Bling-Bang-Bang-Born
「Bling-Bang-Bang-Born」 | |||||||||||||||||
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Creepy Nutsの配信限定シングル | |||||||||||||||||
収録アルバム | 『LEGION』 | ||||||||||||||||
リリース | 2024年1月7日 | ||||||||||||||||
規格 | |||||||||||||||||
ジャンル | ジャージークラブ | ||||||||||||||||
時間 | 2分48秒 | ||||||||||||||||
レーベル | Sony Music Assosiated Records | ||||||||||||||||
作曲者 | DJ松永 | ||||||||||||||||
作詞者 | R-指定 | ||||||||||||||||
チャート順位 | |||||||||||||||||
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映像外部リンク | |
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TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」第2期ノンクレジットOPムービー|Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」#BBBBダンス |
「Bling-Bang-Bang-Born」(ブリン・バン・バン・ボーン)は、Creepy Nutsの14作目の配信限定シングル。2024年1月7日にSony Music Assosiated Recordsよりリリースされた。
概要
[編集]前作より3か月ぶりとなるシングル。表題曲はテレビアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期「神覚者候補選抜試験編」のオープニングテーマとして書き下ろされた[15]。
リリースと同日にノンクレジットOPムービーがアニプレックスのYouTubeチャンネルに投稿[16]。投稿から2週間後の同月21日に1000万再生を達成した[17]。
また、オープニングムービーに合わせた通称「BBBBダンス」がTikTokなどで流行しており、同作に出演している声優の小林千晃、川島零士、石川界人、江口拓也、上田麗奈、梶裕貴、梅原裕一郎、七海ひろきらもダンス動画を投稿している[18]。「BBダンス」の考案はオープニングムービーのアニメーションの演出を手掛けたアニメーターの榎戸駿である[19]。ビリーバンバン菅原進も一部カバーしている。
2024年1月現在TikTokでは本楽曲を使用した動画が合計1億9000万回以上再生されている。
制作
[編集]前述通り、タイアップ作品への書き下ろし楽曲となっている。制作自体は2023年4月から始めており、R-指定とDJ松永でアイディアを出しながら、これまでにないほど時間をかけて完成させたという[20]。
チャート成績
[編集]2024年1月15日、同日付Spotify「世界チャートTop100」に80位にランクイン[21]。
1月17日公開のBillboard JAPANアニメチャート“JAPAN Hot Animation”で初登場11位にランクイン[22]。
1月17日公開のBillboard JAPAN“TikTok Weekly Top 20”で初登場5位にランクイン[23]。
台湾、チェコ、インドネシア、ラオス、メキシコ、チリ、ウクライナ、アメリカ、イギリス、フランス、南アフリカなど10か国以上のiTunes Hiphopチャートで1位を獲得[24][25][26]。
1月18日発表のBillboard JAPAN“Global Japan Songs excl. Japan”で初登場8位にランクイン[27]。1月25日発表(集計期間1月12日〜1月18日)の同チャートでは首位を獲得した[28]。Creepy Nutsが同チャート1位となるのは初。また、同ストリーミング数がYOASOBI「アイドル」が記録していた819万回を上回る1,214万回となり週間最多記録を樹立した。
2月28日、Billboard JAPANにおけるストリーミング1億回再生を突破した[29]。7週間での1億回突破は米津玄師「KICK BACK」、LiSA「炎」と並び歴代3位タイの記録である[29]。
3月19日、3月23日付のBillboard Global 200で週間8位を記録し、日本語の楽曲として当時3曲目(過去にはLiSA「炎」が8位、YOASOBI「アイドル」が7位)、日本人アーティストとして同4組目(前述の2組にJoji「グリンプス・オブ・アス」の2位を加える)となるトップ10入りを果たした[30]。
6月25日発表の「オリコン上半期ランキング2024」作品別売上数部門のデジタルシングル(単曲)ランキング、ストリーミングランキングで1位を獲得。合算シングルランキングでも「Bling-Bang-Bang-Born」が収録されたシングル「二度寝/Bling-Bang-Bang-Born」が1位となり、3冠を獲得した[31]。
Billboard JAPANの2024年年間チャートでもHot 100をはじめ、Global Japan Songs excl. Japanなど日本国外の日本楽曲チャートを含め、全12チャートで年間1位を獲得する結果となった[32]。
認定と売上
[編集]認定 (RIAJ) | 認定単位 | |
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ダウンロード | プラチナ[13] | 25万DL以上[13] |
ストリーミング | トリプル・プラチナ[14] | 3億再生[14] |
* 認定のみに基づく売上/再生回数 |
受賞
[編集]- 第66回日本レコード大賞 優秀作品賞[33]
- 2024ユーキャン新語・流行語大賞 ベストテン[34]
- Yahoo!検索大賞2024 楽曲部門1位[35]
ミュージック・ビデオ
[編集]3月3日、TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」 とコラボレーションしたミュージック・ビデオが公開された[36]。
3月8日、THE FIRST TAKEによるパフォーマンスビデオが公開された[37]。ビデオは4日間で1000万回再生を突破し、THE FIRST TAKEシリーズ最速記録となっている[38]。
収録曲
[編集]テレビ披露
[編集]2024年3月6日にフジテレビ系列で放送された音楽バラエティ番組『週刊ナイナイミュージック』に出演し、初めて「Bling-Bang-Bang-Born」をテレビで披露した[39][40]。
