コンテンツにスキップ

鹿角市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かづのし ウィキデータを編集
鹿角市
花輪ばやし(2017年)
鹿角市旗
鹿角市章
鹿角市章
鹿角市旗 鹿角市章
1972年12月18日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 秋田県
市町村コード 05209-4
法人番号 1000020052094 ウィキデータを編集
面積 707.52km2
総人口 26,278[編集]
推計人口、2024年12月1日)
人口密度 37.1人/km2
隣接自治体 大館市北秋田市仙北市鹿角郡小坂町
岩手県八幡平市
青森県十和田市三戸郡田子町三戸町新郷村
市の木 ナナカマド
市の花 ベニヤマザクラ
市の鳥 声良鶏
鹿角市役所
市長 関厚
所在地 018-5292
秋田県鹿角市花輪字荒田4番地1
北緯40度12分57秒 東経140度47分19秒 / 北緯40.21578度 東経140.7885度 / 40.21578; 140.7885座標: 北緯40度12分57秒 東経140度47分19秒 / 北緯40.21578度 東経140.7885度 / 40.21578; 140.7885

鹿角市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

鹿角市位置図

― 市 / ― 町・村

地図
市庁舎位置
ウィキプロジェクト

鹿角市(かづのし)は、秋田県の北東端部に位置する青森県岩手県と境を接する。古くは鹿角ではなく、「上津野」と表記していた。

地理

[編集]

鹿角市は、1972年に3町1村の合併によって発足した自治体で、当時は面積が秋田県内で最大の自治体だった。しかし、平成の大合併の際は秋田県内の市で唯一合併を行わなかった結果、面積は県内の市町村で8番目になった。なお、十和田湖には近いものの、市域は十和田湖には面していない[注釈 1]

鹿角市の中部に当たる花輪盆地米代川の流域であり、市内の大部分はこの米代川とその支流の集水域に当たる。花輪盆地には、花輪・十和田の市街地が形成され、稲作やリンゴ栽培が盛んな地区も、この付近である。これに対して、花輪盆地から外れると山勝ちな地域であり、そこを流れる河川には瀑布も見られる。なお、主な山々だけでも八幡平[注釈 2]五ノ宮嶽秋田焼山三ノ岳三方高四角岳中岳八森山毛森[注釈 3]十和利山など多数の山々が存在する。

これらの中で、例えば、秋田焼山と「焼山」と付く山の存在からも明らかなように、市内の所々には地熱地帯が存在している。複数の温泉が湧出しており、大沼地熱発電所も立地する八幡平温泉郷の他にも大湯温泉郷も見られ、これらとは離れた位置に湯瀬温泉もある。

気候

[編集]

寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。

冬季は-15℃を下回る気温が観測されることが珍しくなく、近年でも2018年2月2日に-19.7℃、2018年2月21日に-16.3℃、2018年2月22日に-17.1℃、2018年2月23日に-18.5℃、2021年1月2日に-16.2℃、2021年1月11日に-18.3℃、2022年1月5日に-17.5℃、2023年1月30日に-17.7℃を観測している。

