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宝塚歌劇団58期生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宝塚歌劇団58期生(たからづかかげきだん58きせい)とは、1970年(昭和45年)に宝塚音楽学校に入学し、1972年(昭和47年)に卒業。同年、宝塚歌劇団に入団し、『かぐら』『ザ・フラワー』で初舞台を踏んだ48人を指す。

概要

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この期には、元花組トップスターの高汐巴、元星組トップスターの峰さを理、元月組トップ娘役五條愛川、元花組・雪組2番手スターの寿ひずる、元専科男役で元花組組長の星原美沙緒、元専科女役で元月組組長の邦なつきが入団。

一覧

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芸名 読み仮名 誕生日 出身地 出身校 芸名の由来 愛称 役柄 退団年 備考
暁留美 あかつき るみ 2月2日 大阪府 PL学園 リラちゃん 男役 1973年
茜真弓 あかね まゆみ 11月1日[1] 東京都[1]世田谷区 昭和女子大学附属中学校 恩師が命名 マサコ[1] 娘役 1981年
新みき あらた みき 3月23日 香川県高松市 明の星女子高等学校 ブチ 男役 1972年
亜蘭美香 あらん みか 9月2日 大阪府吹田市 芦屋女子中学校 草笛美子が命名 ミッチ
みか
男役 1979年
海しらほ うみ しらほ 7月25日 神奈川県横浜市 湘南白百合学園 郷ちぐさが命名 ジュンチ 男役 1977年
梅里ちえり うめざと ちえり 12月17日 福岡県福岡市 杉並区立西宮中学校 東宝社長が命名 チエリ 娘役 1973年
江真千晶 えま ちあき 3月6日 大阪府豊中市 芦屋学園 ウッコ 男役 1981年 宝塚歌劇団振付家・伊賀裕子
風かおる かぜ かおる 3月15日 熊本県上益城郡 神戸市立生田中学校 姉の芸名 ヒロコ
カゼ
男役 1978年 姉は風さやか
後に娘役に転向
桂美紀 かつら みき 4月22日 群馬県前橋市 PL学園 尊師が命名 ココ 娘役 1980年 日本舞踊・西川美紀[2]
邦なつき くに なつき 8月14日 大阪府大阪市 大阪市立扇町高等学校 まり
プーちゃん
男役 2011年 後に娘役に転向
日本舞踊・花柳萩真理
久美まり くみ まり 5月24日 東京都墨田区 両国中学校 姉の芸名 マリッペ
マリちゃん
娘役 1983年 姉は久美かおる
湖々まりも ここ まりも 7月26日 神奈川県横浜市中区 横浜女子中学校 ヨシエ
まりも
娘役 1973年
御所まゆか ごしょ まゆか 8月27日 兵庫県神戸市須磨区 武庫川学院 リッコ 娘役 1972年
五條愛川 ごじょう あいせん 7月26日[1] 兵庫県神戸市[1] 愛徳学園 母が命名 エコ[1] 男役 1982年 後に娘役に転向
箏曲家・菊月美穂[2]
寿ひづる ことぶき ひづる 3月17日[3] 三重県津市[3] 帝塚山学院 尊師が命名 イーちゃん[3] 男役 1982年 改名後・寿ひずる(ことぶき ひずる)[4]
俳優
息子は二代目坂東巳之助
娘は守田菜生
早織光世 さおり みつよ 12月20日 大阪府大阪市 大谷高等学校 尊師が命名 みつよ 男役 1980年 日本舞踊・西川菊世[2]
純川暁美 すみかわ あけみ 4月3日 福岡県 PL学園 尊師が命名 ジュンちゃん 娘役 1979年 日本舞踊・西川暁美[2]
園みはる その みはる 1月3日 京都府京都市左京区 西山高等学校 ホシ 男役 2011年 改名後・星原美沙緒(ほしはら みさお)[4]
孝まりお たか まりお 11月8日 兵庫県神戸市生田区 園田学園 自分で考案 タヅ 男役 1983年 叔母は故里明美
高汐巴 たかしお ともえ 12月2日[1] 京都府京都市[1]中京区 成蹊学園 父が命名 サンペイ
ペイ[1]
男役 1987年 俳優
高帆里奈 たかほ りな 5月10日 埼玉県川口市 十文字学園高等学校 好きな字を
並べる
タマちゃん 娘役 1976年
千城恵 ちしろ けい 7月11日[1] 兵庫県姫路市[1] 白鷺中学校 千代に
栄える城
ケイちゃん[1]
チョイ
男役 1986年 日本舞踊・花柳芳恵[2]
夫は俳優・演出家の加藤幸男
千奈ゆみの ちな ゆみの 3月7日 東京都世田谷区 昭和女子大学附属高等学校 エミちゃん 娘役 1973年
