宝塚歌劇団98期生
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(湊璃飛から転送)
宝塚歌劇団98期生(たからづかかげきだん98きせい)は、2010年に宝塚音楽学校に入学、2012年に同校を卒業後、宝塚歌劇団に入団した40名を指す[1]。
概要
[編集]2010年の音楽学校の受験者数は1028人、合格者40人、競争倍率25.7倍となった[2]。
初舞台の演目は、大空祐飛・野々すみ花トップコンビ退団公演となる宙組「華やかなりし日々/クライマックス」[1][3]。
組まわりを経て2013年2月12日付で組配属となる[1]。
新人公演主演(ヒロイン)経験者に飛龍つかさ、綾凰華、暁千星、天華えま、瑠風輝、紫乃小雪、真彩希帆、星南のぞみ、有沙瞳、遥羽ららがいる。
バウホール公演主演(ヒロイン)経験者に飛龍つかさ、暁千星、天華えま、瑠風輝、紫乃小雪、真彩希帆、星南のぞみ、有沙瞳がいる。
東上公演主演(ヒロイン)経験者に暁千星、瑠風輝、有沙瞳、遥羽ららがいる。
エトワール経験者に暁千星、天華えま、瑠風輝、麗泉里、真彩希帆、有沙瞳、小春乃さよがいる。
主な生徒
[編集]OG
[編集]現役
[編集]一覧
[編集]芸名[4] | 読み仮名[4] | 誕生日[4] | 出身地[4] | 出身校[4] | 身長[4] | 愛称[4] | 役柄[1] | 配属[1] | 退団年 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
暁千星 | あかつき ちせい | 9月14日 | 広島県福山市 | 福山暁の星女子中学 | 172cm | ありんこ | 男役 | 月組→星組 | 父は山内和宏[5] | |
小春乃さよ | こはるの さよ | 5月1日 | 滋賀県草津市 | 県立草津高校 | 163cm | さよ、おさよ、こはる | 娘役 | 宙組 | ||
天華えま | あまはな えま | 8月28日 | 滋賀県近江八幡市 | 近江兄弟社高校 | 171cm | ぴー、ぴーすけ | 男役 | 星組 | 2024年 | |
真條まから | しんじょう まから | 9月16日 | 熊本県山鹿市 | 熊本信愛女学院高校 | 169cm | ゆいたん、まきゃら | 男役 | 雪組 | 2016年 | |
瑠風輝 | るかぜ ひかる | 1月26日 | 東京都調布市 | 佼成学園女子高校 | 174.5cm | もえこ | 男役 | 宙組 | ||
綾凰華 | あや おうか | 1月5日 | 兵庫県宝塚市 | 県立宝塚高校 | 170cm | あやな | 男役 | 星組→雪組 | 2022年 | |
澪乃桜季 | みおの さき | 1月11日 | 千葉県船橋市 | 私立江戸川女子高校 | 159cm | SAKI、みお | 娘役 | 星組 | ||
遥羽らら | はるは らら | 5月31日 | 愛知県名古屋市 | 市立守山中学 | 164cm | まお | 娘役 | 宙組 | 2021年 | |
潤奈すばる | じゅんな すばる | 2月12日 | 神奈川県川崎市 | 私立和光高校 | 170cm | りりちゃん | 男役 | 宙組 | 2018年 | |
飛龍つかさ | ひりゅう つかさ | 10月11日 | 東京都江東区 | 麹町学園女子高校 | 171cm | まいか | 男役 | 花組 | 2022年 | |
真彩希帆 | まあや きほ | 7月7日 | 埼玉県蕨市 | 関東国際高校 | 164cm | きほ、なつこ、なっちゃん | 娘役 | 花組→星組→雪組 | 2021年 | |
星南のぞみ | せいな のぞみ | 9月4日 | 滋賀県大津市 | 同志社女子高校 | 162cm | りぃちゃん | 娘役 | 雪組 | 2021年 | |
美都くらら | みと くらら | 9月24日 | 兵庫県神戸市 | 市立本山南中学 | 162cm | ミトちゃん | 娘役 | 星組 | 2016年 | |
紫乃小雪 | ゆかりの こゆき | 9月8日 | 大阪府大阪市 | 帝塚山学院高校 | 160cm | ゆきちぃ | 娘役 | 月組 | 2017年 | |
彩波けいと | あやなみ けいと | 2月5日 | 神奈川県川崎市 | 下北沢成徳高校 | 173cm | みい | 男役 | 雪組 | 2017年 | |
穂稀せり | ほまれ せり | 12月12日 | 東京都品川区 | 日本音楽高校 | 167cm | ほまれ | 男役 | 宙組 | 2022年 | |
湊璃飛 | みなと りひ | 11月14日 | 香川県高松市 | 市立牟礼中学 | 169cm | きみ、りひ | 男役 | 星組 | 2021年 | |
峰果とわ | みねか とわ | 5月28日 | 東京都港区 | 聖心女子学院高等科 | 171cm | とわ | 男役 | 花組 | ||
有沙瞳 | ありさ ひとみ | 8月4日 | 三重県鈴鹿市 | 鈴鹿高校 | 161cm | MIHO、ひとみ、くらっち | 娘役 | 雪組→星組 | 2023年 | |
