W42 (核弾頭)
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W42 | |
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タイプ | 核弾頭 |
開発国 | アメリカ合衆国 |
配備先 |
アメリカ空軍(計画) アメリカ海軍(計画) アメリカ陸軍(計画) |
開発・生産 | |
開発期間 | 1957年-1961年(開発中止) |
生産数 | なし |
要目 | |
核出力 | 不明 |
弾頭 | 核分裂弾頭 |
直径 | 13-14インチ |
長さ | 18.5インチ |
重量 | 75-92ポンド |
W42はアメリカ合衆国が開発していた核弾頭。アメリカ三軍の対空ミサイル弾頭用にローレンスリバモア国立研究所で開発されていたものであるが、1961年に開発中止となっている。
小型で低出力の核分裂弾頭であり、サイズは直径13-14インチ、長さは18.5インチほどである。重量は75-92ポンド(34-42kg)となっている。1957年にアメリカ陸軍のMIM-23 ホーク地対空ミサイル用に開発が開始され、その後、アメリカ海軍のAAM-N-9 スパローXおよびAAM-N-10イーグル空対空ミサイル、アメリカ空軍のAIM-47ファルコン空対空ミサイルの弾頭としても検討された。このため、信管には近接信管が検討された。しかし、1961年6月までに全計画が開発中止となり、いずれも実用化されず、通常弾頭搭載型の開発が行われることとなった。