千尋栄 ちひろ さかえ 12月10日 東京都葛飾区 国府台女子学院 キヨちゃん 男役 1974年
千船友歌 ちぶね ゆか 3月29日 兵庫県芦屋市 神戸山手学園 知人が命名 イノ 娘役 1979年
波切洋 なぎり よう 8月9日 兵庫県尼崎市 園田学園高等学校 大海原の荒波を
乗り越えるように
へり 男役 1980年
成美有紀 なるみ ゆき 11月14日 大阪府大阪市 金蘭会高等学校 娘役 1983年
野々ひかり のの ひかり 11月26日 兵庫県西宮市 甲陵中学校 野に光が
射す様に
ノンコ
ノノちゃん
娘役 1979年
鳩笛真希 はとぶえ まき 2月17日 大阪府池田市 梅花学園 キャン 娘役 1987年 俳優
日本舞踊・藤間嘉抄[2]
花園まり はなぞの まり 2月28日 兵庫県神戸市東灘区 神戸山手女子学園高等部 本名 マコ
マリちゃん
娘役 1982年 改名後・花園麻里(はなぞの まり)[5]
花美香 はなみ かおり 10月18日 兵庫県尼崎市 梅花高等学校 グミ 男役 1973年
光香王子 ひかり かおこ 2月16日 大阪府大阪市福島区 園田学園 タミちゃん 男役 1977年
白道れい奈 びゃくどう れいな 7月23日 三重県伊勢市 高田学苑 家名 ポッケ 娘役 1985年
藤波ゆう ふじなみ ゆう 2月11日 大阪府八尾市 樟蔭高等学校 チイちゃん 男役 1979年
牧奈えりか まきな えりか 5月17日 兵庫県神戸市東灘区 宝塚高等学校 ヤスコ 娘役 1979年
真汐ちなみ ましお ちなみ 9月30日 京都府京都市 宝塚第一中学校 オッコ 男役 1988年
真柴真 ましば しん 8月30日 福岡県福岡市 京都女子高等学校 マチ
マツ
男役 1973年
松風都巳 まつかぜ さとみ 12月14日 静岡県浜松市 西遠女子学園 父が命名 ヨッタン
良兵衛
男役 1980年
麻里光 まり ひかる 12月11日 兵庫県神戸市長田区 宝塚中学校 本名 テマリ 男役 1985年 後に娘役に転向
美門有輝 みかど ゆき 8月9日 山口県下松市 西南女学院高等学校 出身地・
門司
ミエコ
ゆえん
娘役 1974年
路のぼる みち のぼる 2月13日 京都府京都市左京区 宝塚高等学校 ウーちゃん 男役 1973年
峰さを理 みね さおり 7月15日[6] 福井県敦賀市[6] 敦賀高等学校 本名 ミネちゃん[6]
みね
男役 1987年 俳優・歌手
日本舞踊家・西崎峰
實亜紀 みのり あき 11月10日 東京都港区 常磐学園 ミーボー 娘役 1972年
八代東奈 やしろ はるな 11月26日[3] 大阪府吹田市[3] 鳴尾高等学校 トンコ
トモコ[3]
男役 1977年
夕鶴まい ゆうづる まい 9月7日 香川県高松市 実践女子学園 ユウコちゃん 娘役 1978年
優美あい ゆうび あい 3月7日 大阪府大阪市北区 武庫川高等学校 チッちゃん 男役 1977年
有季れいな ゆき れいな 8月29日 アメリカ合衆国
ハワイ州
ホノルル・ルーズベルト高等学校 マーガレット 男役 1978年
裕あゆむ ゆたか あゆむ 4月18日 京都府舞鶴市 華頂学園 ミワちゃん 男役 1987年

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 「舞台を色どる人々」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、241頁。 
  2. ^ a b c d e f 「エンサイクロペディア・タカラジカ」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、219頁。 
  3. ^ a b c d e f 「舞台を色どる人々」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、235頁。 
  4. ^ a b 70年史(別冊) 1984, p. 113.
  5. ^ 70年史(別冊) 1984, p. 38.
  6. ^ a b c 「舞台を色どる人々」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、245頁。 

参考文献

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  • 編集兼発行人:橋本雅夫『宝塚歌劇の70年(別冊)―年譜・最近の10年―』宝塚歌劇団、1984年5月18日。