放送日 | 番組名 | 放送局 | 披露曲 | 出典 |
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2024年3月6日 | 週刊ナイナイミュージック | フジテレビ | 「Bling-Bang-Bang-Born」 | [39] |
2024年3月8日 | ミュージックステーション | テレビ朝日 | [41] | |
2024年4月1日 | CDTV ライブ!ライブ! Power Songフェス 4時間30分スペシャル |
TBS | ||
2024年5月4日 | ライブ·エール2024 | NHK総合、NHK BS4K、NHK BS8K | ||
2024年6月22日 | with MUSIC | 日本テレビ | [42] |
評価
[編集]日本の音楽に詳しいライターのパトリック・セントミッシェルは朝日新聞とのインタビューの中で、世界的に人気があり、かつラップやダンス音楽が好きな日本国外のリスナーにもなじみがあるジャージークラブを取り入れたことで、アニメファン以外にも受け入れられたかもしれないと分析している[43]。
カバー
[編集]- RAISE A SUILEN[LAYER(Raychell)] - ゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に収録(2024年9月15日追加)。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Global 200 Week of March 23, 2024” (英語). ビルボード. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Global 200 Excl. US Week of February 24, 2024” (英語). ビルボード. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100”. Billboard JAPAN (2024年2月28日). 2024年3月1日閲覧。
- ^ “【ビルボード 2024年上半期JAPAN Hot 100】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」 が総合首位、グローバルとともに国内チャートも制す(コメントあり)”. ビルボードジャパン. 阪神コンテンツリンク (2024年6月7日). 2024年7月1日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot Streaming Songs”. Billboard JAPAN (2024年2月28日). 2024年3月1日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot Download Songs”. Billboard JAPAN (2024年2月28日). 2024年3月1日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot Animation”. Billboard Japan (2024年2月28日). 2024年3月1日閲覧。
- ^ 「Billboard Global Japan Songs Excl. Japan | Charts 2024年1月25日公開」Billboard JAPAN。2024年1月27日閲覧。
- ^ “2024年02月05日〜2024年02月11日 オリコン週間 合算シングルランキング”. ORICON NEWS. 2024年2月17日閲覧。
- ^ “オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2024年02月05日〜2024年02月11日”. ORICON NEWS. 2024年2月17日閲覧。
- ^ a b 「Creepy Nutsが上半期3冠」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2024年6月25日。2024年7月1日閲覧。
- ^ “オリコン週間 ストリーミングランキング 2024年02月05日〜2024年02月11日”. ORICON NEWS. 2024年2月18日閲覧。
- ^ a b c “5月度ダウンロード認定 ~ Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がプラチナ認定”. 一般社団法人日本レコード協会. PR TIMES (2024年6月20日). 2024年7月1日閲覧。
- ^ a b c 日本レコード協会広報 [@riaj_prinfo] (2024年6月25日). "2024年5月度 #ストリーミング認定 作品🔔♬トリプル・プラチナ認定(3億回以上) Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」 なとり「Overdose」 back number「クリスマスソング」". X(旧Twitter)より2024年7月1日閲覧。
- ^ 「Creepy Nuts、アニメ「マッシュル」第2期オープニングテーマ書き下ろし(コメントあり / 動画あり)」『音楽ナタリー』ナターシャ。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「Creepy Nuts「マッシュル」OP曲配信、ホールワンマンツアー開催(動画あり)」『音楽ナタリー』ナターシャ。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」、2週連続1位&週間再生数1000万回超え【オリコンランキング】」『ORICON MUSIC♪ - ORICON NEWS』oricon ME、2024年2月7日。2024年2月29日閲覧。
- ^ 「「マッシュル」第2期OPの“BBBBダンス”が話題に! 川島零士、梅原裕一郎、上田麗奈らキャストが躍る動画が公開中」『アニメ!アニメ!』2024年1月20日。2024年2月11日閲覧。
- ^ (インタビュアー:宮田裕介)「世界でバズったBBBBダンス 考案者はダンス素人「直感でした」」『朝日新聞』、株式会社朝日新聞社、2024年12月22日 。2024年12月23日閲覧。
- ^ “Creepy Nuts、大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」は昨年4月から制作していた 『ZIP』登場で秘話飛び出す”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2024年6月24日) 2024年7月24日閲覧。