秋田地方気象台 鹿角観測地点[1](1991-2020)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 11.1
(52)
18.4
(65.1)
22.5
(72.5)
29.5
(85.1)
32.3
(90.1)
33.5
(92.3)
37.0
(98.6)
36.9
(98.4)
34.4
(93.9)
27.3
(81.1)
23.1
(73.6)
17.3
(63.1)
37.0
(98.6)
平均最高気温 °C°F 0.6
(33.1)
1.7
(35.1)
5.8
(42.4)
13.6
(56.5)
19.9
(67.8)
23.8
(74.8)
26.8
(80.2)
28.1
(82.6)
24.0
(75.2)
17.4
(63.3)
10.1
(50.2)
3.0
(37.4)
14.6
(58.3)
日平均気温 °C°F −2.9
(26.8)
−2.3
(27.9)
1.0
(33.8)
7.4
(45.3)
13.8
(56.8)
18.3
(64.9)
21.9
(71.4)
22.8
(73)
18.3
(64.9)
11.4
(52.5)
5.0
(41)
−0.5
(31.1)
9.5
(49.1)
平均最低気温 °C°F −7.1
(19.2)
−6.9
(19.6)
−3.7
(25.3)
1.6
(34.9)
8.0
(46.4)
13.4
(56.1)
17.9
(64.2)
18.5
(65.3)
13.6
(56.5)
6.3
(43.3)
0.7
(33.3)
−4.1
(24.6)
4.8
(40.6)
最低気温記録 °C°F −22.4
(−8.3)
−19.7
(−3.5)
−16.8
(1.8)
−9.9
(14.2)
−1.8
(28.8)
3.2
(37.8)
8.1
(46.6)
8.6
(47.5)
1.4
(34.5)
−2.9
(26.8)
−11.4
(11.5)
−16.6
(2.1)
−22.4
(−8.3)
降水量 mm (inch) 79.4
(3.126)
68.7
(2.705)
84.1
(3.311)
89.2
(3.512)
93.1
(3.665)
108.3
(4.264)
200.6
(7.898)
190.4
(7.496)
149.3
(5.878)
138.8
(5.465)
136.0
(5.354)
116.3
(4.579)
1,454.1
(57.248)
降雪量 cm (inch) 182
(71.7)
150
(59.1)
100
(39.4)
2
(0.8)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
13
(5.1)
132
(52)
579
(228)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 17.8 15.9 14.8 13.0 12.0 10.1 12.3 11.4 12.1 13.9 16.9 19.1 169.2
平均月間日照時間 52.2 72.0 118.5 158.4 185.3 174.0 147.0 168.2 146.7 132.9 87.6 52.8 1,495.6
出典:気象庁[2]
秋田地方気象台 湯瀬観測地点の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 11.1
(52)
17.4
(63.3)
20.3
(68.5)
31.3
(88.3)
31.6
(88.9)
33.4
(92.1)
36.0
(96.8)
35.8
(96.4)
33.8
(92.8)
27.3
(81.1)
22.8
(73)
15.8
(60.4)
36.0
(96.8)
平均最高気温 °C°F 0.3
(32.5)
1.5
(34.7)
5.6
(42.1)
13.4
(56.1)
20.0
(68)
23.6
(74.5)
26.5
(79.7)
27.6
(81.7)
23.3
(73.9)
16.8
(62.2)
9.7
(49.5)
2.7
(36.9)
14.3
(57.7)
日平均気温 °C°F −2.5
(27.5)
−2.0
(28.4)
1.1
(34)
7.0
(44.6)
13.4
(56.1)
17.6
(63.7)
21.4
(70.5)
22.3
(72.1)
17.8
(64)
11.2
(52.2)
5.1
(41.2)
−0.3
(31.5)
9.3
(48.7)
平均最低気温 °C°F −5.6
(21.9)
−5.4
(22.3)
−2.8
(27)
1.7
(35.1)
7.5
(45.5)
12.8
(55)
17.5
(63.5)
18.3
(64.9)
13.7
(56.7)
6.8
(44.2)
1.3
(34.3)
−3.2
(26.2)
5.2
(41.4)
最低気温記録 °C°F −18.7
(−1.7)
−17.2
(1)
−15.7
(3.7)
−9.8
(14.4)
−1.1
(30)
3.2
(37.8)
7.8
(46)
8.1
(46.6)
1.6
(34.9)
−1.8
(28.8)
−9.5
(14.9)
−15.1
(4.8)
−18.7
(−1.7)
降水量 mm (inch) 89.1
(3.508)
77.5
(3.051)
93.0
(3.661)
87.2
(3.433)
98.1
(3.862)
112.6
(4.433)
188.4
(7.417)
175.8
(6.921)
165.9
(6.531)
143.1
(5.634)
139.7
(5.5)
125.1
(4.925)
1,509
(59.409)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 18.6 16.5 16.2 13.2 12.0 10.8 12.8 12.4 13.1 14.6 17.1 19.6 177.1
平均月間日照時間 27.1 45.9 92.8 155.3 190.8 157.2 127.3 149.3 130.5 116.8 73.3 39.8 1,305.9
出典:気象庁[3]
秋田地方気象台 八幡平観測地点の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 8.2
(46.8)
14.8
(58.6)
16.4
(61.5)
27.2
(81)
29.7
(85.5)
30.5
(86.9)
32.1
(89.8)
32.8
(91)
30.8
(87.4)
25.3
(77.5)
20.2
(68.4)
14.3
(57.7)
32.8
(91)
平均最高気温 °C°F −2.0
(28.4)
−1.1
(30)
2.8
(37)
9.6
(49.3)
17.1
(62.8)
20.9
(69.6)
23.8
(74.8)
25.0
(77)
20.8
(69.4)
14.5
(58.1)
7.4
(45.3)
0.7
(33.3)
11.6
(52.9)
日平均気温 °C°F −4.7
(23.5)
−4.2
(24.4)
−0.9
(30.4)
4.8
(40.6)
11.2
(52.2)
15.5
(59.9)
19.3
(66.7)
20.1
(68.2)
15.8
(60.4)
9.5
(49.1)
3.4
(38.1)
−2.2
(28)
7.3
(45.1)
平均最低気温 °C°F −7.8
(18)
−7.6
(18.3)
−4.8
(23.4)
0.4
(32.7)
5.8
(42.4)
10.5
(50.9)
15.4
(59.7)
16.1
(61)
11.6
(52.9)
5.1
(41.2)
−0.2
(31.6)
−5.2
(22.6)
3.3
(37.9)
最低気温記録 °C°F −16.6
(2.1)
−17.0
(1.4)
−14.8
(5.4)
−9.0
(15.8)
−2.2
(28)
0.8
(33.4)
4.9
(40.8)
7.1
(44.8)
0.2
(32.4)
−2.3
(27.9)
−9.6
(14.7)
−14.2
(6.4)
−17.0
(1.4)
降水量 mm (inch) 169.0
(6.654)
133.5
(5.256)
146.1
(5.752)
128.9
(5.075)
123.2
(4.85)
129.5
(5.098)
230.4
(9.071)
230.9
(9.091)
200.9
(7.909)
211.8
(8.339)
229.4
(9.031)
221.8
(8.732)
2,155.4
(84.858)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 23.4 20.0 18.8 14.2 13.1 11.1 13.4 13.1 13.9 16.0 19.7 22.9 199.5
平均月間日照時間 19.6 38.7 88.9 162.6 202.1 178.7 138.1 159.3 134.4 120.5 68.4 27.3 1,338.4
出典:気象庁[4]

