岡山中学校・高等学校
岡山中学校・岡山高等学校 | |
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岡山高等学校正門 | |
北緯34度36分52秒 東経133度51分26秒 / 北緯34.6145度 東経133.857278度座標: 北緯34度36分52秒 東経133度51分26秒 / 北緯34.6145度 東経133.857278度 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人関西学園 |
校訓 |
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設立年月日 | 1982年 |
創立記念日 | 11月 |
共学・別学 | 男女共学 |
一貫教育 | 中高一貫教育(併設型) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード |
C133310000034 中学校) D133310000229 (高等学校) | (
高校コード | 33523B |
中学校コード | 330187[1] |
所在地 | 〒701-0206 |
岡山県岡山市南区箕島1500番地 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
岡山中学校・岡山高等学校(おかやまちゅうがっこう・おかやまこうとうがっこう、英: Okayama Junior & Senior High School)は、岡山県岡山市南区箕島に所在する、併設型の私立中学校・高等学校。略称は岡中高。
概要
[編集]高等学校においては、中学校から入学した内部進学の生徒と、高等学校から入学した外部進学の生徒とを第1学年から混合してクラスを編成する、併設型中高一貫教育校(内外混合クラス)。
男女共学の中高一貫教育校であり、寄宿(寮)制の学校として全国私立寮制学校協議会に加盟している。
開校当初、灘高等学校の教育システムを取り入れた「兄弟校」という触れ込みで、当時の灘高校長が講演に訪れる等、灘高との連携をアピールしていたが、直接関係は無かった。その後「灘高システム」は次第にアピールされなくなる[要出典]。
男子校であった、開設当初の教育方針は「知・徳・体」とされたが、その後現在の教育方針「人に優しく 己に厳しく 勉強はたゆみなく」に変更された。
ここ20年近く生徒数が減少しており、2006年は学年定員の160名をほぼ充足していたが[要出典]、2023年4月入学の高等学校1年生の在籍数は98名と、最盛期の約6割である[2]。かつての男子校の名残があるためか、女子生徒は数十人しかいないため男子生徒の人数よりかなり少ない[要出典]。
建学(設立)の理念
[編集]- 中高一貫教育の精神にのっとり、生徒各自がもつ天分を高度に発揮させ、知・徳・体の円満な発達を促進して、真に社会に貢献しうる人間の育成を期する
教育方針
[編集]教育目標
[編集]- 人に優しく(友愛)
- 己に厳しく(自律)
- 勉強はたゆみなく(進取)
校訓
[編集]- Spread Your Wings 天分発揮
沿革
[編集]略歴
[編集]1982年(昭和57年)、岡山中学校は学校法人関西学園により設置され、開校。同学園の関西高等学校はスポーツ分野で著名校であったが、進学面での成果を狙うため、岡山中学校が新設された[要出典]。
1985年、岡山高等学校が開校し、1988年に初の卒業生を送り出す。1997年には男女共学となる。
開校時は校舎やグランド、寮棟しか無かったが、1985年の体育館の竣工を皮切りに、テニスコートや購買部が整備される。1987年、関西学園の創立100周年を記念し、寮の敷地の一角にチャイム塔が建設される。
共学化後の2004年に、茶室などの設備が設けられた。2013年、ロビーに「イートンホール」が誕生。高等学校1年生が修学旅行の際に訪れるイギリスのイートン校を模倣した形になっており、生徒達の両校の交流を深める目的で建設された。
年表
[編集]- 1981年11月 - 岡山中学校設置認可
- 1982年
- 1985年4月 - 岡山高等学校開校
- 1991年10月 - 岡山中学校・高等学校創立10周年記念式典挙行
- 1997年4月 - 男女共学に移行
- 2001年10月 - 岡山中学校・高等学校創立20周年記念式典挙行
中庭整備(いこいの広場)、情報教室設置 - 2002年11月 - 第2グラウンド(駐車場)整備
- 2004年10月 - 茶室竣工(移築)
- 2020年
- 3月 - コロナウイルスにより休校(休校中はオンライン授業を開催)
- 5月 - 緊急事態宣言解除により学校再開
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 岡山県岡山市南区箕島1500番地
アクセス
[編集]- 岡山駅東口バスターミナル5番より、下電バス(汗入行き・興除車庫行き・JR児島駅行き)または岡電バス(火の見行き・重井附属病院行き・コンベックス岡山前行き)乗車。
スクールバス
[編集]スクールバスは中庄コースしかなかったが、2015年4月からは北長瀬便・水島便を新設し、2018年4月からは倉敷便・イーストライナー・ノースライナーを新設。2019年からはウエストライナー(旧倉敷便)を新設[3]。
- 中庄コース(下電バス路線):
- 中庄駅 ⇔ 学校
- 北長瀬コース(下電バス路線):
- 北長瀬駅 ⇔ 卸センター ⇔ 学校
