コンテンツにスキップ

angelic

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SUPER GTイメージガール
通番 ユニット名 年度
10代目 Airy(エアリー) 2008年
11代目 angelic(アンジェリック) 2009年
12代目 G☆RACE(グレース) 2010年
angelic
2009年のGTイメージガールのユニット名発表が行われた鈴鹿サーキット(写真はグランドスタンド)
基本情報
出身地 日本の旗 日本
ジャンル アイドル
活動期間 2009年3月 - 2010年1月
レーベル avex trax
メンバー 鈴木咲
永井麻央
実はる那
花木衣世

angelic(アンジェリック)は、2009年のSUPER GTイメージガールを務めた、女性4人からなるアイドルグループである。

通算11代目、SUPER GTになってから5代目となった本ユニットは、イメージガール史上初めてユニット名を公募し、同年4月18日に鈴鹿サーキットで開催されたGT第2戦で発表された[1]。ちなみにユニット名が小文字の英語表記となったのは2004年の「vivace」以来である。

関東地方東京都含む)出身メンバーがいない唯一のGTイメージガールユニットである。

メンバー

[編集]
angelicのメンバーだった鈴木咲。イメージガール卒業後は「BA5」→「persolate」→「教育的指導!!せんせ〜しょん's」とユニットを渡り歩いた。(2015年7月31日撮影)

※生年月日順

名前
(よみ)
所属事務所
(活動当時)
プロフィール 備考
実はる那
(じつ はるな)
ホリプロ (1986-07-04) 1986年7月4日(38歳)、A型、奈良県出身 HOP CLUBメンバー
花木衣世
(はなき いよ)
ニューゲートプロダクション (1987-10-06) 1987年10月6日(37歳)[2]、AB型、京都府出身 現在は「吉見衣世」と改名しマグニファイに移籍
鈴木咲
(すずき さき)
プラチナムプロダクション (1987-11-03) 1987年11月3日(37歳)、O型、愛知県出身 現在はシネマクトに移籍
永井麻央
(ながい まお)
プラチナムプロダクション (1991-10-19) 1991年10月19日(33歳)、O型、青森県出身 現在はアークプロダクションに移籍
メンバーについて
  • 2009年度GTイメージガールはavexのホームページ上で一般公募の告知が掲載され、同年3月8日放送の「激走!GT」(テレビ東京系)でメンバー4人が発表されたが、結果的にはプラチナム2名+別事務所2名という前年同様のユニット構成となった。例年、大手事務所所属で占められる事が多い中、花木は設立4年目のニューゲートプロダクションからの選出だった。また、2006年以降続いていたフェイスネットワークからの選出はなく[注 1]、例年主軸を占めるプラチナムからは鈴木と永井のみが選出された。そしてホリプロの実は2004年の番ことみ以来5年ぶりの選出となった。
  • ちなみにメンバーのうち選出時点でのレースクイーン経験者は実はる那[注 2]のみであった。
  • なお、花木は活動当時のプロフィールで1989年生まれと紹介されていたが[3]、実際は鈴木よりも1ヵ月早く生まれていたことになる。

CD

[編集]

※いずれもavex traxから発売

タイトル 発売日 曲名
SUPER EUROBEAT presents SUPER GT 2009~FIRST ROUND~ 2009年4月29日 BABY DON'T CRY
SUPER EUROBEAT presents SUPER GT ~ANNIVERSARY ROUND~ 2009年8月5日 WINGS OF FIRE
TOKYO AUTOSALON 2010 presents EVOLUTION #06 2009年12月16日 BABY GET MY FIRE TONITE
楽曲について
  • 「WINGS OF FIRE」の演奏時間5分51秒は、それまでのGTイメージガール楽曲の最長記録だったvivace「On My Own」の5分34秒を5年ぶりに上回った(「BABY DON'T CRY」は5分14秒)。また、前年のAiry同様、1曲目と2曲目初披露時での衣装が異なっている。
  • この年の11月7日と8日にツインリンクもてぎで行われたGT最終戦のステージにおいて、東京オートサロンのイメージガールユニット「A-class[注 3]とのコラボを行うことが発表され、同年12月16日発売のオートサロン公認CDアルバムにコラボレーションソング『BABY GET MY FIRE TONITE』が収録。これによりangelicは年間で3曲の持ち歌が制作・発表されたこととなった[4]。これは歴代GTイメージガールとしては2001年の「PASSION[注 4]と2002年の「wi☆th」[注 5]以来、史上3組目となる。