鹿角[5]

  • 最高気温極値(1976/11 - )37.0 ℃(2000年7月31日)
  • 最低気温極値(1976/11 - )-22.4 ℃(1977年1月27日)

湯瀬[5]

  • 最高気温極値(1976/11 - )36.0 ℃(2000年7月31日)
  • 最低気温極値(1976/11 - )-18.7 ℃(1985年1月7日)

八幡平[5]

  • 最高気温極値(1978/11 - )32.8 ℃(2007年8月14日)
  • 最低気温極値(1978/11 - )-17.0 ℃(1998年2月7日)

歴史

[編集]

鹿角市付近は古くからヒトの住んでいた地域であり、縄文時代に作られた大湯環状列石も残る。その後、作られた古墳も残っている。戦国時代の鹿角一帯は鹿角四頭の支配下だったが、江戸時代は南部藩に属した。その後、明治政府の松代藩取締地を経て九戸県八戸県などに編入されたものの1871年に秋田県に落ち着いた。現在でも、一部の鉄道駅名等に旧陸中国時代の名残を残す。

行政

[編集]
  • 市長:関厚(2021年7月3日就任、1期目)

歴代市長

[編集]

特記なき場合「歴代三役」による[7]

氏名 就任 退任 備考
児玉政吉 1972年4月1日 1972年4月13日 市長職務執行者
1 阿部新 1972年4月28日 1976年4月27日
2 児玉政吉 1976年4月28日 1980年4月27日
3 阿部新 1980年4月28日 1988年4月27日
4 杉江宗祐 1988年4月28日 2000年4月27日
5 佐藤洋輔 2000年4月28日 2005年6月6日
6 児玉一 2005年7月3日 2021年7月2日
7 関厚 2021年7月3日 現職

姉妹都市・提携都市

[編集]
1995年に友好交流都市提携を締結し、2002年5月23日に姉妹都市提携を締結した。
2000年11月6日に友好都市提携を締結。

議会

[編集]

市議会

[編集]

司法

[編集]

地域

[編集]

人口

[編集]
鹿角市と全国の年齢別人口分布(2005年) 鹿角市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 鹿角市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
鹿角市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 50,346人
1975年(昭和50年) 46,822人
1980年(昭和55年) 45,615人
1985年(昭和60年) 44,499人
1990年(平成2年) 42,407人
1995年(平成7年) 41,184人
2000年(平成12年) 39,144人
2005年(平成17年) 36,753人
2010年(平成22年) 34,473人
2015年(平成27年) 32,038人
2020年(令和2年) 29,088人
総務省統計局 国勢調査より


医療

[編集]

教育

[編集]

鹿角市には市立の中学校が5校、市立の小学校が10校(うち分校1校)もあった。一方で積雪による通学の難しさを緩和するために、東北地方で唯一の冬期分校であった田代分校も存在したものの、児童数の減少などに伴い閉校した。他にも、少子高齢化の進展に伴い閉校や統廃合が続いた。

