 | 2000年2月2日 | 日本 | キューンレコード | CD | KSC2 324 | 5位 | 初回限定のみ二面紙ジャケット |
3 | 2000年 | ヨーロッパ | エピック・レコード | CD | EPC 498330 2 | - |
収録曲
[編集]LP盤
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「地獄へ堕ちろ電気グルーヴ」(denki groove jigoku) | 石野卓球 | ||
2. | 「フラッシュバック ディスコ」(flashback disco) | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球、ピエール瀧 | |
3. | 「ナッシングス ゴナ チェンジ」(Nothing's Gonna Change) | 石野卓球 | 石野卓球 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「密林の猛虎打線」(the homerun tiger in a bush) | 石野卓球、DJ TASAKA | ||
2. | 「ジャンボタニシ」(jumbo tanishi) | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球、ピエール瀧 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「フラッシュバックJ-popカウントダウン」(flashback J-pop countdown) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
2. | 「エジソン電」(edisonden) | 石野卓球、ピエール瀧、DJ TASAKA | 石野卓球、ピエール瀧、DJ TASAKA | |
3. | 「TKO テクノ クイーン」(TKO tekno queen) | 石野卓球 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「チキン・シー」(chicken sea) | 石野卓球、田中フミヤ | 石野卓球、田中フミヤ | |
2. | 「レアクティオーン」(reaktion) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
3. | 「ハロー! ミスターモンキーマジックオーケストラ」(Hello!Mr.monkey magic orchestra) | 石野卓球、Ben Juris、Benny Lux | 石野卓球、Ben Juris、Benny Lux |
CD盤
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「地獄へ堕ちろ電気グルーヴ」(denki groove jigoku) | 石野卓球 | ||
2. | 「愛のクライネメロディー」(eine kleine melodie) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
3. | 「ナッシングス ゴナ チェンジ」(Nothing's Gonna Change) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
4. | 「フラッシュバック ディスコ」(flashback disco) | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球、ピエール瀧 | |
5. | 「浪曲インベダー」(roukyoku inbeder) | 石野卓球、ピエール瀧、DJ TASAKA | 石野卓球、ピエール瀧、DJ TASAKA | |
6. | 「チキン・シー」(chicken sea) | 石野卓球、田中フミヤ | 石野卓球、田中フミヤ | |
7. | 「密林の猛虎打線」(the homerun tiger in a bush) | 石野卓球、DJ TASAKA | ||
8. | 「インベーダーのテーマ」(themes from the invader) | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球、ピエール瀧 | |
9. | 「スッペスッペインベインベ」(suppe suppe inbe inbe) | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球、ピエール瀧 | |
10. | 「フラッシュバックJ-popカウントダウン」(flashback J-pop countdown) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
11. | 「エジソン電」(edisonden) | 石野卓球、ピエール瀧、DJ TASAKA | 石野卓球、ピエール瀧、DJ TASAKA | |
12. | 「ジャンボタニシ」(jumbo tanishi) | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球、ピエール瀧 | |
13. | 「TKO テクノ クイーン」(TKO tekno queen) | 石野卓球 | ||
14. | 「TXL テクノ クイーン」(TXL tekno queen) | 石野卓球 | ||
15. | 「レアクティオーン」(reaktion) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
16. | 「ハロー! ミスターモンキーマジックオーケストラ」(Hello!Mr.monkey magic orchestra) | 石野卓球、Ben Juris、Benny Lux | 石野卓球、Ben Juris、Benny Lux | |
合計時間: |
曲解説
[編集]- 地獄へ堕ちろ電気グルーヴ - denki groove jigoku
- 曲の最後に次の曲のタイトルコールが入るが、LPの2曲目は「フラッシュバックディスコ」、CDは「愛のクライネメロディー」と構成が異なるため、セリフが異なっている。トラックにゲーム「グルーヴ地獄V」のミュージックエディタが使用されている。
- 愛のクライネメロディー - eine kleine melodie
- 歌手の篠原ともえがボーカルとして参加しており、声にはエフェクトが掛けられている。
- ナッシングス ゴナ チェンジ - Nothing's Gonna Change
- フラッシュバック ディスコ - flashback disco
- 浪曲インベダー - roukyoku inbeder
- チキン・シー - chicken sea
- 歌詞が「イチ」「ハチ」「チキン」「シー」などハイハットの音に聞こえる言葉で構成されている。
- 密林の猛虎打線 - the homerun tiger in a bush
- 阪神タイガースのファンの野次が収録されたレコードがサンプリングされている。
- インベーダーのテーマ - themes from the invader
- 随所で電気の楽曲「B.B.E. (Bull Beam Express)」(アルバム『UFO』収録)をサンプリングしている。ラジオパーソナリティーとして知られている山本シュウが冒頭の語り部分で参加している。曲中に登場する「ハロにちは」は、英語の「Hello」と「こんにちは」の合成語である。また、同じく登場する「元祖スペースインベーダー焼き」はライブツアー「ツアーツアー」でグッズとして実際に販売された。
- スッペスッペインベインベ - suppe suppe inbe inbe
- フラッシュバックJ-popカウントダウン - flashback J-pop countdown
- 前述の収録曲一覧ではCD/LP共に同じ長さとなっているが、実際にはLPの方がアウトロ(リピートしている部分)が長く、構成が微妙に異なっている。
- エジソン電 - edisonden
- ジャンボタニシ - jumbo tanishi
- TKO テクノ クイーン - TKO tekno queen
- TXL テクノ クイーン - TXL tekno queen
- 実質「TKO テクノ クイーン」の後半部分。
- レアクティオーン - reaktion
- ハロー! ミスターモンキーマジックオーケストラ - Hello!Mr.monkey magic orchestra
- アラベスクの「ハロー・ミスター・モンキー」が全体的に、ゴダイゴの楽曲「モンキー・マジック」が随所にサンプリングされている。また、この楽曲のタイトルは上記の曲名である「ハロー・ミスター・モンキー」、同じく「モンキー・マジック」、また日本のテクノグループであるイエロー・マジック・オーケストラの名称を合成したものである。なお、「ハロー・ミスター・モンキー」と「モンキー・マジック」の発売、イエロー・マジック・オーケストラの結成は全て1978年である。
参加ミュージシャン
[編集]- 石野卓球 - ボックス、プロデュース、プロダクション
- ピエール瀧 - ボックス、瀧