コンテンツにスキップ

天彩峰里

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

天彩 峰里(あまいろ みねり、3月26日[1] - )は、宝塚歌劇団宙組に所属する娘役。

兵庫県宝塚市[2]市立御殿山中学校出身[2]。身長164cm[1]。愛称は「じゅり」、「みねり」、「じゅっちゃん」[1]

来歴

[編集]

2012年、宝塚音楽学校入学。

2014年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に100期生として入団[3][4]。入団時の成績は5番[3]月組公演「宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で初舞台[1]

2015年、組まわりを経て星組に配属[3]

2017年のショー「Bouquet de TAKARAZUKA」で初のエトワールに抜擢[4]。同公演千秋楽翌日となる12月25日付で宙組へと組替え[4]

2018年、真風涼帆星風まどかトップコンビ大劇場お披露目となる「天は赤い河のほとり」で、新人公演初ヒロイン[5][4]。続くショー「ハッスル メイツ!」でバウホール公演初ヒロイン[6][7]

2019年の「群盗」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[8][9]

2021年の「夢千鳥」で2度目のバウホール公演ヒロイン[10][7]。同年の「プロミセス、プロミセス」(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL公演)で、2度目の東上公演ヒロイン[11][12]

2023年12月25日付で月組へ組替えとなることが発表されていたが、中止となる[13][14]

人物

[編集]

宝塚市内で生まれ育ち、物心つく前から沢山の音楽に囲まれて日々を過ごした[4]。兄が2人いる[4]

小学生の時に初めて宝塚大劇場で観た湖月わたる主演の「ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-」に胸を鷲掴みにされ、白羽ゆりが演じていたマリー・アントワネットに憧れ、自分もこの舞台に立ちたいと、音楽学校受験を決意した[4]

主な舞台

[編集]

初舞台

[編集]

組まわり

[編集]

星組時代

[編集]

宙組時代

[編集]

出演イベント

[編集]
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』[注釈 1]
  • 2015年11月、第6回『マグノリアコンサート・ドゥ・タカラヅカ』
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』[注釈 2]
  • 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』
  • 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』

広告

[編集]
  • 2018 - 2019年、『TOCCA』[16]

受賞歴

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ドンブラココーラス。
  2. ^ コーラス。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、133頁。ISBN 978-4-86649-258-2
  2. ^ a b c d <華宝塚>感情豊かに心込めて 天彩峰里(宙組) 東京新聞。
  3. ^ a b c d 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、80頁。ISBN 978-4-908135-34-7
  4. ^ a b c d e f g h i フェアリーインタビュー 宙組 天彩峰里”. ウィズたからづか. 2019年10月8日閲覧。
  5. ^ a b 宝塚宙組・鷹翔千空、101期生初主演「終わった瞬間ビックリするほどホッとした」”. デイリースポーツ. 2019年10月8日閲覧。
  6. ^ a b 宙組・和希そら バウ初主演作“快幕”「『そーらーパワー』感じて!」”. スポーツ報知 (2018年8月2日). 2023年11月15日閲覧。
  7. ^ a b c 宝塚宙組・和希そら主演「夢千鳥」骨太愛憎劇を好演/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年11月15日). 2023年11月15日閲覧。
  8. ^ a b 芹香斗亜率いる若手の力量を感じさせる宝塚宙組公演『群盗-Die Räuber-』”. 宝塚ジャーナル. 2019年10月8日閲覧。
  9. ^ a b 芹香斗亜、宙組初主演作で渾身の演技 » Lmaga.jp”. Lmaga.jp (2019年2月9日). 2023年11月15日閲覧。
  10. ^ a b 宙組スター和希そら、男女の愛憎劇で新境地 歌やダンスで力強く表現 - 宝塚 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年11月15日閲覧。
  11. ^ a b 宙組芹香斗亜2年9カ月ぶり主演、男役15年の包容力で「宝塚の二枚目像」 - 宝塚 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年11月15日閲覧。
  12. ^ a b コメディで小粋なセンスを発揮、宙組・芹香斗亜の主演作が開幕/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年11月15日). 2023年11月15日閲覧。
  13. ^ 宝塚歌劇の娘役、宙組・天彩峰里と月組・きよら羽龍が“トレード”組替え”. スポーツ報知 (2023年9月15日). 2023年11月15日閲覧。
  14. ^ 【宝塚】組替え中止に劇団も「近年では記憶にない」と異例認める ファンも「初めてでは?」 日刊スポーツ。
  15. ^ 宝塚歌劇宙組公演23日遅れの開幕 真風涼帆「『きょうを一生懸命に』と思っていただけたら」 スポーツ報知。
  16. ^ 宝塚歌劇団 宙組 星風(ほしかぜ)まどかさん、遥羽(はるは)ららさん、天(あま)彩(いろ)峰里(みねり)さんを起用 NEWSCAST。
  17. ^ 『2021年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、85頁。ISBN 978-4-86649-190-5
  18. ^ 『2022年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7

外部リンク

[編集]