鹿角市立の3つの幼稚園(あけぼの幼稚園、はせがわ幼稚園、みやふもと幼稚園)は、秋田県内2例目の構造改革特区である幼保一体特区により2005年4月に認可保育所の大里保育園と幼稚園3園を統合して、新たに八幡平なかよしセンターが設立された。このように、従来の厚生労働省と文部科学省の縦割り行政を打破する試みが行われた。

鹿角市内には、1校の県立高等学校が立地する。ただし、鹿角市内の高校受験生は隣接県協定により青森県津軽地方の公立高および、八幡平市など岩手県の一部の公立高校も受験可能である。ただ北上市雫石町西和賀町の公立高校受験も可能だが、地理的に鹿角市内からの通学は難しい。

各学校については、鹿角市のホームページ を参照

高等学校

[編集]

中学校

[編集]
  • 鹿角市立十和田中学校
  • 鹿角市立花輪中学校
  • 鹿角市立尾去沢中学校
  • 鹿角市立八幡平中学校

小学校

[編集]
  • 鹿角市立十和田小学校
  • 鹿角市立大湯小学校
  • 鹿角市立花輪小学校
  • 鹿角市立柴平小学校
  • 鹿角市立尾去沢小学校
  • 鹿角市立八幡平小学校

.

幼稚園・保育園

[編集]
  • はちまんたい幼稚園・保育園(八幡平なかよしセンター)
  • 花輪幼稚園
  • 鹿角カトリック幼稚園
  • 花輪さくら保育園
  • 尾去沢保育園
  • 毛馬内保育園
  • にこにこ保育園
  • 大湯保育園
  • 杉の下保育園
  • わかば保育園
  • わんぱくはうす

特別支援学校

[編集]

その他の施設

[編集]
  • 第二北部自動車学校

閉校した学校

[編集]
  • 鹿角市立草木小学校
  • 鹿角市立大湯小学校、田代分校中滝校舎 - 2009年3月に閉校。
  • 鹿角市立十和田小学校、山根分校 - 2011年3月に閉校。
  • 鹿角市立末広小学校 - 2019年3月31日に閉校。同年4月1日より鹿角市立十和田小学校へ統合された。
  • 鹿角市立花輪北小学校・鹿角市立平元小学校 - 2021年3月31日に閉校し、同年4月1日より鹿角市立柴平小学校へ統合された。

経済

[編集]

農業

[編集]

果樹栽培

[編集]

鹿角市は、秋田県内において比較的、果物の栽培の盛んな地域であり、2013年時点でリンゴ、セイヨウナシ、サクランボ、モモ、ブルーベリー、マルメロ、プルーンの秋田県内における主産地に挙げられた[8]

なお、秋田県は日本におけるモモの主産地というわけではないものの、鹿角市のモモ農家は日本の他の産地よりも出荷時期を遅くして値崩れを防いでいる。具体的には、日本におけるモモの出荷時期は、概ね7月下旬から9月下旬で[9]、東日本のモモの主産地である山梨県、長野県などですら、遅くとも例年10月上旬まででモモの出荷を終えるのに対して[10]、鹿角市のモモ農家は、10月中は出荷を続ける[9]。これをJAかづのは「かづの北限の桃」として売り出しているものの[11]、ここで言う北限とは地理的な意味での北限ではなく「日本で最も出荷時期が遅い」という意味である[9]

実際、鹿角市より北の青森県でも「津軽の桃」というブランドで桃が栽培、出荷されている[12]

日本におけるリンゴの主産地と言えば青森県だが[注釈 5]、鹿角市付近のリンゴ農家は「鹿角リンゴ」として出荷を行ってきた。

果樹以外

[編集]

鹿角市付近ではアキタブキを栽培して、特産品として出荷してきた。

鹿角市は、山間部ながら稲作も行ってきた。

畜産業

[編集]

鹿角市内には熊取牧場や小国牧場のように秋田県内では比較的規模の大きな牧場が有り、肉牛は「かづの牛」などとして、ブタは「八幡平ポーク」などとして出荷してきた。

鉱業

[編集]

かつては尾去沢鉱山が操業していたものの既に閉山し、これはマインランド尾去沢として観光地化された。ただし、鉱山跡からは重金属などに汚染された排水の流出が続いており、その処理で不正を行い、汚染水を垂れ流れしていた事実が発覚した。このように、環境汚染ももたらしてきた。

エネルギー産業

[編集]

