コンテンツにスキップ

大林正典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大林 正典
おおばやし まさのり
生年月日 (1962-04-28) 1962年4月28日(62歳)[1]
出生地 日本の旗 日本神奈川県横浜市[2]
出身校 東京大学[1]

在任期間 2023年1月5日 - 2024年1月17日

在任期間 2022年4月1日[3] - 2023年1月5日
テンプレートを表示

大林 正典(おおばやし まさのり、1962年昭和37年〉4月28日[1] - )は、日本国土交通技官。 

来歴

[編集]

神奈川県横浜市出身[2]栄光学園高等学校を経て[2]東京大学理学部を卒業[1]

大学卒業後、気象庁へ入庁し、仙台管区気象台においてレーダー観測や天気予報に係る業務に従事[4]。その後、気象庁予報部などで勤務し、降水短時間予報や航空気象予測資料の開発に努めた他、予算や組織体制、施策の立案・推進などの業務畑を経験[4]。気象庁総務部企画課長[5]、仙台管区気象台長[6]、気象庁地球環境・海洋部長[7]、気象庁大気海洋部長[8]などを歴任した。また、青年海外協力隊にも参加し、1992年1月から約2年間、ドミニカ共和国の国家気象局で活動した[4][9]

日本気象学会では東北支部長などを務め、主に気象学の動向の知見を得る活動に従事し、学会の大会の開催にも携わった[4]

2022年(令和4年)4月1日、気象庁気象防災監に就任[3]

2023年(令和5年)1月5日、気象庁長官に就任[10]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d 政官要覧社 2022, 1085頁.
  2. ^ a b c “毎日フォーラム・霞が関ふるさと記 神奈川県(2)”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2017年7月10日). https://mainichi.jp/articles/20170403/org/00m/010/027000c 2022年4月8日閲覧。 
  3. ^ a b 人事異動(令和4年4月1日付)』(PDF)(プレスリリース)気象庁、2022年4月1日https://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/gyomu/jinjiidou/20220401.pdf2022年6月8日閲覧 
  4. ^ a b c d 東北支部だより 第85号” (PDF). 日本気象学会 (2017年9月). 2022年6月10日閲覧。
  5. ^ 第1回 気象ビジネスフォーラム” (PDF). ハレックス. 2022年6月10日閲覧。
  6. ^ “人事、気象庁”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2017年4月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASKJ31H08_R30C17A3905M00/ 2022年6月10日閲覧。 
  7. ^ 第2部 今後の数値予報への期待” (PDF). 気象庁. 2022年6月10日閲覧。
  8. ^ “人事、気象庁”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2020年10月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64428750Q0A930C2EE8000/ 2022年6月10日閲覧。 
  9. ^ 発展途上国気象技術協力最前線 青年海外協力隊に参加して” (PDF). 日本気象学会. 2022年6月10日閲覧。
  10. ^ “気象庁長官に大林正典氏”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2022年12月23日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA231VM0T21C22A2000000/ 2022年12月31日閲覧。 

参考文献

[編集]
  • 『政官要覧 令和4年春号』政官要覧社、2022年1月27日。 
官職
先代
長谷川直之
日本の旗 気象庁長官
第28代:2023年 - 2024年
次代
森隆志
先代
木俣昌久
日本の旗 気象庁気象防災監
第3代:2022年 - 2023年
次代
森隆志