ライナー
[編集]- 水島ライナー(水島・茶屋町コース):
- イーストライナー(高島・青江コース):
- ノースライナー(津島・庭瀬コース):
- 登校便:鷗州塾津島校前 → 津島新道バス停 → 新野バス停 → 緑川歯科前 → マルナカ高柳店前 → 花尻入口バス停 → 延友バス停 → 庭瀬本町バス停 → 学校
- 下校便:岡山商科大学前 ← 西坂入り口バス停 ← 新野バス停 ← 岡山シティミュージアム前 ← セブン下伊福西町 ← 花尻入口バス停 ← 延友バス停 ← 庭瀬本町バス停 ← 学校
- サウスライナー(平井・築港コース):
- マルナカ平井店前 ⇔ 築港新町バス停 ⇔ 並木町2丁目バス停 ⇔ 南ふれあいセンター ⇔ Pモール泉田前 ⇔ 学校
- ウエストライナー(連島・大高コース):
象徴
[編集]制服
[編集]ピーター・マッカーサー社製のオリジナル・タータンチェック柄を採用[4]。
設置する課程、学科、コース及び定員
[編集]コース・クラス
[編集]全日制課程普通科並びに中学校にはコース制が導入されており、以下の共通のコースが設置されている[5]。
- 東大・国立医学部コース
- 難関大コース
高校2年生で文理別のクラス編成を行う。
中学・高校では、担任1人に副担任1人がつくという形態でクラスを統括し、また、各学年の学年団については、各教科の教師をバランスよく配置した編成を行う。
生徒募集
[編集]中学の募集人員は、東大医学部コースは20人、難関大コースは115人の合計135人である[6]。高校の募集定員は100人程度であり、併設の岡山中学校からの内部進学者を含め160人である[5]。
教育課程
[編集]高校1年生で理科・社会科の選択科目を選択する。文系は、物理を選択出来ず、生物または化学を選択、理系は生物または物理を選択し、化学が選択必修となる。日本史または地理を選択。
学校行事
[編集]中学1年生の夏に鳥取県に水泳研修に行き、中学2年生では職場体験に行く。中学3年生では尼崎市立美方高原自然の家に行き、冒険合宿を行う。中学の東大医学部コースでは年に1回2泊3日の合宿を行う。高校2年生では学習合宿に行く。
桃山祭
[編集]文化祭は、学校が桃山台に所在することから「桃山祭」と称される。2日間あり、前日は学校関係者(保護者など)、2日目は一般公開される。パンやおむすびなどの食べ物もある。
体育大会
[編集]岡山ドームにて体育大会を開催する。体操の隊形への開き方が特徴的で、伝統となっている。全校生徒が赤・黄・青の3つの色に分かれて開催する。
イギリスパブリックスクール語学研修
[編集]イートン校・ハロウ校・モーバン校・において約3週間にわたり行われる語学研修。毎年夏期休暇中に、生徒約40名が参加し、イギリス英語と英国伝統文化に触れる異文化体験を行う。寮生活の中で自立心を身につけ、実戦的なコミュニケーションを体験し、参加生徒が事前に準備したことを英語で発表する等、の内容である。
部活動・同好会活動
[編集]体育部
[編集]文化部
[編集]同好会
[編集]中高関係者と組織
[編集]中高関係者組織
[編集]中高関係者一覧
[編集]著名な出身者
[編集]政治
[編集]経済
[編集]メディア
[編集]学術
[編集]施設
[編集]教育寮みしま
[編集]男子生徒のみ入ることのできる学生寮である。現在は、岡山市以東(兵庫県・大阪府・京都府)の生徒が多く、倉敷市以西、津山市以北からの通学者は少ない。
当初は東京から沖縄まで幅広い入学者があり、全校生徒のうち3/4が寮生であった[要出典]。寮生の増加に伴い、学校北側の山を切り崩し、寮棟を増設した。寮棟の増設が間に合わず、岡山市南区当新田の朝日塾幼稚園の建物を借用して中学寮とし、バス送迎で対応していた時期もあった。次第に岡山県内居住の生徒の割合が増えるに伴い、寮は段階的に縮小され、解体または転用された。
対外関係
[編集]姉妹校・兄弟校
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “岡山県所属中学コード表 - 教育開発ONLINE” (PDF). 2020年10月10日閲覧。
- ^ https://school.js88.com/scl_h/22033610
- ^ “uniform”. 岡山中学校・岡山高等学校. 2024年2月20日閲覧。
- ^ “uniform”. 岡山中学校・岡山高等学校. 2023年11月6日閲覧。
- ^ a b “[https://www.okayama-h.ed.jp/wp02/wp-content/themes/kanzeigakuen/pdf/admith.pdf 令和6年度入試 生徒募集要項]” (PDF). 学校法人関西学園 岡山高等学校. 2023年11月27日閲覧。
- ^ “[https://www.okayama-h.ed.jp/wp02/wp-content/themes/kanzeigakuen/pdf/admitj.pdf 令和6年度入試 生徒募集要項]” (PDF). 学校法人関西学園 岡山中学校. 2023年11月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 岡中高Channel! - YouTubeチャンネル
- 岡山中学校・高等学校 教育寮みしま【公式】 (@mishima_dormitory) - Instagram
- 学校法人関西学園 岡山中学校・岡山高等学校 (100064084927328) - Facebook