その他

[編集]
  • 毎年5月上旬に発売される「GALS PARADISE スーパーGTレースクイーンオフィシャルガイドブック」(三栄[注 6])の表紙を飾ったGTイメージガールユニットは本ユニットが最後となっている[注 7]
  • 6月のマレーシア戦では、「angelicと行くマレーシア・セパンサーキットツアー」の実施がアナウンスされ、撮影会も予定されていたが、参加人数が定員に達しなかったことにより中止[注 8]。2年連続してマレーシアにGTイメージガールメンバーが出演しない事態となった。
  • 8月22日と23日に鈴鹿サーキットで行われたGT第6戦では、鈴木咲がインフルエンザにより欠席。10月17日と18日のオートポリス戦では花木が体調不良により欠席。ライブステージでは残る3人のパフォーマンスが見られる事態となった。
  • 東京オートサロン出演からわずか1ヵ月後の2010年2月28日に花木衣世は所属していたニューゲートプロダクションを退所。さらに実はる那も同年4月3日付をもってホリプロを退所している。
  • 4人の中で最年少だった永井麻央は2010年に「ARTA GALS」の一員となり、2011年は東京オートサロンのイメージガール「A-class」メンバーを務めていた。永井の離脱後も鈴木咲はプラチナムに在籍し続けていたが、2014年4月よりシネマクトに移籍した。なお活動当時、メンバーのうち鈴木のみ個人ブログがアメブロでなかったが、事務所移籍後の2014年9月14日よりアメブロを開始している[5]
  • 本ユニット解散後、2014年の「IA GIRL STARS[注 9]まで5年間、4人編成のGTイメージガールユニットは途絶えることになる[6]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ その後同年12月31日をもってフェイスネットワークは会社業務を停止している。
  2. ^ 2006年から3年連続でAUTECHのサーキットレディを務めた。
  3. ^ 2010年のメンバーは小林梨沙沢口けいこ永作あいり新田梢恵
  4. ^ 曲名「SPEEDY SPEEDY」「BABY I'M YOUR LADY」「MAYBE LOVE」
  5. ^ 曲名「LET'S SPEND THE NIGHT」「FAR AND AWAY WITH LOVE」「yourhythmix」
  6. ^ 2019年3月までの社名は三栄書房。
  7. ^ 翌年の「G☆RACE」はギャルパラでは紹介されず、また2011年と2012年はイメージガール自体が存在しなかったため、2013年の同ガイドブックに「IA GIRL STARS」が掲載されるまでGTイメージガールがギャルパラに登場することはなかった。
  8. ^ 新型インフルエンザの影響については不明。
  9. ^ 2014年のメンバーは田尻晶子福園彩花、加藤愛香、大矢亜美。

出典

[編集]
  1. ^ 2009 SUPER GT 第1戦特集(1)”. スクランブルエッグ on the web (2009年4月6日). 2015年10月17日閲覧。
  2. ^ ☆誕生日☆”. 吉見衣世(花木衣世) official blog (2012年10月6日). 2012年12月25日閲覧。
  3. ^ 花木衣世”. 最新RQ図鑑. Qブロ!レースクイーン情報ポータルサイト. 2014年6月3日閲覧。
  4. ^ 2009 SUPER GT 第9戦特集(1)angelic”. スクランブルエッグ on the web (2009年11月25日). 2015年10月17日閲覧。
  5. ^ 祝(・∀・)公式”. 鈴木咲オフィシャルブログ「さきぶろ!」 (2014年9月14日). 2014年11月3日閲覧。
  6. ^ 2014 SUPER GTイメージガール決定!”. 1st PLACE OFFICIAL NEWS BLOG. 1st PLACE (2014年4月24日). 2014年4月25日閲覧。

外部リンク

[編集]