小川屋
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒950-0105 新潟県新潟市江南区大淵1631 |
本店所在地 |
〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通5番町611番地 |
設立 | 1893年 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 4110001031863 |
事業内容 | 漬け魚を中心とした食品製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 大橋祐貴 |
主要株主 | 株式会社和僑商店ホールディングス |
外部リンク | https://www.niigata-ogawaya.co.jp/ |
特記事項:NSGグループ |
株式会社小川屋(おがわや)は、新潟県新潟市中央区古町通に本店を構える食品メーカーである。1893年(明治26年)に創業し、漬け魚を中心とした食品製造を手掛けており、新潟における土産や中元・歳暮の定番である。
概要
[編集]1893年、初代の小川駒吉が創業。甘露梅作りに始まり、鮭や鱒といった漬け魚を中心に、新潟の食材を活かした商品の製造を手がけた。やがて、酒かすや味噌にもこだわった高級品を売り出すようになり、新潟土産としての地位を確立した[1]。1964年の新潟国体の際には天皇献上品に選ばれた。こうして、新潟における中元・歳暮の贈答品の定番となり、1990年代には年商13億円に達した。
ところが、バブル経済崩壊の影響により高級品のギフト需要が低迷し、小川屋の経営も悪化し、2016年度の年商は3億円にまで落ち込んだ。そこで、2016年12月に、NSGグループの株式会社和僑商店が事業承継し、葉葺正幸が代表取締役社長に就くことになった[2]。和僑商店は、今代司酒造(創業1769年)、越後味噌醸造(同1931年)など新潟の老舗の事業承継で実績を上げていた。
2017年には、主力の「贈答用漬け魚」の新商品「匠漬(TAKUMI ZUKE)」を発売。熟成味噌やあま酒、塩麹で漬け込んだトラウトサーモン、紅鮭、銀鱈の計9種類の味わいからなる漬け魚である。
2017年現在の直営店舗は、新潟古町本店、新潟伊勢丹店、イオン新潟東店、清水フードセンター大学前店であり、オンラインストアでも販売を行っている。
沿革
[編集]- 1893年 - 小川駒吉が創業。
- 1908年 - 古町通に移転。
- 1964年 - 新潟国体で天皇献上品に選ばれる。
- 2016年 - 和僑商店が事業承継し、株式会社化する。
- 2017年 - 新商品「匠漬(TAKUMI ZUKE)」を発売。
主な商品
[編集]- 匠の焼漬
- 白焼きした魚介を醤油・酒・味醂のタレに漬けた新潟の郷土料理。
- 三色漬
- 新潟に古くから集まる鮭、鱈子、筋子の粕漬。粕漬は、新潟銘酒八海山の吟醸粕。
- 熟成紅ます
- トラウトサーモンを小川屋で熟成させたもの。
- びん詰合せ
- さけ茶漬を中心にした手作りの詰合せ。
ほかに、越乃甘粕漬、復刻味噌漬、焼き上げ越乃甘粕漬、越乃甘粕塩辛、あまざけ、いちじく甘露煮、惣菜などを販売している。
脚注
[編集]- ^ 「創業124年小川屋が新商品、老舗連携で再起期す」『朝日新聞』2017年7月1日
- ^ 「和僑商店 小川屋の事業承継 新潟の老舗再興図る」『新潟日報』2016年12月6日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 小川屋 - 公式サイト
- 小川屋|にいがた湊のれん街 - 和僑商店