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WONDERFUL WORLD (ゆずのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『WONDERFUL WORLD』
ゆずスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル セーニャ・アンド・カンパニー
プロデュース 寺岡呼人&ゆず
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • プラチナ(日本レコード協会
  • ゆず アルバム 年表
    ゆずのね 1997-2007
    2007年
    WONDERFUL WORLD
    (2008年)
    FURUSATO
    2009年
    『WONDERFUL WORLD』収録のシングル
    1. 春風
      リリース: 2007年3月7日
    2. 明日天気になぁれ
      リリース: 2007年5月23日
    3. ストーリー
      リリース: 2008年2月6日
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    WONDERFUL WORLD』(ワンダフル・ワールド)は、ゆず通算8作目のオリジナルアルバム。2008年4月16日発売。発売元はセーニャ・アンド・カンパニー

    解説

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    • 前作『リボン』(2006年1月18日)から約2年3か月振りのオリジナル・アルバムで、CDのみの通常盤と、DVDがついた限定生産盤の2形態で発売。既発売のシングルからは「春風」「明日天気になぁれ」「ストーリー」を収録。なお、前作との間にはシングルA・B面以外の曲を集めたベスト『ゆずのね 1997-2007』と、小田和正葉加瀬太郎松任谷由実らとコラボレーションをしたシングルをリリース、体育館ツアー「ゆず体育館ツアー 2006 リボン」「ゆず10周年感謝祭 ゆずのね」を開催するなど(それぞれのライヴDVDも発売済)の活動が行われていた。また、あまり機会のなかったテレビ出演も幾つか果たしており、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などの番組に初出演している。
    • インタビューでは、「30代の『ゆずの素』(メジャーデビュー前に発表された、実質的なデビュー作)を作ろう、と話し合った。」とコメントしている[1]
    • これまで殆どの曲のアレンジはゆずとプロデューサー・寺岡呼人によるものであったが、当アルバムは外注のアレンジャーも参加している(下記参照)。
    • 同年4月19日からは、当アルバムに連動したアリーナ・ツアー「YUZU ARENA TOUR WONDERFUL WORLD」が、朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターを皮切りにスタート。なお、コンサートの舞台スタッフがCDジャケット撮影現場に顔を出して(ステージの)イメージを膨らますなど、「レコーディング・CDジャケット撮影・コンサートは一貫した "ワンダフルワールド" の世界観に溢れたものになっている」とメンバーの岩沢が語っている[1]。また、このツアーからそれまでツアータイトルに使われていた「体育館ツアー」が消え、アルファベットの「ARENA TOUR」となった(パンフレットより)。
    • アルバム名は、発売当時TOKYO FMで放送されていた同名のラジオ番組から流用[2]。ジャケットはフラワーアーティスト東信の作品。
    • オリジナルアルバムでは、「ユズモア」以来4作ぶりに週間1位を逃した。

    収録曲

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    CD

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    Disc 1
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「WONDERFUL WORLD」(プロデュース:蔦谷好位置 & ゆず)-北川悠仁 
    2.ストーリー(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)北川悠仁北川悠仁 
    3.「モンテ」(プロデュース:ゆず)北川悠仁北川悠仁 
    4.「おでかけサンバ」(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)北川悠仁北川悠仁 
    5.「うまく言えない」(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)北川悠仁北川悠仁亀田誠治
    6.「黄昏散歩」(プロデュース:ゆず)岩沢厚治岩沢厚治 
    7.「凸凹」(プロデュース:蔦谷好位置 & ゆず)北川悠仁北川悠仁 
    8.「人間狂詩曲」(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)岩沢厚治岩沢厚治ブラスアレンジ:山本拓夫
    9.春風(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)岩沢厚治岩沢厚治ゆず & 寺岡呼人 / ストリングスアレンジ:柏木広樹
    10.明日天気になぁれ(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)北川悠仁北川悠仁 
    11.「行こっか」(プロデュース:ゆず)岩沢厚治岩沢厚治 
    12.「眼差し」(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)北川悠仁北川悠仁亀田誠治
    13.「君宛のメロディー」(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)岩沢厚治岩沢厚治 
    14.「つぶやき」(プロデュース:寺岡呼人 & ゆず)岩沢厚治岩沢厚治ストリングスアレンジ:柏木広樹
    15.「ワンダフルワールド」(プロデュース:久石譲 & ゆず)北川悠仁北川悠仁オーケストレーション:久石譲
    合計時間:

    DVD(初回限定版のみ)

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    Disc2
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.「ワンダフルワールド」(Music Video)  
    2.「WONDERFUL DAYS recording of ワンダフルワールド」  

    楽曲解説

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    1. WONDERFUL WORLD
      インストゥルメンタル曲。インストゥルメンタル曲で始まるのは「ゆずえん」以来となる(ミニアルバムを除く)。またこの作品から「2-NI-」まで3作連続でオリジナルアルバムはインストゥルメンタル曲で始まる事となる。
    2. ストーリー
      24thシングル。1曲目からほぼ曲間なしで始まる。
      本人たち(綾瀬はるかと共演)も出演したトヨタ自動車ラクティスコマーシャルソング
    3. モンテ
      ゆずの地元岡村町に実際にある美容室の名前からとっている。
    4. おでかけサンバ
    5. うまく言えない
      アレンジャーは亀田誠治。
      後にオールタイム・ベスト『YUZU 20th Anniversary ALL TIME BEST ALBUM ゆずイロハ 1997-2017』にも収録された。
      ミュージック・ビデオには三浦春馬平田薫が出演。ゆずの2人も少しだけ登場する。以前からゆずのファンだった三浦は、その後も共演したりライブに足を運ぶなどMVへの出演を機にゆずとの親交を深めた。2020年7月に三浦が30歳の若さで死去した際にはゆずの公式YouTubeチャンネルにてこのMVのフルサイズを、収益化しない形で公開した[3]。また北川は自身のInstagramで、メッセージを添えてこの曲を弾き語りで歌う動画を公開し、三浦を追悼した[4]
    6. 黄昏散歩
    7. 凸凹
      10周年のころにはあった曲。
      ライブでは会場全体でダンスを踊る。その様子は、LIVE FILMS WONDERFUL WORLDで確認出来る。
    8. 人間狂詩曲
      「にんげんラプソディー」と読む。
    9. 春風
      23rdシングル。葉加瀬太郎とコラボレーション
      DVD『ゆずLIVE FILMS 「ゆずのね」』(2008年2月8日発売)では、ライヴで共演したシーンが映像化されている。
    10. 明日天気になぁれ
      シングルとして発売された「Original Soundtrack Single 映画「しゃべれども しゃべれども」」1曲目。
    11. 行こっか
    12. 眼差し
    13. 君宛のメロディー
    14. つぶやき
      もともと「トビラ」の頃にはあった曲。
    15. ワンダフルワールド
      楽曲収益の一部がUNHCRを通じて寄付される。
      寄付金は「みどりを増やす」プロジェクト推進に使用される。

    演奏

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    テレビ出演

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    脚注

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    関連項目

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    関連人物

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