YOU ARE THE ONE
「YOU ARE THE ONE」 | |
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TK presents こねっと の シングル | |
初出アルバム『ARIGATO 30 MILLION COPIES -BEST OF TK WORKS』 | |
B面 | YOU ARE THE ONE "A CAPPELA MIX" |
リリース | |
規格 | 8cmシングル |
録音 | 1995年 |
ジャンル | J-POP |
レーベル | こねっとプラン事務局 |
作詞・作曲 |
小室哲哉(作詞・作曲) MARC、DJ KOO、hitomi(作詞) |
プロデュース | 小室哲哉 |
チャート最高順位 | |
「YOU ARE THE ONE」(ユー・アー・ザ・ワン)は、1997年1月1日に発売されたTK presents こねっと[注 1]のシングル。発売元はこねっとプラン事務局[注 2]。規格品番はKPDD-20171[2]。
概要
[編集]小室哲哉が、これまでにプロデュースや楽曲の作詞・作曲を手掛けたアーティスト達に賛同を求め、結成したコラボレーショングループTK presents こねっと名義で発表されたチャリティーシングル。
阪神・淡路大震災の際に「被災者に音楽を届けたい」と考えた小室は、CDとCDラジカセ500台を数回に分けて贈ったが、現場の混乱もあって上手く行き渡らなかった。本作のオファーが舞い込んだ時に小室は「挽回する機会」と即座に引き受けた[3]。
全員がスタジオ入りして歌入れするのは難しかったため、歌詞を担当するパート毎に別々に録音し、後から一つにまとめた。歌う順番は声質やキーの高さを考慮して決めた。1996年12月31日から翌1997年1月1日にかけての年越しライブ、および中継テレビ番組「TK Gateway CountDown Live」にてメンバーのほとんどが一堂に会してフルコーラスで披露したが、出演ができなかった甲斐よしひろ、宇都宮隆、浜田雅功のパート部分は事前収録の映像がモニターで流された。全員が集まって演奏する機会は一度も無かった。
コンセプトは「インターネットやSNSが世の中を支配して今の生活が一変する世界をイメージした」「未来を担う子供達に『君は一人しかいない存在だよ』『群れは成すけれど、その群れの中でも一人ひとりの個性はそれぞれ違う』と呼びかける」と語り、「未来」という言葉をキーワードにし、随所に散りばめた[3]。
オリコン週間シングルチャートでは1位、同年間チャートでは7位にランクイン。累計売上は122.5万枚を記録した[1]。
なお、この作品の売り上げは小・中学校のパソコン普及資金に充てられた。
楽曲の雛形は1995年に完成していて、発売前から試験的に配信していた[4]。
2017年に本作を「We Are The World」と比較し、「『難民を救おう』というシンプルな呼びかけから、世界中に感動の渦が広がっていき、みんなが一緒に感動できるような状況は生まれにくくなった」と振り返っている[3]。
収録曲
[編集]- YOU ARE THE ONE "ORIGINAL MIX"
- YOU ARE THE ONE "A CAPPELA MIX"[注 3]
- YOU ARE THE ONE "JUST INSTRUMENTAL"
参加アーティスト
[編集]- 小室哲哉(TMN/globe/H Jungle with t)[注 4][注 5]
- 以下、歌唱順。
- 内田有紀
- hitomi
- 甲斐よしひろ
- 宇都宮隆(TMN)
- taeco・kaba(dos)
- 久保こーじ
- 浜田雅功(H Jungle with t)
- 大賀埜々
- SAM・ETSU・CHIHARU(trf)
- 木根尚登(TMN)
- m.c.A・T
- 天方直実
- asami(dos)
- MARC PANTHER(globe)
- DJ KOO(trf)
- 安室奈美恵
- 華原朋美
- KEIKO(globe)
- YŪKI(trf)
- 観月ありさ
参加ミュージシャン
[編集]楽曲の収録アルバム
[編集]- 『ARIGATO 30 MILLION COPIES -BEST OF TK WORKS』 (#1)
- 『THE GREATEST HITS - 小室哲哉作品集 - a』 (#1)
- 『TETSUYA KOMURO ARCHIVES』
セルフカバー
[編集]- globe によるカバー - アルバム『Love again』に「You are the one」として収録
- 安室奈美恵 によるカバー - シングル『SOMETHING 'BOUT THE KISS』に「YOU ARE THE ONE featuring IMAJIN」として収録 - アルバム『GENIUS 2000』に同タイトルをアルバムバージョンで収録
脚注
[編集]- 出典
- 注釈