- ^ 「「Creepy Nuts」DJ松永、新曲が世界トップ100入り「やばい」 ファン興奮「世界にバレた」」『スポニチ Sponichi Annex』。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「【ビルボード】YOASOBI「アイドル」が通算36度目アニメ首位 ヨルシカ「晴る」ほか新クール作主題歌も続々上昇」『Billboard JAPAN』。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「【TikTok Weekly Top 20】乃紫「全方向美少女」が初首位獲得、国内外でバズっているCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が5位に初登場」『Billboard JAPAN』。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「Creepy Nuts新曲が海外HIPHOPチャート1位 ファン歓喜「世界にバレてきた」「有言実行」」『スポニチ Sponichi Annex』。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「Creepy Nuts、TikTokでも人気沸騰中のアニメ『マッシュル』OP曲「Bling-Bang-Bang-Born」が国内ストリーミングランキングで1位獲得」『THE FIRST TIMES』。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」4か国で初の首位獲得 韓国でtuki.「晩餐歌」初登場」『Billboard JAPAN』。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「【ビルボード】King Gnu「SPECIALZ」グローバル・ジャパン・ソングス7度目の首位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」8位に初登場」『Billboard JAPAN』。2024年2月11日閲覧。
- ^ 「【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」グローバル・ジャパン・ソングス初の首位獲得」『Billboard JAPAN』。2024年2月11日閲覧。
- ^ a b “Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」歴代3位の速さでストリーミング累計1億回再生突破”. Billboard JAPAN (2024年2月28日). 2024年2月28日閲覧。
- ^ “ついに世界1位も獲得。勢いが止まらない「Bling-Bang-Bang-Born」の凄さ”. 徳力基彦 (2024年3月20日). 2024年3月20日閲覧。
- ^ “Creepy Nutsが上半期「デジタルシングル」など3冠、「ストリーミング」は史上初3億回再生超え【オリコン上半期】”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2023年5月26日) 2024年6月27日閲覧。
- ^ 【ビルボード 2024年 年間JAPAN Hot 100】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が週間で13連覇、通算19回の首位で年間を制す(コメントあり),Billboard JAPAN,2024年12月6日
- ^ “「レコード大賞」発表!大賞候補はDa-iCE、JO1、ミセス、Omoinotake、ビーファ、ふるっぱーら”. (2024年11月21日) 2024年11月22日閲覧。
- ^ 「『新語・流行語』年間大賞に『ふてほど』 野球関連ワード“4年連続”ならず【トップテン一覧&理由掲載】」『ORICON NEWS』2024年12月2日。2024年12月2日閲覧。
- ^ “大谷翔平選手が2年連続大賞 Number_i・河合優実ら「Yahoo!検索大賞2024」発表”. モデルプレス. ネットネイディブ (2024年12月4日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」と「マッシュル」のコラボMV公開”. 音楽ナタリー (2024年3月3日). 2024年3月13日閲覧。
- ^ “Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」を一発撮りパフォーマンス!「ただ気持ちよく聞いてもらえる楽曲」”. THE FIRST TIMES (2024年3月8日). 2024年3月13日閲覧。
- ^ “Creepy Nuts 「Bling-Bang-Bang-Born」、『THE FIRST TAKE』史上最速で1,000万回再生突破 『マッシュル-MASHLE-』コラボコンテンツも公開”. Billboard JAPAN (2024年3月13日). 2024年3月13日閲覧。
- ^ a b “【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」アニメ6連覇 Vaundy『映画ドラえもん』主題歌は3位へ”. Billboard JAPAN. (2024年3月6日) 2024年3月6日閲覧。
- ^ 【公式】週刊ナイナイミュージック [@99music_fujitv] (2024年3月6日). "今夜11時放送【ゲスト】Creepy Nuts". Instagramより2024年3月6日閲覧。
- ^ “『Mステ』でTUBE×GACKTがコラボ楽曲を披露!「2024年注目すべきアーティスト」RIIZEも初出演”. テレビ朝日. (2024年3月8日). オリジナルの2024年3月9日時点におけるアーカイブ。 2024年3月9日閲覧。
- ^ “Creepy Nuts、大ヒットも「そんなに実感ない」 今夜放送『with MUSIC』に倉木麻衣&コナンくん、DA PUMP、NewJeans”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2024年6月22日) 2024年6月27日閲覧。
- ^ “ユニークさ追求すれば、世界に届く 米国人ライターが語るJ-POP:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年12月22日). 2024年12月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- Bling-Bang-Bang-Born - 歌ネット
- 『Bling-Bang-Bang-Born』 - 歌ネット
- Bling-Bang-Bang-Born - Apple Music
- #Bling-Bang-Bang-Born - TikTok
- #BBBBダンス - TikTok