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北千曲川橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北千曲川橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 長野県中野市大字栗林 - 大字上今井
交差物件 千曲川飯山線
用途 道路橋
路線名 上信越自動車道標識上信越自動車道
管理者 東日本高速道路関東支社長野管理事務所
施工者 日本橋梁(1期橋)
宮地鐵工所(2期橋)
竣工 1996年度(平成18年度)(1期橋)
2005年(平成17年)3月10日(2期橋)
開通 1997年(平成9年)10月16日(1期橋)
2005年(平成17年) 4月29日(2期橋)
座標 北緯36度44分37.3秒 東経138度18分48.5秒 / 北緯36.743694度 東経138.313472度 / 36.743694; 138.313472 (北千曲川橋)
構造諸元
形式 ラーメン橋
材料 (上部工)
全長 371.0 m(1期橋)
374.550 m(2期橋)
10.400 m(1期橋)
9.730 m(2期橋)
最大支間長 89.000 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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上信越自動車道標識
上信越自動車道標識

北千曲川橋(きたちくまがわばし)は、長野県中野市千曲川に架かる上信越自動車道関越自動車道上越線)のラーメン橋信州中野IC - 豊田飯山IC間に位置する。

概要

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1期橋・2期橋とも製の主桁鉄筋コンクリート橋脚が剛結された複合ラーメン橋である。2期橋については自重軽減・耐久性向上・施工省力化を目的に鋼・コンクリート合成床版を採用している[1][2]

1期橋(上り線)

  • 形式 - 4径間連続複合非合成ラーメン箱桁橋(渡河部)
  • 橋格 - B活荷重
  • 橋長 - 371.0 m
    • 渡河部 - 348.000 m
      • 支間割 - 84.350 m + 89.000 m + 89.000 m + 84.350 m
  • 幅員
    • 総幅員 - 10.400 m
    • 車道 - 9.000 m
  • 総鋼重 - 1 618 t(渡河部)
  • 床版 - 鉄筋コンクリート床版(渡河部)
  • 施工 - 日本橋梁(渡河部)
  • 架設工法 - トラックレーンベント工法・ケーブルエレクション斜吊工法(渡河部)

[3][4][5]

2期橋(下り線)

  • 形式 - 4径間連続複合非合成ラーメン箱桁橋 + PC単純合成桁橋
  • 橋格 - B活荷重
  • 道路規格 - 第1種第3級B規格
  • 設計速度 - 80 km/h
  • 橋長 - 374.550 m
    • 渡河部 - 350.550 m
      • 支間割 - 83.909 m + 88.996 m + 88.938 m + 87.357 m
  • 幅員
    • 総幅員 - 9.730 m
    • 車道 - 8.840 m
  • 総鋼重 - 2 675 t(渡河部)
  • 床版 - 鋼・コンクリート合成床版
  • 施工 - 宮地鐵工所[注釈 1](渡河部)
  • 架設工法 - 手延べ送出し工法・クレーンベント工法(渡河部)

[6][7][5][1][2]

歴史

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本橋を含む1997年(平成9年)10月16日信州中野IC - 中郷IC間が暫定2車線で開通。

2005年(平成17年)4月29日に信州中野IC - 豊田飯山IC間が4車線化された。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 桑山豊六、堀大祐、佐藤正勝「鋼・コンクリート複合構造部における高流動コンクリートの冬季施工」(PDF)『宮地技報』第19号、宮地鐵工所、2003年3月、6–14、2021年5月8日閲覧 
  2. ^ a b 佐藤正勝、河重貴之「上信越自動車道 北千曲川橋 (II期線)の施工報告(剛結構造,合成床版)」(PDF)『宮地技報』第20号、宮地鐵工所、2005年8月、67–89、2021年5月8日閲覧 
  3. ^ 橋梁年鑑 平成10年版”. 日本橋梁建設協会. pp. 110, 210, 211. 2020年6月1日閲覧。
  4. ^ 北千曲川橋”. 施工実績. 日本橋梁. 2020年6月1日閲覧。
  5. ^ a b 【別添】点検計画・修繕計画(橋梁)” (PDF). 東日本高速道路. p. 45. 2021年5月16日閲覧。
  6. ^ 橋梁年鑑 平成18年版”. 日本橋梁建設協会. pp. 117, 204, 205. 2020年6月1日閲覧。
  7. ^ 北千曲川橋”. 一般橋梁. 宮地エンジニアリング. 2020年6月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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