Natural Menu
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『Natural Menu』 | ||||
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来生たかお の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
日付記載なし (ポリドールスタジオ、ポリドール伊豆スタジオ〈リミックス〉) | |||
ジャンル | ニューミュージック | |||
時間 | ||||
レーベル | キティレコード | |||
プロデュース | 多賀英典 | |||
来生たかお アルバム 年表 | ||||
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『Natural Menu』収録のシングル | ||||
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『Natural Menu』(ナチュラル メニュー)は、1979年にリリースされた来生たかおの4枚目のオリジナルアルバム(LP〈規格品番:MKF-1056〉/CT〈規格品番:CKG-1054〉)である。
概要
[編集]トーストやサラダを並べたダイニングテーブルで、片手にカップを持った来生自身が写ったジャケットは、新婚当時の自宅で撮影され[1]、アルバムタイトルを象徴したものとなっている。
三浦友和、藤竜也、紺野美紗子が出演した映画『黄金のパートナー』(東宝/1979年)の挿入歌が収録されている一方で、主題歌として使用された第6弾オリジナル・シングル「そして、昼下り」(1979年4月21日リリース)は未収録である(ベスト・アルバム『BIOGRAPHY』に収録)。ちなみに、来生は高中正義と共に同映画の音楽も担当しており、エンディングには自身も登場するが、本編とは関わりのないピアノ演奏のシーンである。
本アルバムの帯において、ファンクラブの発足が告知されている。
復刻盤
[編集]- 1986年7月25日:歌手デビュー10周年に際し、CD化(規格品番:H33K-20046)
- 1991年4月25日:CD(規格品番:KTCR-1047)
- 1995年7月21日:歌手デビュー20周年に際し、CD選書Q盤として高城賢によるデジタルリマスター化(規格品番:KTCR-1559)。
- 2007年3月21日:オリジナル・アルバム、企画アルバムを集めた21枚組CD-BOX『来生たかお大全集』(ユニバーサルミュージック/規格品番:UPCY-6355/75)に1995年版を収録(規格品番:UPCY-6358)。
パッケージの体裁
[編集]アルバムタイトル
[編集]※初出のジャケット表記“Natural Menu”以外のもの
- ジャケット
- 1986年版CD・1991年版CD:“NATURAL MENU”
- ケースの側面部
- LP:“NATURAL MENU”
- CT:“ナチュラル・メニュー”
- 1986年版CD・1991年版CD・1995年版CD・2007年版CD:“NATURAL MENU”
- 帯
- LP:“ナチュラル・メニュー”
- 1986年版CD:“ナチュラル・メニュー”“NATURAL MENU”の併記
- 1991年版CD:“ナチュラル・メニュー”
- 1995年版CD:“NATURAL MENU”
なお、各種ディスコグラフィーによっても表記は片仮名やアルファベットになっている。
ディスクジャケット
[編集]- 1986年版CD:ジュエルケースにブックレットを挿入
- 1991年版CD:ジュエルケースに1986年版CDのものを基調としたブックレットを挿入
- 1995年版CD:ジュエルケースに2つ折りのカード(及び、LP版のものを基調とした歌詞カード、既出オリジナル・アルバムのディスコグラフィー)を挿入
- 2007年版CD:ジュエルケースに2つ折りのカード(及び、LP版のものを基調とした歌詞カード)を挿入(及び厚紙製ケース付き)
帯のコピー
[編集]- LP:あなたはポップ・ミュージックに白ワイン? それともブラック・コーヒー? 音の印象派 来生たかおの献立表
- LP:来生たかおフェア 確かな音楽活動と優しさに裏打ちされた来生たかおの世界を、今あなたのライブラリーに! 「潮風のソネット」他、夏のムードいっぱいの好アルバム!
- 1986年版CD:CDオリジナル・セレクション”“10th anniversary -since 1976-”との記載あり(帯はシール仕様)
- 1991年版CD:記載なし
- 1995年版CD:ポップ・フィールドに新風を吹かす、来生たかお4thアルバム。 「あなただけGood Night」、「終止符」収録。(“20th anniversary”の記載あり)
収録曲
[編集]- LP版・CT版(CD版は省略)
※各曲の収録時間はLPの記載に準拠
SIDE 1
[編集]- ハート・ブレイク・ウェイブ(3:55)
- あなただけGood Night(3:35)
- 暗闇にさよなら(4:32)
- ムーン・ライト・スウィム(3:55)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:松井忠重
- アンソニー・パーキンスが歌った「Moonlight Swim/月影の渚」をモチーフに作られたという。
- 薄暮-たそがれのアンサンブル-(4:40)
SIDE 2
[編集]- 夢のトライアル(3:35)
- ダンス・パーティーの夜(2:55)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:鈴木茂
- 来生えつこ自身の思い出にあるクリスマスパーティーをイメージした楽曲で、オールディーズに日本語を付けるような感覚で書いたという。また、ジョージ・ルーカス監督の映画『アメリカン・グラフィティ』(1973年)の影響も匂わせている[7]。
- 同じくキティ・レコードからデビューしたバンド・BLUEBERRY JAMがコーラスで参加していると思われる。
- ゆるやかに愛が…(3:50)
- 終止符(4:07)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:萩田光雄
- 来生が熱心にデモテープを持ち込んでいた多賀英典から“君のレコードを作ろう”と言わしめた楽曲で、まず高田真樹子のシングルとして1975年10月21日にリリースされた。また、高田のアルバム『不機嫌な天使』(1977年5月1日リリース)には小椋佳がコーラスで参加した別ヴァージョンも収録され、さらに、活動再開10周年メモリアル企画“高田真樹子 来生たかおを歌う”として2007年10月5日にリリースされたシングル「ハイウェイ」では、セルフカヴァーもされている。
- 来生えつこ自身の恋愛観がそのまま反映されており、テープだけを聴いて字数を割り出していた時期だったため、字余りの部分があるという[8]。
- 原大輔がシングル(1985年6月29日リリース)としてカヴァーしている。
- 潮風のソネット(3:05)
- せめて今夜(3:30)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:松井忠重
- 1983年、フランク永井がアルバム『マホガニーのカウンター』でカヴァーしている。
参加ミュージシャン
[編集]記載なし
参加スタッフ
[編集]- Producer:多賀英典
- Director:本間一泰
- Recording Engineer:高城賢
- Cutting Engineer:富田忠男
- Photo:今井恭司
- Designer:千木幸一
- Special Thanks To 星勝、井上陽水、BLUEBERRY JAM