S/2017 J 4
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S/2017 J 4 Pandia[1] | |
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2003年2月28日にカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡によって撮影されていたPandiaの画像
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仮符号・別名 | Jupiter LXV |
見かけの等級 (mv) | 23.0[2] |
分類 | 木星の衛星(不規則衛星) |
発見 | |
発見年 | 2017年[3] |
発見者 | スコット・S・シェパード[1] |
発見場所 | セロ・トロロ汎米天文台[1] |
軌道要素と性質 | |
軌道の種類 | ヒマリア群 |
木星からの平均距離 | 11,525,000 km[2] |
離心率 (e) | 0.180[2] |
公転周期 (P) | 252.1 日 (0.690 年)[2] |
軌道傾斜角 (i) | 28.15°[2] |
近点引数 (ω) | 238.8°[2] |
昇交点黄経 (Ω) | 228.4°[2] |
平均近点角 (M) | 282.4°[2] |
木星の衛星 | |
物理的性質 | |
直径 | ~3 km[2] |
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S/2017 J 4(Pandia[1])は、木星の第65衛星である[4][5]。S/2017 J 4 の軌道傾斜角は 28.15°で、木星の自転と同じ向きに公転する順行衛星である。ヒマリア群に属する衛星だと考えられている[2]。
発見と名称
[編集]2017年にスコット・S・シェパードが率いる観測チームによって発見され、S/2017 J 4 という仮符号が与えられた[6]。発見にはマゼラン望遠鏡、セロ・トロロ汎米天文台、ローウェル天文台のディスカバリーチャンネル望遠鏡が用いられており、翌2018年7月17日の小惑星センターのサーキュラーで発見が報告された[6]。その後9月25日に Jupiter LXV という確定番号が与えられた[4]。
2019年2月にS/2017 J 4を含む5つの衛星の名称を一般公募すると発表され[7]、選考の結果、同年8月にPandiaという名称がS/2017 J 4の固有名として国際天文学連合に承認された[1]。Pandiaという名称は全知全能の神ゼウスと月の女神セレーネーの間に生まれた満月の女神パンディーアに因んでいる[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f “Planet and Satellite Names and Discoverers”. アメリカ地質調査所. 国際天文学連合. 2019年8月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j Scott S. Sheppard. “Moons of Jupiter”. Carnegie Science. 2018年11月21日閲覧。
- ^ NASA (2018年7月17日). “In Depth | S/2017 J4 – Solar System Exploration: NASA Science”. アメリカ航空宇宙局. 2018年11月21日閲覧。
- ^ a b “www.minorplanetcenter.net” (PDF). 小惑星センター (2018年9月25日). 2018年11月21日閲覧。
- ^ “惑星の衛星一覧”. 国立天文台 (2018年10月5日). 2018年11月21日閲覧。
- ^ a b Gareth V. Williams (2018年7月17日). “MPEC 2018-O12 : S/2017 J 4”. 小惑星センター. 2018年11月21日閲覧。
- ^ “Help Name Five Newly Discovered Moons of Jupiter!”. Carnegie Science (2019年). 2019年8月21日閲覧。