鹿角市南端部には、大沼地熱発電所が立地する。例えば、熊沢川の熊沢水力発電所のように複数の水力発電所も立地する。

主要な企業

[編集]
  • ジョイタム
  • 川島製作所 鹿角コネクタ

金融機関

[編集]

統一金融機関コード・支店コード順)

郵便

[編集]
  • 花輪郵便局(集配局)
  • 毛馬内郵便局(集配局)
  • 八幡平郵便局(集配局)
  • 曙郵便局
  • 長谷川郵便局
  • 湯瀬郵便局
  • 柴平郵便局
  • 尾去沢郵便局
  • 末広郵便局
  • 大湯郵便局
  • 長井田簡易郵便局
  • 水沢簡易郵便局
  • 上花輪簡易郵便局

交通

[編集]
鹿角花輪駅

鉄道路線

[編集]

市内には花輪線が通っており、中心駅として機能している駅は鹿角花輪駅である。

東日本旅客鉄道(JR東日本)

バス

[編集]

路線バス

[編集]

高速バス

[編集]

道路

[編集]

高速自動車国道

[編集]

鹿角郡小坂町小坂ICと併せ、鹿角地域は秋田県内で唯一東北自動車道のインターチェンジが設置されている地域である。

  • E4 東北自動車道

一般国道

[編集]

県道

[編集]
主要地方道
[編集]
一般県道
[編集]

食文化

[編集]

鹿角市はきりたんぽが発祥した場所とされている。郷土料理として、けいらんが知られている。

鹿角市は秋田県内だが、江戸時代までは南部盛岡藩が統治していた場所であり、南部煎餅も作られてきた。山がちな場所でもあり、クルミ餅も作られてきた。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

[編集]

名所・旧跡・観光スポット

[編集]

催事・祭事

[編集]

メディア

[編集]

市内を本拠とする放送局

[編集]

市内を本拠とするインターネットプロバイダー

[編集]
  • インターネット鹿角(通称:インコックINKOC)NPO法人

中継局を設置する県域局

[編集]

テレビ局

[編集]

ラジオ局

[編集]
  • AM
    • ABSラジオ(秋田放送) 801 kHz
    • NHKラジオ秋田第1 1341 kHz
    • NHKラジオ秋田第2 1521 kHz
  • FM

出身有名人

[編集]

関連人物

[編集]
  • 北原白秋作詞家 尾去沢小学校の校歌を作詞)
  • 小林範仁(スキー複合、ユニバーシアード・タルビジオ大会3冠:花輪高校出)
  • 畠山陽輔(スキー複合、トリノオリンピック日本代表:花輪高校出)
  • 立花兄弟キャプテン翼に登場する架空のサッカー選手:鹿角市花輪出身、花輪小学校・花輪中学校出)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ この周辺に市境界未確定部あり。
  2. ^ 八幡平の頂上は仙北市にある。
  3. ^ 「森」と付くものの、これらは山である。
  4. ^ この区間は、秋田県内で最初の高速道路供用開始区間である。
  5. ^ 日本産のリンゴの収穫量の多くは、青森県産が占めてきた。

出典

[編集]
  1. ^ 鹿角観測地点は1991年7月18日までは毛馬内観測地点のデータ
  2. ^ 鹿角 1991-2020年”. 気象庁. 2024年12月8日閲覧。
  3. ^ 湯瀬 1991-2020年”. 気象庁. 2024年12月8日閲覧。
  4. ^ 八幡平 1991-2020年”. 気象庁. 2024年12月8日閲覧。
  5. ^ a b c 気象庁(過去の気象データ検索)
  6. ^ 図典 日本の市町村章 p40
  7. ^ 歴代三役”. 鹿角市 (2018年11月30日). 2021年3月4日閲覧。
  8. ^ 井上 繁 『47都道府県・くだもの百科』 本文のpp.74 - 77 丸善出版 2017年5月30日発行 ISBN 978-4-621-30167-8
  9. ^ a b c 井上 繁 『47都道府県・くだもの百科』 本文のp.75 丸善出版 2017年5月30日発行 ISBN 978-4-621-30167-8
  10. ^ 井上 繁 『47都道府県・くだもの百科』 本文のp.7 丸善出版 2017年5月30日発行 ISBN 978-4-621-30167-8
  11. ^ 井上 繁 『47都道府県・くだもの百科』 本文のp.7、p.75 丸善出版 2017年5月30日発行 ISBN 978-4-621-30167-8
  12. ^ 津軽の桃
  13. ^ 花輪ばやしホームページ
  14. ^ スポーツニッポン『我が道』2016年5月2日

外部リンク

[編集]