麗泉里 | うらら せんり | 1月12日 | 長野県東御市 | 市立東部中学 | 162cm | せんり | 娘役 | 月組 | 2024年 | |
夢乃花舞 | ゆめのか まい | 11月24日 | 兵庫県宝塚市 | 梅花高校 | 164cm | まい、マイミー | 娘役 | 雪組 | 2018年 | |
七輝かおる | ななき かおる | 2月8日 | 神奈川県横浜市 | 横浜富士見丘学園 | 170cm | かみーゆ | 男役 | 花組 | 2016年 | |
鳳華はるな | ほうか はるな | 11月6日 | 群馬県高崎市 | 県立前橋清陵高校 | 168cm | MINO、ハル | 男役 | 雪組 | 2019年 | |
風輝駿 | かざき しゅん | 1月25日 | 東京都江東区 | 山脇学園高校 | 170cm | ミキティ | 男役 | 宙組 | 2019年 | 母は美浜寿里[6] |
天希ほまれ | あまき ほまれ | 12月23日 | 東京都墨田区 | 白百合学園高校 | 168cm | りさこ、むらり | 男役 | 星組 | ||
蒼真せれん | そうま せれん | 8月14日 | 神奈川県藤沢市 | 湘南台高校 | 172cm | うっちー | 男役 | 月組 | 2021年 | |
華雪りら | はなゆき りら | 10月14日 | 大阪府池田市 | 府立池田北高校 | 159cm | ERI | 娘役 | 宙組→星組 | 2022年 | |
叶海世奈 | かなみ せな | 4月20日 | 兵庫県姫路市 | 賢明女子学院中学 | 169.5cm | せな、Akari | 男役 | 雪組 | 2018年 | |
清華蘭 | きよか らん | 1月15日 | 東京都目黒区 | かえつ有明高校 | 162cm | あちゃ | 娘役 | 月組 | 2023年 | |
周旺真広 | すおう まひろ | 8月5日 | 愛知県北名古屋市 | 市立西春中学 | 170cm | かなみ、かなみん | 男役 | 月組 | 2020年 | |
紫咲樹れの | しざき れの | 8月23日 | 神奈川県横浜市 | 県立元石川高校 | 168cm | れの、ちょふ、さかみん | 男役 | 月組 | 2017年 | |
夕渚りょう | ゆうなぎ りょう | 2月19日 | 東京都中央区 | 立教女学院高校 | 171cm | しも | 男役 | 星組 | ||
瀬南海はや | せなみ はや | 10月29日 | 群馬県前橋市 | 共愛学園高校 | 171cm | さわきち、せなみ | 男役 | 雪組 | 2016年 | |
音風せいや | おとかぜ せいや | 12月7日 | 東京都品川区 | 女子美術大学付属高校 | 167cm | おと、せいや | 男役 | 月組 | 2019年 | |
桜花りな | おうか りな | 10月17日 | 千葉県我孫子市 | 県立松戸高校 | 165cm | オカリナ、つる | 娘役 | 花組 | 2017年 | |
美丘安里 | みおか あんり | 6月4日 | 大阪府豊能郡 | 百合学院高校 | 163cm | しょうこ | 娘役 | 星組 | 2017年 | |
茉玲さや那 | まれい さやな | 4月25日 | 東京都大田区 | 聖ヨゼフ学園高校 | 162cm | Mayu、たまごちゃん、ニョッキ | 娘役 | 花組 | 2019年 | 妹は凰海るの[7] |
妃月ゆめ | ひづき ゆめ | 3月5日 | 兵庫県神戸市 | 神戸山手女子高校 | 162cm | まき、YUME | 娘役 | 花組 | 2015年 | |
尚央海りせ | なおみ りせ | 1月14日 | 埼玉県川口市 | 慶應義塾女子高校 | 171cm | しょーこ | 男役 | 宙組 | 2015年 | |
澄月菜音 | すみづき なおと | 10月9日 | 沖縄県浦添市 | 興南高校 | 169cm | たも | 男役 | 花組 | 2021年 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 124.
- ^ 宝塚音楽学校にもコロナの影響 受験者150人以上減で今世紀最少倍率 デイリースポーツ。
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 201.
- ^ a b c d e f g 『宝塚おとめ 2012年度版』 阪急コミュニケーションズ、2012年、141-147頁。ISBN 978-4-484-12506-0。
- ^ 村上久美子 (2017年11月23日). “バウ単独初主演 南海投手父の背に自ら重ね/暁千星”. 日刊スポーツ 2023年2月13日閲覧。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 29.
- ^ 『母娘・姉妹ジェンヌ一覧/宝塚おとめ 2020年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、121頁。ISBN 978-4-86649-125-7。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。